作成者別アーカイブ: 広報企画室

芸術鑑賞会で落語と講談を鑑賞しました

12月17日(月)の午後、全校生徒が芸術鑑賞会に参加、落語と講談を楽しみました。

本校では、芸術への感性を育てるため、2学期に演劇、音楽鑑賞、古典芸能などの各ジャンルのプロの公演を鑑賞しています。小雨の中を会場の岡山市民会館に移動した生徒たち。落語や講談の生の高座は初めてという生徒も多く、期待が高まります。今回から保護者の方にもご案内し、14名の方々に参加していただきました。

出囃子(でばやし)にのってまず登場したのは、桂文三師匠。「寄席入門」として、手ぬぐいや扇子の使い方を実演しました。師匠が使うと、一本の扇子が徳利になったり算盤(そのばん)になったり、まさに変幻自在でした。

この日の演目は次のとおりでした。

講談 一龍齋 貞鏡 「扇の的」

落語 桂 文三    「時うどん」

講談 一龍齋 貞水 「江島屋怪談」

「江島屋怪談」は、人間国宝である一龍齋 貞水さんの得意の演目。照明と音響の効果が、語りの巧みさをいっそう引き立てて、娘を亡くした母親の怨念を描き出していました。「扇の的」や「時うどん」の明るい高座の後の本格的な怪談に、生徒たちは水を打ったように静まりかえって聞き入っていました。

落語、講談の生の高座を堪能した芸術鑑賞会でした。公演いただきました3人の師匠、関係者の皆さま、ありがとうございました。

 

 

 

「ふいご祭り」を行いました

12月13日(木),機械科で鞴(ふいご)祭りが行われました。

「鞴(ふいご)」は製鉄や鍛造などの際,炉を高温にするために空気を送り込む道具で,「吹子」とも書かれます。ふいご祭りは,鋳物師、鍛冶屋、石工などふいごを用いる職人が、旧暦11月8日に行った祭りです。鉄とのゆかりの深い岡工機械科では,毎年12月にふいご祭りを行ってきました。

正午,関係の先生方が鋳造実習室に集まり,祝詞(のりと)奉読や玉串奉呈をして,今年1年の感謝と来年の無事を祈願しました。その後,機械科職員室でぜんざいとみかんを食べながら歓談しました。

 

 

土木科1年生 道路工事現場で校外学習

11月29日(木)、土木科1年生は今年2回目の校外学習を行いました。

見学場所は、東播磨南北道路を繋ぐ加古川中央JCT(ジャンクション)の橋梁工事現場です。ここでは国道2号線加古川バイパスのリニューアル工事が行われています。

見学では、発注者である国土交通省近畿地方整備局の方や、工事を施工しておられる奥村組(下部工)、日本車両(上部工)の方々に本当に親切丁寧に案内や説明をしていただきました。

生徒の感想では、「学校では学べないことを多く教わった」「橋が完成するまでの大変さを学んだ」「測量の重要さが実感できた」「現場の方々がこんなに優しいとはびっくりした」「普段できない体験を多くさせていただき、おもしろかった」などの声が多く、土木に対する興味関心が高まった生徒が多かったようです。

県外での見学のため、バス移動の時間が多く、疲れた様子の生徒もいましたが、この校外学習を通して、土木の役割である「人々の暮らしを豊かにする」という使命が、より明確に学べました。また同時に、土木に関わる方々の温かさを本当に実感できました。これからの土木の学習に活かしていきたいと思います。

お忙しい中、私たちのために見学会を催してくださいました国土交通省近畿地方整備局の方を始めとする奥村組、日本車両の皆様、本当にありがとうございました。

  

  

【吹奏楽部】バンドフェスティバルで感動の合同演奏♪

11月23日(金)、倉敷市民会館で「第36回バンドフェスティバル」が開催され、本校吹奏楽部は玉島高校、関西高校と合同演奏を行いました。演奏曲目は、『アメリカン・グラフィティ』と『情熱大陸』。39番目という遅い出番での演奏は初めてでドキドキしましたが、玉島高校と関西高校のみなさんに支えられ、すばらしい演奏を行うことができました。

約60名の大編成での演奏が経験できたこと、他校の部員たちと交流できたことも大きな収穫となり、とても感謝しています。今回の合同演奏で得たことを、これからの岡工吹奏楽部の活動に活かしていきたいと思います。

関係の皆さまには大変お世話になりました。ありがとうごさいました。

写真は本番前の「シェイク」の練習風景です。

 

 

なお、吹奏楽部は20年ぶりの”WINTER CONCERT”を次のとおり開催します。

日時 平成24年12月27日(木) 18:00~

場所 山陽新聞社 さん太ホール

ぜひ足をお運びください。

 

生徒会役員選挙を行いました

11月28日(水)、第64期生徒会役員選挙が行われました。

投票に先立ち、体育館で立ち会い演説会が行われ、生徒会長候補の上村遥菜さん、副会長候補の中島大成君、片山樹也君が演壇に立ちました。

上村さんは、生徒の声が学校生活に反映される仕組み作りとエコキャップ運動の発展、中島君は部活動のいっそうの活発化、また片山君はあいさつ運動と校内の美化を訴えました。

その後、教室で投票が行われ、開票の結果、3人の候補はそれぞれ信任されました。これから、この3人を中心として、岡工の生徒会活動をがさらに充実していくことを期待しています。

  

「総合的な学習」で郷土の歴史を学びました

11月28日(水)、2年生の総合的な学習の時間に、岡山城東高校の古市秀治先生を講師にお招きして、郷土の歴史についての講演会を開催しました。

演題は「『うらじゃ』をさかのぼる」。先生のお話は、「桃太郎=岡山」という結びつきは、実は昭和に入って広まったもので、桃太郎伝説は愛知県犬山市など全国各地に見られるというところから始まりました。そして、鬼退治の話は、全国各地に約500年前から伝わっており、岡山では吉備津彦命が「温羅(うら)」を退治した話が桃太郎の鬼退治に置き換わっていったこと。中世の下克上の時代から、武士の支配が安定した江戸時代へと時代が移ると、物語の性格も変わっていったことなど、興味深いお話を聞かせてくださいました。

クイズやユーモアを交えたお話を、生徒たちは、ときどきメモを取りながら、熱心に聴いていました。今日の講演をきっかけに、郷土の歴史についてさらに興味を持って学んでほしいと思います。

お忙しい中、楽しいお話を聞かせていただいた古市先生、ありがとうございました。

 

 

科学キッズフェスティバルに化学工学研究会が参加

11月25日(日)、県生涯学習センターで「第2回科学キッズフェスティバル&京山祭」が開催され、本校の化学工学研究会が参加しました。

元気な子どもたちのために用意した実験は、「液体窒素の実験」「人工カプセル」「スライム」「プラ板」の4種類。このうち、液体窒素の実験では、コップの中のジュースに液体窒素を注いでシャーベットを作りました。子どもたちはさっそくシャーベットを味わっていました。

岡工の実験には、700人を越える小さなお客様が足を運んでくれました。参加した岡工生にとっては、子どもたちに科学の世界を垣間見てもらうと同時に、分かりやすく伝えることの大切さを学んだ一日になり、充実した楽しい時間を過ごすことができました。

関係者の皆さま、大変お世話になりました。ありがとうございました。

  

  

 

高校写真展で特選を受賞しました

11月20日から25日まで岡山市天神山文化プラザで、「第29回岡山県高等学校写真協議会写真展」が開かれ、県下の25の高校写真部が参加し、約300点の作品が出品されました。

審査の結果、本校デザイン科2年白神はる香さんの作品「晩夏」が特選となり、同時に来年度の「全国高等学校総合文化祭長崎大会」に岡山県代表として出場することとなりました。白神さんは本年度の富山大会に続き2年連続の全国大会出場となります。

全国大会での活躍を期待しています。