3月12日(火)、平成25年度一般入学者選抜の学力検査が行われました。
8時ごろから中学生が次々に登校、集合場所の体育館で受検についての注意を聞きました。
9:20からの国語の検査が始まり、数学、社会、英語、理科の順に、それぞれ45分間の学力検査が行われました。インフルエンザ等で体調を崩している中学生もいましたが、最後までがんばって学力検査を終えることが出来ました。
3月13日(水)には面接が行われ、3月19日(火)に合格者が発表されます。
3月1日(金)、第64回卒業証書授与式が挙行されました。
吹奏楽部がエルガーの「威風堂々」を演奏する中、担任の先導で3年生318名が入場、定刻の10時に式が始まりました。
卒業証書授与では、卒業生を代表して、前生徒会長の藤原宝君が証書を受け取りました。
式辞で、高柳校長は、「『風雪にあわざれば春を見ず』、苦労を乗り越えて皆さんは卒業の日を迎えました。日本にも世界にも難問は山積しており、皆さんの新生活は必ずしも容易ではないかもしれません。しかし、卒業は同時に新たなスタートです。誠実勤勉の教えを胸に、世界的な視野を持ち、岡工で学んだ専門性を深め、自分を信じて夢の実現に頑張ってください」とエールを送りました。
生徒会長の上村さんの送辞に答えて、化学工学科の貞友隼人君が答辞を述べました。不安を抱いて入学したこと、体育祭や岡工祭、修学旅行などの行事の思い出、資格取得での苦労が語られた後、「岡工での授業や部活動、進学や就職での取組から得た自信を活かして立派な社会人になります」と力強く決意を述べました。
送る者、送られる者それぞれが思いを込めて校歌を歌い、式を締めくくりました。厳粛さの中にもまごころのこもった、とても良い卒業証書授与式であったと思います。卒業生のますますの活躍を願っています。会場のあたりに水仙が香る一日でした。
デザイン科3年生が授業で取り組んだ図書館のリーフレットが、4月から岡山市立図書館などで、乳幼児を持つ保護者に配布されることになりました。
平成24年の9月、図書館からの協力依頼を受けてこの取組が始まりました。取り組んだのはデザイン科3年生の「実習2編集コース」選択者13名。乳児の保護者に、もっと図書館を利用してもらうためのリーフレットを制作しました。
生徒たちは、実際に図書館や公民館に足を運んで情報収集をしたり、本校の図書館で司書の先生からお話を聞くなどして、リー フレットのコンセプトを決め、思い思いのリーフレットを制作していきました。
11月末、岡山市立中央図書館、岡山市子ども読書推進活動の会の方々に8つの案をプレゼンしました。プレゼンテーションを聞いて下さったみなさんからは、どの提案に対しても大変嬉しいご意見をいただき、生徒にとって大変貴重な経験となりました。
選考の結果、安倍美咲さんの提案した「本のはなし」というリーフレットが採用されました。リーフレットを手にすることで、より多くの方が図書館に足を運ぶきっかけになって欲しいという安倍さんの想いが込められています。
この取組にあたってご協力いただきました関係者のみなさまに、感謝申し上げます。
なお、現在デザイン科2年生が、岡山市立中央図書館のサイン計画をすすめており、2月27日に図書館の方にプレゼンする予定です。この模様は、後日報告します。
2月22日、岡山県庁で「岡山トップアスリート賞」の授賞式があり、本校から6人の選手が個人表彰、自転車競技部が団体賞を受賞しました。受賞者は次のとおりです。
団体 自転車競技部 (平成23年度全国高等学校選抜大会自転車競技 女子学校対抗 第1位) 個人 スポーツ優秀賞 岡崎正樹 (第67回国民体育大会陸上競技 少年男子A110mハードル 第1位) 金中竜児 (第67回国民体育大会ボクシング競技 少年バンタム級 第1位) 三宅玲奈 (平成23年度全国高等学校選抜大会自転車競技 女子TT、ケイリン 第1位)
スポーツ奨励賞 國塩智史 (第67回国民体育大会ボクシング競技 少年ライト級 第3位) 野上竜太 (2012年JOCジュニアオリンピックカップ 男子ジュニア1kmTT 第2位) 滝本泰行 (2012年JOCジュニアオリンピックカップ 男子ジュニア1kmTT 第3位)
表彰式には、金中、三宅、滝本の3選手が出席、伊原木県知事から賞状を受け取りました。
受賞した選手の皆さん、おめでとうございます。この受賞を励みに、さらにがんばって欲しいと思います。
2月21日(木)、百周年記念会館で、「スーパーエンバイロメントハイスクール研究開発事業成果発表会」が行われました。
本校は平成22年度から24年度まで、岡山県から「スーパーエンバイロメントハイスクール」の指定を受け、廃棄物(コンクリート廃材、シュレッダーゴミなど)を再利用した環境に優しい製品を開発し、校内や近隣の小学校・幼稚園等の整備を行ってきました。新たなカリキュラムを開発すること、大学・研究機関・関連企業との連携を深めること、また、自ら課題を発見し、その解決に積極的に取り組める生徒を育成することもこの取組の大きな目標でした。
報告会には、教育委員会、事業推進にご協力いただいた、岡山コンクリート(株)、ランデス(株)の方々、中庭整備や遊具の製作でお世話になった、伊島小学校、伊島幼稚園の先生方、津山工業高校、笠岡工業高校、新見高校の先生方にご出席いただきました。
初めに、平成22、23年度の取組、続いて24年度の取組について報告がありました。実際に製作に当たった8名の生徒も堂々と発表していました。
伊島小学校の牧平教頭先生からは、「校歌碑や通路、ベンチ、側溝ふたなど、校内の環境が整備されたことはもちろん、高校生の作業する姿を見た小学生にとって、絶好のキャリア教育になりました」。また、伊島幼稚園の井上園長先生からは、「ものづくりのすばらしさ、手作りのぬくもりを感じました。園児たちは喜んで遊具を使っています」とごあいさつがありました。
スーパーエンバイロメントハイスクール事業は、今年度で完了しますが、事業をとおして得た経験を、今後の取組に活かしていきたいと思います。これまでご協力、ご指導をいただきました皆さまに、心からお礼を申し上げます。
2月20日(水)、平成24年度に活躍した優秀チーム、選手、指導者に対する岡山県高体連表彰の表彰式が行われ、本校から選手8名、指導者3名が表彰を受けました。表彰された方々は次のとおりです。全国大会優勝の陸上競技部、ボクシング部、自転車競技部女子は合わせて団体賞も受賞しました。
全国大会優秀選手・指導者
岡崎正樹(第67回国民体育大会 少年男子A110mH) 指導者 中村忠彦先生
金中竜児(第67回国民体育大会 ボクシング少年バンタム級) 指導者 鴨頭知男先生
三宅玲奈(平成23年度全国高等学校選抜大会 自転車競技 女子ケイリン、500mT.T、学校対抗) 指導者 川口敬二先生
専門部優秀選手
王野裕貴(陸上競技)、國塩智史(ボクシング)、景山泰宏(自転車競技)、竹内巡・小林諒子(少林寺拳法)
受賞者の皆さん、おめでどうございます。これを励みにいっそう精進されることを願っています。