カテゴリー別アーカイブ: 専門科

06.27【土木科・情報技術科】課題研究で岡工版STEAM教育~小さな一歩~

令和7年6月27日(金)課題研究(OCP実践)において、土木科の生徒が情報技術科で3Dプリンターでのものづくりを学びました。

7学科を有する本校における岡工版STEAM教育には、「縦横のつながりを持った学習方法」がベースにあると考えています。また、本校の課題研究はどの学科も金曜日の午後に設定されているため、活動における横のつながりを持ちやすい環境でもあります。さらに現3年生は、2年生の時の総合的な探究の時間(OCP)においてMIXホームルームで活動しているため、様々な学科に顔見知りの生徒や先生がいることも、協働的に学習できる大きな要因となっています。

以下、その様子です。

今回土木科の課題研究「地域貢献班」の生徒は、【土木×防災×SDGs】をキーワードに探究活動に取り組んでいます。その中で、「液状化現象と消波ブロックを身近に感じてもらう」ためのワークショップを実施することを決めました。

しかし、自分たちの力では作ることができないことが分かったので、情報技術科の先生方にお願いに行って、3Dプリンターの使い方を学びました。急にお願いに行くのではなく、先週の時点で生徒自ら先生方にアポイントメントを取りに行っていたことも、よかったですね。

このような小さな取り組みが、学科全体で広がり、より一層生徒の学びが協働的で対話的となり、さらに深まるっていくことを期待しています。

06.27【電気科3年生】関西電力の先輩の話

 今日は2019年3月に本校電気科を卒業した「森 勇太」先輩が来校され,今の仕事を説明してくれました。森先輩は現在関西電力送配電で勤務されており,関西電力と関西電力送配電の2つの会社がなぜ生まれたか,研修や今の仕事について,能登半島地震や岡山や愛媛の大規模山林火災の支援などの業務の感想など,丁寧な話にみんな相づちを打っていました。インフラを支える大切な仕事,先輩これからも頑張ってください。

総務部の保崎様より会社の概要の説明
資料を見ながら真剣に聞いてくれました
2019年3月卒業 森先輩のプロフィール説明

06.20【情報技術科】課題研究企画発表会を行いました!

6/20(金)の4~6限で情報技術科3年生が課題研究の企画発表を行いました。

今年度の課題研究は、昨年度の2月より生徒自らが考え企画していました。生徒は少し緊張した様子でしたが各班の企画をクラスメイト相手に一生懸命、発表していました。

普段ではあまり見ることのできない生徒の一面や、深い情報技術への熱意を感じることができた素晴らしい時間でした。

06.13【電気科1年】家庭科調理実習

牛丼とお味噌汁を作りました。担任の私が見に行けた頃には、もうすでに牛丼とお味噌汁が出来上がっていましたが、美味しそうに食べたり片付けを一生懸命やっていました。

私も生徒が作った牛丼とお味噌汁を頂きましたが、とても美味しかったです!

次は何を作るのかな??

06.11【土木科】卒業生を囲む会を行いました

令和7年6月11日(水)5、6時間目、土木科1~3年生を対象にキャリア教育の一環として「卒業生を囲む会」と称し、4名の卒業生を迎え、講演とディスカッションを行いました。

来校いただきました4名の卒業生は、【県外ゼネコン】(株)淺沼組 林 鉄心 様、【県内ゼネコン】(株)蜂谷工業 光本 直矢 様、【大学進学】(株)関電工 太田 謙匠 様、【公務員】国土交通省 野澤 春翔 様 です。

以下その様子です。

第1部は、「先輩からのプレゼンテーション」をいうことで、各先輩から業務内容や一日のスケジュール、仕事の特徴などを伺いました。ユーモアを交えて話される姿に、成長と社会人の余裕を感じられることができました。

続いて第2部では、事前に生徒から集めた質問に対してお答えいただく、「ディスカッション」形式で会を進めていきました。

1.建設業界で働く上で必要なスキルはなんですか。2.仕事が辛いと感じることはありますか。それはどんなときですか。 3.仕事とプライベートの両立をどのようにされていますか。という質問に対してそれぞれの思いをお答えいただきました。

次に質疑応答の時間を設け、3年生が個人的に聞いてみたい質問を受け付けました。大学進学に向けての質問も複数ありました。

最後は生徒代表から、「コミュニケーションの大切さが改めてわかった。今できることから頑張っていきたい。後悔しない進路選択に向けてしっかり調べていきたい。」という感想を込めた謝辞で締めくくりました。

4名の卒業生の皆様、本日は後輩のために、通常業務の傍ら遠方よりお越しくださりありがとうございました。生徒は自分の進路を決定に向けてとても刺激をもらえたと思います。ありがとうございました。

と、ここで終わる予定でしたが、すべての卒業生が放課後まで残ってくださり、興味のある3年生に座談会として質問に答えてくれました。

最後の最後まで、本当にありがとうございました。

06.11【電気科2~3年生】卒業生を囲む会

 本日は忙しい仕事の合間に卒業生が来校してくれ,今の仕事内容や社会人としてのマナー,失敗談などをしてくれ,在校生にエールを送ってくれました。先輩が話す言葉は生徒たちにとって私たち教員が話すより何倍も生きた言葉として届いたようです。3人の先輩ありがとうございました!

■中国電力ネットワーク(株)小豆島ネットワークセンター

 田尾嘉徳さん(令和3年度卒)

■西日本旅客鉄道(株)

 吉本航翼さん(令和3年度卒)

■JFEプラントエンジ(株)

 内藤優真さん(令和3年度卒)

05.26【土木科】土木講演会に行ってきました

令和7年5月26日(月)、土木教育の一環として、土木科生徒1年生から3年生まで全員で(一社)全国道路標識・標示協会中国支部主催の講演会に参加してきました。講演者は(一社)全日本建設技術協会会長・国土学総合研究所長の大石久和様で、国土交通省技監、土木学会長を歴任されるなど日本の建設業の中心を担ってこられた方です。岡山県内外の建設業関係者が多数参加し、土木科生徒と合わせると約400人の聴衆となりました。土木科の卒業生も何人か参加しておられました。 大石様からは「正しい財政認識とインフラを考える」と題し、政治的側面、財政的側面、諸外国との比較など様々な方面からインフラ整備の重要性をお話し頂きました。また有権者として投票することは、政治に参加し政治に責任を持つことになるなど、多角的に講話が展開し、生徒たちも先生のお話に飲み込まれていきました。さらに高校生がこの場所に参加しているということは次世代育成にとっても重要なことだともお話になりました。生徒たちが、このようなすばらしいお話に触れたことで、インフラ整備という私たちの使命もより深く感じ、これからの学びもより深くなるでしょうし、将来、技術者として社会貢献していく人材となっていくことが期待されます。

今回は大石様の、次世代を担う若い人にこの話を聞いてほしいという、たっての御希望で最前列の位置に席を用意して頂きました。生徒たちも一生懸命聞いていました。