6月24日(日)、本校機械科棟鋳造実習室において、技能検定3級鋳造(鋳鉄鋳物鋳造
作業)の実技試験が行われ、機械科2・3年生30名の生徒が中子(なかご)の製作(40分
間に2本作成)と、組織や鋳造方案などに関する要素試験に取り組みました。
受験した生徒たちは、5月ごろから放課後の補習を受けてきました。その成果が見られ、完
成度の高い製品ができあがっていました。
※中子(なかご): 鋳物に中空部を作るために、主型にはめこむ鋳型
※鋳造方案 : 目的とする製品を完成させるために鋳造に関わる各要素の企画・設計を行うこと
[中子の製作と要素試験]
6月30日(土)、同じく本校機械加工実習室において、技能検定3級機械加工(普通旋盤
作業・フライス盤作業)の実技試験が行われました。進路決定を控えた3年生にとっては、
期末考査の勉強も気になるところですが、毎日放課後集中して補習に励み、この日に備えて
きました。検定では、制限時間の2時間以内に、安全作業を含め、寸法精度の良い製品を
完成させていました。学科試験は、7月22日(日)、再び本校で実施されます。
[旋盤作業と製品]
[フライス盤作業と製品]