7月27、28日にジップアリーナで中国地区ろう学校体育大会がありました。空き時間で練習試合も行いました。
まず練習試合についてです。これまでの試合での反省点は、メンタルの弱さや長いラリーになったときの集中力などがあります。気持ちが乱れることでミスが増え、不安にもつながってしまいます。卓球は技術も必要ですがメンタルの強さによって勝敗が左右されることが多いです。こういった課題を意識して練習試合に臨みました。8月下旬には県秋季大会が行われます。日々、緊張感を持って練習に励みたいと思っています。
今大会の補助員で私達が学べたことは、適応力だと思います。通常の卓球大会とは違い、ろう学校の大会では、配慮を必要とする場面が多々ありました。例えば、スタートの合図を視覚的に示す必要があることなど、非言語コミュニケーションの重要性を学ぶことができました。部員の中には「あの手話ってどういう意味があるんだろう」と手話に興味を持つ生徒もいました。この2日間の審判を通じて、状況に応じて柔軟に対応する力を養えたと思います。障がい者スポーツへの理解が深められ、とても良い機会になりました。
卓球部員 2年写真担当・ブログ係より