【土木科有志】AI学習の成果発表を岡山大学で行いました

令和6年2月2日(金)、岡山大学環境理工学部において、土木科有志が1年間学んだAI学習の成果発表を行いました。これは高大連携として一昨年度から行っている取組です。岡山大学大学院環境生命科学研究科西山研究室から大学院生に講師として来校頂き、土木科1~3年の有志生徒へ、AIの基礎知識から応用までご指導頂いたものです。
主テーマは「AI姿見ミラーの開発」です。これはミラーの前に立つだけで服装や安全装具の着用状態を瞬時に判断させる装置を開発し、建設現場での使用を想定したものです。また、付随したAIの学びとしてペットボトルやレジ袋の「ゴミの判別」も行いました。
生徒達は大学院生から指導を頂きながら、顔、ヘルメット、ペットボトル、レジ袋をそれぞれ対象とした4班構成で取組みました。各班とも様々な形態の写真を数百枚単位で撮影し、AIに判断させた結果の良否をまとめました。
どの班も、「AI姿見ミラーの開発」の基礎的な技術の開発に貢献できるような内容で、指導して頂いた大学院生からも、その頑張りに高評価を頂きました。参加した生徒諸君はコンピュータの基礎技術、AIの基本知識を身につけ、さらには協調性や表現力もはぐくむことができたと思います。
最後に、1年弱の期間ご指導頂きました西山先生はじめ、研究室の大学院生の皆さん、本当にありがとうございました。