【社会貢献活動】「津島遺跡やよい祭り」ボランティアに向けて

10月22日(土)、23日(日)と岡山県総合グラウンドで「津島遺跡やよい祭り」がおこなわれます。この祭りは、弥生時代の体験であったり、クイズであったり親子で歴史が学べるイベントになっています。この祭りに岡山工業高校の27名という多くの生徒がボランティアとして参加してくれると申し出てくれました。ボランティアの内容は「火起こし体験」「勾玉づくり」「古代米の収穫」などになります。10月17日(月)の放課後に、ボランティア参加者で、実際に「火起こし」と「勾玉づくり」を体験してみました。
 火起こしは「まいぎり式」と呼ばれる弥生時代に実際におこなわれていた方法で挑戦しました。初めておこなう生徒がほとんどで、最初のうちはまったく上手にできませんでした。「疲れたー」「体が痛い」など弱音を吐きながらも、あきらめる生徒はおらず、みんな楽しみながら試行錯誤していました。結果として、古代吉備文化財センターの方のレクチャーがあり、友達同士話し合い、失敗しながらすべての生徒が火起こしに成功していました。
 勾玉づくりでは、最初は四角い勾玉を、やすりで削って丸くなるように頑張っていました。ここでも、きれいな曲線が生まれるよう、友達同士話し合いながら試行錯誤する姿がありました。
 22日、23日の祭り当日は、ボランティアの生徒達は小学生達に教える立場になります。「今日失敗した内容や試行錯誤したことなどを、自信を持って教えてあげなさい」と参加者に伝えました。