【国語科】第67回青少年読書感想文岡山県コンクール入賞!!

入選   デザイン科2年  千田 見欧さん
                  「固定された価値観~『告白』を読んで」

     デザイン科2年  野口 智尋さん
                  「漁港の肉子ちゃんを読んで」

佳作   デザイン科2年  入野谷 葉琉さん
                  「生活を見つめ直す~『そして生活は続く』を読んで」

 夏休みの課題で1、2年生に読書感想文を提出してもらいました。300編あまりの中から、学校を代表して12編を県のコンクールに応募したところ、3編が入賞しました!! 県全体では329編の応募があり、その中で選ばれたのですから、たいへん価値のある受賞だといえます。なお、実業系の高校の中で岡工の応募数はトップであり、これも素晴らしいことでしょう。
 受賞した3名に読書についてお話を聞きましたので、紹介します。

千田さん:
「本を読むと、作者の人間性や遊び心などが見えてきて楽しいです。作者さんと実際におしゃべりできたら、どんなことを言うのだろう、作品への情熱はどのくらいなんだろう・・・などと考えながら読むのもワクワクします。本を読み始めると、周りの音も聞こえなくなるような感覚がして、他のことも忘れてしまうくらい物語の世界に入り込んでしまいます。」

野口さん:
「小学校の図書室がとても居心地が良くて、面白かった本を何度も借りて繰り返し読んだり、ジャンルを問わず手当たり次第に読んだりしていました。中学生の頃に読んだ手塚治虫の『火の鳥』は、予想できない展開や見事な伏線の回収に、本を持つ手が震えたのを覚えています。最近は朝井リョウさんの『死にがいを求めて生きているの』がおもしろかったです。」

入野谷さん:
「小さい頃から読書が好きで、絵本や図鑑をよく読んでいました。新しいことを知ったり、素敵な世界観に触れたりするたびにワクワクした体験が、読書の習慣につながっているんだろうと思います。文章という表現は、他のどんな表現よりも想像を膨らますことができる余白があり、文字で展開される情景を自分の好きな形で想像できるのが、読書の魅力ではないでしょうか。」

【土木科】土木学会インフラメンテンス賞を受賞しました

令和4年3月14日(月) 岡山県内の土木系学科を有する本校土木科・笠岡工業高校環境土木科・津山工業高校土木科の3校が取組んでいる「産官学で取り組む『岡山道路パトロール隊』」が、土木学会第一回「インフラメンテナンス チャレンジ賞」を受賞しました。
産官学の代表として、本校土木科狩屋雅之先生がオンラインで授賞式に臨みました。
以下その様子です。

今回の表彰は、公益社団法人土木学会インフラメンテナンス総合委員会が、インフラメンテナンスにより特に地域のインフラの機能維持・向上に顕著な貢献をなし、地域社会の社会・経済・生活の改善に寄与したと認められるプロジェクトを選考され、その結果受賞となりました。

「産官学の協働隊関係者の皆様はもちろん、岡山大学、日本非破壊検査工業会、インフラメンテナンス国民会議中国の関係者の方をはじめ、これまで取り組んでくれた高校生、卒業生に深く感謝申し上げます。今後も、インフラメンテナンス活動を通して、建設業界への人材輩出に取り組んで参りたいと思います。」【狩屋先生受賞時のコメント】

5年前に本校から発足したこの取組みは県内全域に拡がり、そしてその活動を認めていただき、今年度は第5回インフラメンテナンス大賞(国土交通省)、おかやまSDGsアワード2021<特に優良な取組>、そして今回の表彰へとつながりました。このプロジェクトはまだ発展段階です。今後も社会に拓かれた活動として、生徒自ら考え行動できるように進めていきたいと考えます。

【土木科】「Well-beingフォーラム」に参加しました

令和4年3月6日(土)土木科2・3年生有志がWWLコンソーシアム構築支援事業「Well-beingフォーラム」に参加しました。
この取組は岡山操山高等学校が中心となって取組まれている事業で、本校は高大連携事業で実施した「AI保安姿見ミラー開発」についての発表を行いました。
以下その様子です。

 午前中は各学校の研究発表と質疑応答。昼休憩を挟み午後は基調講演のあと、「“Well-being”な社会の実現に向けて」というタイトルでグループ協議がおこなわれました。土木科の生徒も他者の発言を認めながら、自分の考えも発信することが出来ました。記録係を担った生徒は、協議内容を聞きながらうまくタイピングし、記録を残していました。

生徒のひとりは、「一年間の大変な作業でした。自身の成長が感じられる活動に参加でき嬉しく思っています。」と頼もしい感想を聞かせてくれました。
 有志で参加した4名の皆さん、お疲れ様でした。

【高大連携】金沢工業大学オンライン「AI基礎」特別授業を受けました

 本日令和4年3月3日(木)金沢工業大学工学部情報工学科の山本知仁教授を講師に、生徒教員を対象にAI講習会をオンラインでおこなって頂きました。
 この講習会は昨年度、金沢工業大学と本校のみの開催でしたが、岡山県高等学校工業教育協会が加盟校に声をかけ、東岡山工業高校、笠岡工業高校、本校の3校が参加しました。金沢工業大学と岡山県高等学校工業教育協会は平成29年度に包括連携協定を結んでおり、今回の取組もその一環です。
 以下その様子です。

 今回の特別講習は、大学生が学ぶ「AI基礎」を高校生へわかりやすく作り替えて頂いた内容で、具体的にはAIの歴史から始まり、深層学習の説明と演習、現在のAIの限界とこれからという3部構成となっており、休憩を挟み50分×3コマ行いました。

生徒の声
「いくつかの文房具の写真を撮って登録し、カメラで写した文房具をAIが判断する演習が楽しかった。」
「近い将来AIに取って代わられる職業に建設系の仕事があって驚いた。」

 スマートフォンやタブレット端末をはじめ、AIは私たちの生活に自然と溶け込んでいます。今回の特別授業が様々な産業界で活躍していく彼らにとって、そのきっかけとなることを望んでいます。

【3年生】第73回卒業式を挙行いたしました

 本日令和4年3月1日、まだ寒さの残る早春の今日この良き日に、岡山県立岡山工業高等学校第73回卒業証書授与式を挙行いたしました。
 3年生のしっかりと前を見据え目と耳と心で校長先生の祝辞を聞く姿はとても誇らしく、将来の各産業界を担う技術者の一員として羽ばたく決意を垣間見ることができました。
以下その様子です。

 担任の手によるメッセージや装飾が見られるクラスもあり、式に華をそえてくれました。
 式後生徒は教室に戻り、高校生活最後のHRをおこない、担任より卒業証書を受け取りました。その後は級友や部の友人などと思い思いの場所で最後のひとときを楽しんでいました。3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。「チャレンジ」「出会いを大切に」卒業後の皆さんのご活躍をお祈りしています!
 文末となりますが今年度も新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、保護者の皆様には手指消毒の徹底、マスクの着用、書類の提出および1名だけの出席をお願いいたしました。ご協力いただき心より御礼申し上げます。

【建築科】生徒作品展をおこなっています

 明日3月1日(火)12:00までの期間、本校工友会館を会場に「建築科生徒作品展」をおこなっています。
 新型コロナウイルス感染拡大防止の措置として、会場に入れるのは本校生徒と建築科3年生の保護者の方のみに制限を設けさせていただいております。 以下その様子です。

 建築科の1~3年生が今まで学んだ知識や技術をもとに、自らのアイデアを乗せ、その集大成として表現した作品の数々が展示してあります。今回のプログラムにおける学習効果の中には、その学んだ知識や技術をどのように発揮し作品を制作するのかだけではなく、この展示会に出展することで「誰かに見られる」をいう感覚と、作品(Art)であることを意識させることで、より豊かな「表現力」を養うことを意識させました。
 今後もこれからの時代に求められる力の育成のひとつに挙げられる「表現力」を意識した建築科のプログラムを生徒とともに作り上げていきたいと思います。

【3年生】工友会入会式と卒業式予行をおこないました

 令和4年2月28日(月)明日の卒業式を目前に控え、工友会(同窓会)入会式ならびに卒業式予行をおこないました。

 いよいよ明日は卒業式です。昨年に引き続き来賓を招かず3年生とその保護者の方、教職員のみの卒業式となります。明日の晴れの日を無事終えられるためにも、体調管理を徹底していきましょう。