【総合的な探究の時間】盛り上がるOCP熱!

令和4年9月21日(水)2年生の5時間目の授業は「総合的な探究の時間」で様々な学びを
実施しています。そのプログラムの一環に「OCP(Okako Creative Project)演習」があ
ります。このプログラムは4人1組で活動し、様々な課題をそのチームで解決していく中
で、見つける力や考える力を養います。そして3年生のOCP実践(課題研究のショップの
一つ)で活かしていく、連続した学習となっています。
 そんなOCP演習2学期の課題は、「企業のアイデアコンテストに応募しよう」というこ
とで、1学期にSDGs講習会で学んだ手法を用いて、先週からアイデア出しを行なってい
ます。
以下その様子です。

今週は、先週以上に盛り上がった話し合いになっていました。「アイデア1×アイデア2=新たな価値を持つアイデア」を文字や絵を使ってホワイトボードに書き出しています。
「このアイデア説明して!」って生徒に聞くと、「これは・・・」と笑顔たっぷりに答えてくれます。確かにユニークなアイデアが目白押しでした。
今回の取組む姿で嬉しかったことは、
・「先生、班で1つのアイデアでないといけませんか?2つ考えていて・・・。」
⇒OKです!ぜひ2つ出しましょう。
・「あと10分で時間来るで!」
  ⇒時間を管理するタイムキーパーをやっている生徒がいました。班の中で司会や書記はわかりやすい役割ですが、タイムキーパーに気付いた○君、すばらしい!
・「次回の中間発表ですが、言葉で伝えるだけでなく、絵や文字を使って表現しちゃだめですか?」
  ⇒OKです。“中間発表の約束として、言葉で表現してください”と伝えた理由は、どの科のどの班も同じレベルで表現しやすい手段として決めました。しかし、「もっと○○したい」ができるのが、このOCPの活動です。ぜひそうしてください!
・そして、担任の先生方の生徒への関わりがとてもうまい!答えを伝えるわけではなく、生徒の考えを引き出すようなファシリテーション。クラスが盛り上がるわけです!
・最後に、オンラインでまとめをやっておしまい・・・のはずでしたが、拍手が起こっているクラスが複数あるではないですか!!驚きました。「楽しかった、満足した、次回も楽しみにしてるよ」という拍手かな?とても嬉しかったです。

 来週は中間発表です。体育祭前の忙しい時期ですが、だからこそできるやり方を見つけ、工夫して次週を迎えましょう。

【機械科】製図検定特別表彰

第53回機械製図検定で機械科2年の 岡本優大 君と 笠松拓海 君が特別表彰を受賞しました。今年度は総受検者13,812名中、特別表彰者は全国で4名、本校からは2年生2名が選ばれました。コツコツと粘り強く練習した結果が成果となりました。

【学校説明会】9月の学校説明会を実施しました

 令和4年9月17日(土)10:00~12:00、本校を会場に中学生・保護者・中学校の先生・学習塾関係者を対象に学校説明会を行いました。
 約60名もの希望者(事前申込済の方)が本校に集い、学校説明(岡工での学び・行事・部活・進路・入試など)と校内施設見学を中心に実施いたしました。
 以下その様子です。

約70分にわたる説明を、参加いただいた皆さんはメモをとりながら真剣に聞いてくださいました。その後の質疑応答では、保護者の方だけでなく中学生自ら挙手して質問をしてくれました。みんなも気になるような良い質問をありがとうございました。

最後に校内を歩いていただきましたが、「うわー、ひろーい!」「(校内を展望し)結構遠いなぁ。」「実習室すごっ!」「作品すごっ!」など、本校の規模の大きさや生徒の活動の様子を体感していただけたようでした。来校頂きました皆様、本日はありがとうございました。

 次回の学校説明会は、10月12日(水)18:30~20:00終了予定(申込は9月20日~10月7日 本校HPより)です。
 そして今年最後の説明会は11月19日(土)10:00~11:30終了予定(申込は10月24日~11月17日 本校HPより)です。

【人権教育】1年生人権教育講演会「ユニバーサルデザインと人権」

倉敷芸術科学大学の柳田宏治先生による、人権教育講演会をおこないました。今回のテーマは、すべての子ども達が遊ぶことができる「夢のユニバーサルデザイン公園をつくろう」というテーマで講演をおこないました。

「従来の公園では障害をもった子どもは遊ぶことができない。障害をもった子どもも遊具で遊んだり、他の子ども達と一緒に遊んだり、公園の中で安心安全に遊びたいのに、それができないという問題がある。遊ぶことは子どもの権利であり、障害の有無で遊ぶ空間が分かれることは、大きな社会課題である。」と教えていただきました。

では、どうすれば改善されるのか。将来ものづくりに携わる生徒たちは、すべての子どもが遊ぶことができるという視点でグループワークを実施しました。生徒の中には「歩いたら音が出る遊具があれば、視覚障害をもっている子どもでも楽しい」「公園の出入り口に車止めのポールがある公園では、車いすの人は入りにくいかもしれない」「現状の公園は、障害をもっていない子どもに思考が偏っていることに気づいた」など、たくさんの意見を出していました。

講演の最後には、「将来ものづくりをおこなう上で、自分だけが使いやすい製品を作るのではなく、すべての人にとって使いやすい製品を作ってほしい」と生徒達には伝えました。

今後は、各グループが考えた「夢のユニバーサルデザイン公園」について発表し、多くの人の意見を吸収してもらいたいと想っています。

【空手道】活動報告

空手道部は現在、少ない人数ではありますが一人ひとりが目標をもって練習に取り組んで
います。令和4年度の大会成績は以下の通りです。

・第40回岡山県高等学校空手道春季選手権大会
                    男子団体形         第3位
                    男子団体組手        第3位
                    男子個人形  機2A湯浅   準優勝

・第61回岡山県高等学校総合体育大会空手道競技の部
                    男子団体形         第3位
                    男子個人形  機2A湯浅   優勝

・第38回中国高等学校空手道選手権大会 男子団体形         出場
                    男子団体組手        出場
                    男子個人形  機2A湯浅   出場

・第49回全国高等学校空手道選手権大会 男子個人形  機2A湯浅   出場

今後も大会で良い結果を残せるように日々練習を重ねたいと思います。
また、空手道を通して礼儀作法なども身につけたいと考えております。
ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。

【化学工学科】2022年度高校生ものづくりコンテスト化学分析部門中国地区大会第2位

 令和4年7月23日(土)に東岡山工業高校で高校生ものづくりコンテスト化学分析部門中国地区大会が開催され化学工学科3年岸本歩さんが第2位となりました。惜しくも全国大会出場は叶いませんでしたが、日頃の練習の成果を発揮することができました。

【自転車競技部】インターハイで2種目入賞

 令和4年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の自転車競技において、赤澤京也(土3)がスクラッチにて6位、湯淺照大(機3)、住川正人(情3)、内田脩太(電3)、北井晴也(電3)がチームパーシュートにて8位入賞を達成しました。
 スクラッチはゴール着順を争うシンプルなルールですが、逃げを打ったり、ゴールスプリントに備えたりと、選手たちの考えが交錯するため、展開が読めない難しいレースでもあります。決勝戦は予選から勝ち上がった21名で争われました。
 赤澤は持ち前のレース勘を活かして、有力選手の後ろで足を使わない走りを徹底します。残り1kmを切って集団のペースが上がる中、赤澤も集団前方への位置取りを開始。残り500mで他選手に挟まれポジションを下げそうになりますが、何とか選手の間を縫い、集団の真ん中当たりでゴールへ向かいます。ラスト100mで更に数人をかわし、見事6位でゴールしました。

【スクラッチで6位入賞した赤澤】

 チームパーシュートは4人で走る団体競技で、先頭を交代しながら4kmを走りきるタイムを競います。これまで県総体、中国大会とチームのベストタイムを更新してきたため、インターハイでも4分20秒台という好記録を目標にレースに挑みました。1km通過時点では目標タイムを上回るスピードを見せましたが、そこから失速。2kmから4kmにかけては苦しいレースとなりましたが、4人が諦めずに力を振り絞り、4分32秒025でゴール。目標こそクリアできませんでしたが、チームベストを更新し、8位入賞となりました。

【8位入賞の4kmチームパーシュート。(右から)内田、住川、湯淺、北井】

 昨年はインターハイ出場すら逃し、悔しい思いをしましたが、今年はその雪辱を果たし2種目での入賞を達成しました。今後は10月に行われる国民体育大会に向けて練習を重ねて参りますので、今後も応援よろしくお願いします。

その他の記録と写真を以下に掲載していますので、是非ご覧下さい。
ケイリン・・・北井 12位
1kmタイムトライアル・・・住川 24位
4km速度競走・・・内田 準決勝敗退
3kmインディヴィデュアルパーシュート・・・湯淺 15位
ロードレース・・・垣内 DNF

【デザイン科】全国高校生ポスターコンクール最優秀賞(文部科学大臣表彰)を受賞

岐阜県大垣市にある日本国際ポスター美術館が主催する「第21回全国高校生ポスターコンクール」において、「まつり」をテーマにポスターコンクールが開催され、全国の高校生作品の総数830点の中からデザイン科2年 難波佐和さんがトップの最優秀賞(文部科学大臣表彰)を受賞しました。その他、大垣市長賞にデザイン科2年 山口さくらさん、優秀賞にデザイン科3年 入野谷葉琉さん、奨励賞にデザイン科2年 菅野愛桜さん、入選作品にデザイン科2年 齋藤彩芭さん、森 絢雅さんが選ばれるなど、多くの生徒が入賞することができました。
8月20日には、日本国際ポスター美術館で行われた表彰式に、難波さん、山口さん、入野谷さんが参加し、表彰していただきました。
また、上位入賞者、入選者を数多く輩出された学校として評価され、学校賞をいただきました。

最優秀賞(文部科学大臣表彰)
デザイン科2年  難波 佐和
「今年こそ。」
大垣市長賞
デザイン科2年  山口 さくら
「遠いとぼやけるなぁ…花火。」
優秀賞
デザイン科3年  入野谷 葉琉
「世界のまつり」
奨励賞
デザイン科2年  菅野 愛桜
「どの金魚をすくおうかな?」
入選
デザイン科2年  齋藤 彩芭
「今年は花火見れるかな。」
入選
デザイン科2年  森 絢雅
「宝の道」