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【岡工STEAMラボ】岡山大学E-PBL AWARD ZERO 2022 チーム・コラボレーション賞を受賞しました🏆✨

令和5年3月27日(月)岡山大学大学院教育学研究科主催の「E-PBL  AWARD ZERO 2022」に岡工STEAMラボのメンバーが出場し、「チーム・コラボレーション賞」を受賞しました。

発表したプロジェクトは「OCP 地域活性化への取組」です。内容は、授業で学んだ匠の技で学校近隣の魅力づくりを行った活動についてです。

岡工STEAMラボのメンバーは機械科、建築科、電気科の1年生で編成された4名のチームで出場しました。自分たちで課題を見つけ、どうすればその課題を解決できるかを日頃の学びを活かして考えていきました。学科を越えて集まったメンバーだからこそ様々な側面からのアイデアや価値が生まれてきます。発表した4名の皆さん、お疲れ様でした。

年末に参加した「全国植樹祭カウントダウンボード製作に向けた審査会」に続き、岡工STEAMラボの活動の場がどんどん増えていっています。生徒がワクワクするような主体的で対話的な活動ができるのが、岡工STEAMラボです。

大会概要(岡山大学大学院教育学研究科HP E-PBL AWARD ZEROパンフレットより抜粋)

E-PBL AWARD ZERO は、高校生のみなさんが、普段学校で活動している「E=エデュケーション 教育」によって学んだ力や、「教育」そのものを使って、どれだけ素敵な社会や未来にできるかをチームで提案し、発表する大会です。教育とは、人との関わり合いや学習によって、望ましい姿や価値を見出し成長するもの、つまり「人間の生き方そのもの」かもしれません。

また、PBL とは P=プロジェクトを B=ベースに L=ラーニングする活動を指します。みなさんが社会で感じたり、チームで考えたりした「こんな社会はどうですか」、「こんな環境はどうですか」、「こんな未来はどうですか」という提案を、社会や世界に問いかけてください。(後略)

【建築科有志】身近なところにある現場での学び

 令和4年12月20日(火)近隣のマンション建設現場の鹿島建設株式会社より三名、専門工事業者二社より四名の方を講師としてお招きし、勉強会及び現場見学会を開催しました。

 まずは校内で建設業界や現場施工管理の現状などについてお話を伺いました。その後、専門工事業者の方から会社の取組み、「けんせつ小町」の活躍・現状などをわかりやすく教えて頂きました。今回のお話しで、自分たちが将来目指すものについて少しでも感じてもらえると嬉しいです。

 

 講義の後は、実際に徒歩で建設現場に行き、現場で使用されている鉄筋や支柱、型枠、スペーサーなど実際に触れさせて頂きました。また、実際に4階の足場から型枠内部の配筋の様子や養生などを見学することができました。生徒たちは普段の授業では学びきれないことを吸収してくれたようです。

 講義で学ぶことで想像力を働かせ、すぐさま現場を見学することでその答え合わせができるとともに、現場を見て、聞いて、感じることで、将来自分自身が建築現場において設計施工に携わっていることを想像します。こうした生きた経験が、生徒の創造力を育むきっかけとなります。将来、豊かな創造力を持った技術者へと歩みを進めていって欲しいと願っています。

 文末となりましたが、今回お世話になりました工事関係者の皆様、本当にありがとうございました。

【学校行事】2学期終業式を行ないました

冬至が明けた本日令和4年12月23日(金)、今朝は本校周辺でもうっすらと積雪がありました。そんな寒さの増した2学期最終日、終業式に先立ち、生徒会新旧交代式、収納式をリモートで行ないました。

校長式辞では、先日閉幕したサッカーワールドカップ日本代表選手団が、全国から応援される姿に触れ、部活動等で活躍した多くの生徒をはじめ全校生徒にむけて、「誠実勤勉」に取組み、周りの人に応援してもらえる人生を歩んでください。冬休み中、今までどおり感染症対策に努めましょう。マスク越しのあいさつは互いに聞き取りづらいこともありますから、あいさつを届けたい気持ちを行動で表してみよう。17日間の冬休みの間、「①計画を立てて過ごしましょう②一日1つ以上の手伝いをしましょう③休み中に1冊は本を読もう」と、あいさつがありました。

生徒会新旧交代式では代表して新たに第74期生徒会会長に就任した、情報技術科2年中村風雅君の就任あいさつに続き、第73期生徒会長デザイン科3年山本桃華さんの退任あいさつがありました。新生徒会役員の皆さんよろしくお願いします。旧役員の皆さん、お疲れ様でした。

収納式では山岳部、陸上競技部、バスケットボール部、弓道部、少林寺拳法部、空手道部、写真部、土木研究同好会、建築科生徒が、優秀な成績を収めたことを報告してくれました。

冬休みで心も体もリフレッシュして、令和5年1月10日(火)3学期始業式の日に、お互い元気な姿で会いましょう。良いお年を。

【土木科×建築科】土木科課題研究OCP実践班:専門科の垣根を超えた学び

 令和4年12月22日(木)、土木科課題研究「OCP実践班」が建築科の先生に技術指導をしていただきながら、木材加工に取組みました。
以下その様子です。

この班は現在「地域の困りごとを工業の力で解決しよう」という活動の一環で、サイピアさんからの依頼に取組んでいます。製作するものは「イーゼル(看板立て)とメニューボード」です。サイズや使用材料をどのようにするかサイピアさんへ出向き打合せをして、設計したものの…木材の加工が出来ない。困った生徒は、建築科の先生に助けを求めに行きました。

事前に建築科長の栗原先生のご都合を確認した生徒は、本日ご指導を受け、加工するはこびとなりました。土木科では使用しない機械を用いた木材加工は、やはりケガのリスクが高くなります。そこで栗原先生が安全作業の観点から、「ここに指(手)を出すと、こういう理屈で危ないので手を出したらいけんよ。」など、安全教育を盛り込んだご指導をしてくださいました。生徒は出来る範囲で木材加工を体験させて頂きました。(先生には多くの加工をして頂きました。)栗原先生からの質問に明確に受け答えしていた生徒の姿が、成長を感じさせてくれました。

サイピアさんへの納品は1月下旬です。安全作業で頑張りましょう。

さて、こうして専門科の垣根を超えた学びから生まれる新たな価値をもった学び方が、本校で取組んでいるSTEAM教育の一つだと思います。生徒は、自分たちだけで解決できない課題に直面したとき、今年度は建築科にお願いしました。昨年度の先輩は機械科にお願いし課題を解決していくことができました。その過程で普段学ぶ事の出来ない学びや経験を積むことが出来ました。こうして少しずつ学びの幅が広がり、今以上に課題研究が充実し、生徒が様々な資質や能力を備えて卒業できるように、サポートしていきたいと思いました。

【建築科】「建築確認申請の手続き」について

12/13(火)2~3校時、建築科2年生を対象に(一社)岡山県建築士会より10名の方を講師としてお迎えし、「建築確認申請の手続き」についての作業を行いました。
設計者が最初に行う書類の作成を講師の方々の指導の下で行い、正確さや難しさを体験することができました。
これから建設業での就職や進学を決定していく2年生にとっては、設計者の仕事内容の一部を知る貴重な経験となったと思います。

【建築科】「建築管理で働く」について

11/30(水)1校時、建築科2年生を対象に「建築管理で働く」をテーマとして、社会人講師活用事業を行いました。講師として(株)重藤組より光田氏をお迎えし、「現場監督のリアルなお話」を聞かせていただきました。

施工管理の役割・仕事内容・構成、現場監督のリアルな1日など、動画を交えながら、丁寧に分かりやすく説明をしていただきました。これから建築関係での就職や進学を本気で考えていく2年生にとっては、現場での生の声を聞けた貴重な経験となったのではないでしょうか。

【学校行事】秋のオープンスクールが開催されました

令和4年10月22日(土)中学3年生の生徒・保護者、2年生の生徒を対象とした、秋のオープンスクール(体験・見学、部活動)が本校を会場に行なわれました。
今回も3年生は各教室、2年生は体育館に集合するなど感染症対策をとっての実施となりました。
以下その様子です。

本校のオープンスクールの特徴は「生徒主体」です。もちろん点呼や健康観察記録を取り扱ったり、配信を行なったりするためには先生方の協力が必要ですが、開会行事に始まり、学科説明や体験・見学、部活動指導サポートなどはほぼ生徒だけで行なっています。だからこそ、その場で中学生と話したり、一緒に体験したりすることでその学科の面白さが伝わるのだと思います。在校生の皆さん、お疲れ様でした。
また今回のオープンスクールには、生徒・保護者延べ670名の方が岡工に興味を持って来校してくださいました。皆さんにとって、今回のオープンスクールが進路選択の決め手になったことを期待しています。ありがとうございました。

【地域貢献活動】小学6年生ものづくり体験教室in岡工

「小学6年生ものづくり体験教室in岡工」をおこないました

 本日令和4年8月20日(土)、近隣小学校6年生を対象に「ものづくり体験教室」を実施しました。児童は、建築科のペーパークラフトで家の模型づくり・デザイン科のアクリル板に絵を描こう・土木科の廃木材を使ったものづくりの3つのショップの中から希望のショップを体験してもらいました。

以下その様子です。

 今回の小学生を学校に呼んでの地域貢献活動は、本校では初めての試みでした。児童のみんなは楽しそうにものづくりに取り組んでくれました。本校生徒も「楽しかった。」「意外と保護者の方と話すのも楽しかった。」「小学生のアイデアすごい。」などと、お互いに実りある体験教室でした。

 ちなみにテレビ局・新聞社合わせて4社取材に来られました。生徒はそっちの方に緊張した様子でした^^

 各科有志の皆さん、今日のために様々な準備を重ねて来たと思います。みんなのそのプロセスが今日の成功につながったのだと思います。本当にお疲れ様でした。