カテゴリー別アーカイブ: 土木科

土木科 伊島小学校中庭整備事業『完成引き渡し式』

1月29日(金)に、伊島小学校において飛石型ブロック9枚の設置に伴う『引き渡し式』が、伊島小学校 青山順子校長先生や本校 高柳校長を始めとする両校先生方や整備を担当した土木科3年7名と小学校代表生徒8名が出席し開催されました。
生憎の雨天のため除幕セレモニーはできませんでしたが、事業の説明や目録贈呈、渡り初めなどが行われました。
小学校の代表生徒から、「雨の翌日などに滑って転ぶこともあったので本当にありがとうございます。できるのを楽しみにしていました。」とお礼をいただき、青山校長先生からも「小学生のために工夫して造っていただいき感動しています。制作中の姿も小学生にとっては大きな刺激になりました。同じ学区としてこれからも協力していきましょう。」とのお言葉をいただきました。
研究グループの本校生徒は、完成した時より引き渡し式のほうが達成感を感じたようです。彼らは、全員4月から建設業で働くことが決まっています。今回の取組のように、相手を思いやるものづくりのできる土木技術者へと成長していくことを楽しみしたいと思います。


土木科 伊島小学校中庭整備事業『飛石型ブロック』完成

1月22日(金)、土木科3年の課題研究グループ7名(伊井悠太、内田裕作、小林孝成、土井淳之介、中川直生、中山誠也、加藤菜々子)が1年間取り組んできました伊島小学校の中庭整備事業が完成しました。

「伊島小学校の中庭は、耐震工事中の仮設通路に利用した影響で、芝が剥げ地盤に凹凸ができました。降雨の際には水たまりやぬかるみ生じています。この対策を考えて欲しい。」という小学校からの要望に答えるために、雨天時の歩行者の利便性や景観の向上を目的に骨材を再利用した飛石型のコンクリートブロック9枚を設置したものです。

放課後や休日を費やし、ものづくりや研究の難しさを実感しながら試行錯誤して取り組んできました。

生徒の皆さん1年間、お疲れ様でした。

〇打ち合わせ

〇計画・設計


〇飛石型ブロック製作

型枠組立


再生コンクリート打設


仕上げ


完成

〇設置


掘削


敷砂


敷設


施工前


施工後

土木科1年生が足場の組立作業を体験しました

12月21日(月)本校の土木科棟前の広場において、厚生労働省から「ものづくりマイスター」として登録された熟練した技能を持つ方々から足場の組立作業の実技指導を受けました。指導者の中には第53回技能五輪全国大会で優勝(厚生労働大臣賞)された(株)ハヤブサコーポレーションの仁科寿さんもおられました。小雨降る悪天候での講習となりましたが、生徒からは「思ったよりおもしろかった」「教えていただいた鳶の職人の方がかっこよかった」などの意見が聞けました。今回の講習をしていただいた日本鳶工業連合会の皆様につきましては、生徒に技術だけでなく建設業の魅力や誇りを伝えてくださり、本当にありがとうございました。生徒にとって進路選択の参考になったと思います。

土木科 安全安心な地域をめざして

11月15日(日)、土木科伊島小学校中庭整備グループの7名が、伊島コミュニティー協議会、安全安心ネットワーク主催の「第6回伊島学区歌って踊ってみんなで交流~安全・安心な地域をめざして!そして楽しいコミュニティーを~」に参加しました。
土木科では、平成22年度の伊島小学校校歌碑周辺の整備を皮切りに、再生コンクリートを使用した中庭整備に取り組んでいます。
今回は、平成24年度に製作した、災害時には「かまど」として使用できるベンチを使用して、飯盒炊さんを行いました。

土木科 平成27年度 土木学会全国大会(岡山大会)プレイベントおかやまNEXT100年コンテスト アイデア賞受賞

9月13日(日)岡山市立市民文化ホールにおいて平成27年度土木学会全国大会(in岡山:9/16(水)~9/18(金)・[会場]岡山大学津島キャンパス他)プレイベントの1つとして、おかやまNEXT100年コンテスト[テーマ:~100年後の「自分たちの住むまち」~]のイラスト&作文作品の発表会が行われました。

本校から将来は「まちづくり」に携わる仕事に就きたいと希望している土木科2年の塩田和成君、光岡はなさん、山下帆風さんの3名が参加し光岡はなさんがアイデア賞を受賞しました。

これまでの100年で土木技術は大きく発展し、「かわ」・「みち」・「みなと」などの整備が進み、くらしは豊かになりました。一方で自然災害や地球環境問題、人口減少社会などの課題にこれからの土木技術が対応していく必要もあります。このコンテストは、未来を担うこどもたちの~100年後の「自分たちが住むまち」~をテーマにイラストにまとめ、小学生(5・6年生)部門3組、中学生・高校生部門10組のイラスト&作文作品の発表をしました。

高校生は工業高校土木系の生徒だけでなく、普通科の生徒など様々なイラストの発表が行われました。そのなかでも女性の発表者が7組も参加され女性ならではの観点の発表を聞くことができました。

土木研究同好会 第2回日本大学全国高校生土木設計競技 特別賞受賞

8月30日(日)、日本大学工学部(東京都千代田区神田駿河台)において『第2回日本大学全国高校生土木設計競技』の2次審査公開プレゼンテーションが行われました。土木研究同好会の土木科1年 笠井智仁君、斉藤壱星君、西野良君の3人が参加し、最優秀賞は逃したものの、特別賞「シビルエンジニアリング賞」を受賞しました。
このコンペは、「もしも、水が出ない」をテーマとし、ある日突然、水が供給されず、雨が降らずダムが枯渇した場合に、数週間どのような手段で飲料水や生活用水を確保するかを設計競技します。
一次審査の書類選考を通過した全国9チームが大学教授の方々7人の選考委員の前で15分間のプレゼンと質疑応答を行いました。
工業高校生だけでなく、普通科、農業科の生徒など様々な高校から選出されており、発表内容を含めレベルの高い競技会が行われました。
その中でも唯一の1年生チームとして本校の3人が受賞したことは非常に喜ばしい限りです。本当に頑張ったと思います。
是非来年もチャレンジして欲しいと思います。

土木研究同好会 測量競技大会結果報告

7月28日(火)炎天下の中、第51回岡山県測量競技大会及び平成27年度高校生ものづくりコンテスト(測量部門)岡山県大会が 笠岡工業高校で行われました。

「平板測量の部:1年」
Aチーム 橋本剛志 内田敢太 三宅海音・・・2位
Bチーム 笠井智仁 斉藤壱星 西野 良・・・6位

「水準測量の部:2年」
Aチーム 小野智章 杉田康太朗 中山祥希・・・1位
Bチーム 小野登生 光岡はな  山下帆風・・・4位

「トランシット測量の部(ものづくりコンテスト):3年」
Aチーム 田中秀哉 豊田直生 景山 拓朗・・・・・・・4位
Bチーム 田中智也 上原滉貴 藤元 直樹(部長)・・・1位

 

8月5日(水)、第32回中国地区測量競技大会及び平成27年度高校生ものづくりコンテスト(測量部門)中国地区大会が島根県立松江工業高校で行われました。

「平板測量の部:1年」
橋本剛志 内田敢太 三宅海音・・・・タイムオーバー

「水準測量の部:2年」
小野智章 杉田康太朗 中山祥希・・・1位

「トランシット測量の部(ものづくりコンテスト):3年」
田中智也 上原滉貴 藤元直樹(部長)・・・4位

 

炎天下の猛暑の中、精一杯頑張り練習の成果が十分に発揮できたチームとイージーミスで非常に残念な結果になったチームの両者に分かれてしまいました。1年生の精度は他チームに追随させない完璧な測量でしたが、競技中に突風で測量道具を紛失し時間を費やしてしまいました。3年生は、測量の速さにおいて前方スタートチームに追いつき、その際他チームのターゲットを視準してしまうミスを犯してしまったことが原因と考えられます。
しかし結果の良否にかかわらず、測量の大変さと奥の深さを実感できる貴重な経験ができました。
来年はさらに生徒と今回の反省を活かし、一緒に測量の極みを追及していきたいと思います。

 

 
平板測量1


平板測量2

 
平板測量3
      


水準測量1

 
水準測量2


水準測量3


トランシット測量1


トランシット測量2


トランシット測量3       


トランシット測量4