カテゴリー別アーカイブ: 専門科

【土木科】高大連携事業3

 令和3年7月27日(火)、岡山大学様との共同プロジェクト第3回目が、本校土木棟にて開催されました。

 岡山大学環境理工学部西山研究室より3名の学生に来校いただき、本校土木科の1~3年生有志生徒と教員対象に、今回は「AIの全体像」とのタイトルでお話しいただきました。

 最初にAIの歴史について説明いただきました。1956年に迷路やパズルなどを解くアルゴリズムが開発されたことを皮切りに、その後のコンピュータの発展とともに、AIも発展してきたことが分かりました。次に機械学習について説明いただきました。教師あり学習、教師なし学習、回帰と分類という機械学習特有の内容について概略を理解することができました。またここで利用している統計学的な考え方も、分かりやすい事例を用いて説明して頂きました。

 講師をして頂いている西山研究室の学生さんには、毎回、説明教材の開発にご苦労頂き、 分かりやすい説明になるよう頑張って頂いています。今後もよろしくお願いします。

【土木科】第21回 高校生ものづくりコンテスト岡山県大会 測量部門兼第57回岡山県測量競技会

 7月20日(火)に、第21回 高校生ものづくりコンテスト岡山県大会 測量部門 兼 第 21 回 高校生ものづくりコンテスト中国地区大会 測量部門 予選会 兼 第57回岡山県測量競技会 兼 第 38 回中国地区測量競技大会(平板・水準測量)予選会 が津山工業高校で開催されました。県内土木系学科を有する、本校、津山工業高校、笠岡工業高校、新見高校の4校から、ものづくりコンテスト測量部門に8チーム計24名、水準測量の部に7チーム計21名、平板測量の部に8チーム計24名が参加しました。ものづくりコンテスト測量部門は3年生、水準測量の部は2年生、平板測量の部は1年生がチーム編成して参加しています。炎天下の中、各競技で選手は日頃の成果を発揮すべく頑張っていました。各競技の本校チームの結果は以下のとおりです。

ものづくりコンテスト測量部門:第2位 岡山工業高校Bチーム 第3位 岡山工業高校Aチーム

水準測量の部:第1位 岡山工業高校Aチーム

平板測量の部:第1位 岡山工業高校Bチーム

水準測量と平板測量で優勝した2チームは、8月3日に広島県立広島工業高校で開催される中国大会へ出場します。中国大会での活躍を期待しています。

開会式
平板測量
平板測量
水準測量
水準測量
ものづくり(外業)
ものづくり(外業)
閉会式 ものづくりコンテスト表彰
閉会式 水準測量の部表彰
閉会式 平板測量の部表彰
記念撮影

【土木科】高大連携事業2

 令和3年7月16日(金)先週に引き続き、岡山大学様との共同プロジェクト第2回目が、本校土木科棟にて開催されました。 岡山大学環境理工学部西山研究室より3名の学生に来校いただき、本校土木科の1~3年生有志生徒と教員対象に「土木でのAIの実用例」とのタイトルでお話しいただきました。

 今回は最初にi-construction(アイ・コンストラクション:土木工事においてICT技術を積極的に導入して生産性を図り、魅力ある建設現場を目指す取組)、Society5.0(ソサエティー5.0:AIやロボットとともに生きていく社会)について教えていただきました。

 すでに建設業界にはAIが導入され、かつて多くの人員がかかっていた工事も、現在はその何分の一の人員で工事が進められていることなどを学びました。

 続いて、研究室で研究なされている「UAVを活用した河川巡視への人工知能の適用性」と「航空レーザ測量と機械学習を活用した落石発生源の机上抽出」について概要を学びました。

 生徒はこうした最先端の土木施工に関する取組み(i-construction)や、現代社会が歩み始めているSociety5.0が目指す社会について知ることができました。 今後も様々な知識を身につけ、実現に向けて歩んで行って欲しいです。

【電気科】第二種電気工事士

 本校の電気科2年生は、第二種電気工事士取得のため、全員が勉強に取り組みます。

 今年度は5月に筆記試験を終え、明日技能試験が行われます。試験前日も気を緩めず真剣な表情で作業を進めていました。一人でも多く合格できるように全力を尽くしてほしいと思います。

取り組んでいる作品の例です。

【土木科】高大連携事業

令和3年7月9日(金)岡山大学様との共同プロジェクト第1回目が、本校土木棟にて開催されました。

岡山大学環境理工学部西山研究室より3名の学生に来校いただき、本校土木科の1~3年生有志生徒12名と教員対象に「AIとは?」というタイトルでご講義いただきました。

この高大連携事業の最終目的は「建設現場における姿見を用いた安全管理、すなわち『AI 保安姿見ミラーの開発』」です。そのスタートとして今回を含む全12回、以下のようなプログラムを組んでいただき、学習していきます。
1.AIのイメージを持とう【第1~2回】
2.AIを動かすために必要な知識を知ろう【第3~7回】
3.AIを実際に動かそう【第8~12回】

講師の大学生からは「AIを何に使うか、どう使うか。土木業界でどういかせるかを各授業で少しずつ学んでいって頂きたい。」また、土木だけにとらわれることなく、「AIは、人間ができることへの付加価値はないかな。何かに役立てられないかなという視点で物事を考えていって欲しいです。」など、幅広い視野の持ち方を教えていただきました。

 本校で12回実施される予定ですが、タイミングが合えば大学に来て、その様子を経験していただきたいとお言葉を頂きました。キャリア教育にもつながりそうです。

 講義の最後は質疑応答の時間でしたが、なかなか質問が出ませんでした。しかし終わった後の個人的な質問タイムの方が盛り上がっていました。

初めての講義でしたが、生徒の真剣に話を聞きながらメモをとっている姿がとても印象的でした。あと11回、今後の成長が楽しみです。

【デザイン科】覚醒剤等薬物乱用防止啓発用ポスター 入賞者

知 事 賞:柴田 咲来(デザイン科2年)
警察本部長賞:小林 蓮姫(デザイン科2年)
岡山県覚醒剤等薬物乱用対策推進本部長賞:
萩原 未来(デザイン科3年)
保健福祉部長賞:楠木 咲良(デザイン科2年)
保健福祉部長賞:野口 智尋(デザイン科2年)
保健福祉部長賞:山下 恭一郎(デザイン科2年)
佳作:髙山 菜月(デザイン科3年)

【機械科】溶接競技会

 6月19日(土)岡山県立南部高等技術専門校にて第65回岡山県溶接技術競技会が行われました。この大会は高校生の大会とは違い、県内の溶接関連事業に勤務している溶接技能者が会社の威信をかけて出場する大会で、最優秀者は1951年から続いている全国大会へ派遣される由緒ある大会です。そのような大会に本校から機械科2年の眞田陽和さん(岡山中央中学校出身)が出場しました。 出場選手の中にはキャリア11年の選手など熟練者がいる中、溶接経験が一年ほどの眞田さんがチャレンジしました。本人は「すごく緊張して手が震えました」とコメントしましたが無事制限時間内に2つの作品を仕上げることができました。外観審査では、さすがに溶接を仕事としている方たちにかないませんが、審査員の中から「高校生のレベルではないですね」とお褒めの言葉もいただきました。眞田さんは来年もこの大会へ出場してリベンジしたいと意欲を燃やしています。 また、この大会に平成25年機械科卒の太田勇次君と平成29年度機械科卒の豊田汐音さんも出場しておりOB・OGの活躍も見ることができました。