カテゴリー別アーカイブ: 専門科

【土木科】1・2年生を対象にスペシャリスト育成事業講演会が行われました

令和3年12月16日(木)土木科1・2年生を対象に、スペシャリスト育成事業の一環として株式会社荒木組様、蜂谷工業株式会社様それぞれの経営企画部、総務経理部の方々をお招きし、会社概要・仕事内容だけでなく、採用選考に関わるお話も頂戴いたしました。

<今回の内容は長文ですが採用選考に関する事や、それまでにどう自分を高めていくのかなどが書かれています。ぜひ読んでみてくださいね。>

以下その様子です。

年の瀬迫ったお忙しい時期に、生徒へのキャリア教育のために来校いただき、また人事担当の方ならではのお話しをわかりやすく丁寧に教えてくださいました、株式会社荒木組の奥田様、蜂谷工業株式会社の佐々木様、杉野様、本日は誠にありがとうございました。

以下、本日の講演より抜粋

前半【採用選考についてのアドバイス】
●学力だけで判断するわけではありません。
●履歴書大切です。(丁寧に書いてあることを期待しています。丁寧とは文字の美しさを指すだけでなく、一生懸命書いていることを含みます。一生懸命さは採用担当者に伝わります。)
●面接時は質問をしっかり聞いてもらい、何か答えてくださいね。(つまっても大丈夫。でも黙り込むとフォローができないので、何か話してくださいね。)
●緊張していることは前提にあります。(緊張で答えられないこともあります。自分の思いを伝えられることが大切です。その姿勢や振る舞いも見ています。)
●自己分析が大切です。(長所短所、他者からどう見られているか、頑張ったこと・失敗したこと、好きなこと・嫌いなこと、やってみたい仕事、こんな人になりたい・・・自己分析すると、一人ひとりに良さがあり、それに気付きアピールできる準備をしておこう)
●転勤の有無を考えよう。(結婚や子育て介護など、将来を見据えて考えよう。)
●会社訪問(応募前職場見学やインターンシップ)で会社の様子を知ろう。(会社の雰囲気、風紀を感じ自分の目で確かめよう。)
●履歴書は自己アピールの第一歩、コミュニケーションツールです。
●適性検査は大きなウエイトはありませんが、事前に1冊やっておくことをオススメします。(言語・非言語・性格検査…本屋さんなどで手に入れよう。)
●面接のポイントは?(正解はありませんので、自己分析をしっかりして臨みましょう。素直さや謙虚さ、感謝、元気さが見えるといいですね。コミュニケーション力も見ています。相手にわかる言葉遣いで。「結局何が言いたかったの?」ってならないように論理的に!丸暗記の必要はありません。ゆっくり話せば良いので自分の言葉で伝えて。実績ではなく過程を大切にした回答が望ましいです。その活動を通してどんな成長をしたのかなど聞きたいですね。)

休憩を挟み後半は、事前に生徒が考えた質問について回答をいただく、ディスカッション方式で担当者様にお答えいただきました。

後半【質問に対するディスカッション】
●学生生活で力を入れたことについて何を言えばよいのか・・・。
→部活動での頑張りや様々な活動はわかりやすいが、それ以外にも「料理を頑張った」であれば、それは「なぜがんばった」「どのようにがんばった」などのプロセスを教えてほしいですね。

●部活動に入っていないのですが…
→入っていないことが不利にはなりません。その時間に何をやっていたのか、なぜやらなかったのかなど、自己分析を踏まえた話ができると良いですね。学校外の活動の中で縦の関係性を築けたなどあれば教えてほしいですね。

●面接時、身なりでの評価はありますか?
→マイナスはあってもプラスの評価にはなりませんね。やはり清潔感は大切です。建設業は様々な人と接する職業ですから、他者が見たときにどう受け止められるかを考え、身なりを整えることは必要です。

●面接時、「これはまずいな」と感じた面接はどんな面接でしたか?
→無言、あくび、ため息、待合室での大きな声での私語。時間に間に合わない(遅刻)時、待っている側は心配してしまいます。遅れる場合は何らかの方法で連絡していただきたいです。

●面接時、結論を先に話すようにすべきかと思うが、面接官の方から会話のキャッチボールを行ってくれるのでしょうか?
→回答が短い場合は面接官から深堀りの質問があります。ただ、会話形式だからこそ、自分の伝えたいことが言えなかったりしたときには、面接の最後に「何か言いたいこと、言い残したこと、伝えたいことはありますか?」などの質問をしますので、そのときに言っていただけると助かりますし、面接の最後に自分から「言い残したことがあるのですが。」と言っていただくことは大歓迎です。

●面接では、何人くらいの面接官がいますか?
→会社にもよりますが、役員、人事、技術部長など4~6名程度です。社長が同席する会社、しない会社様々です。

●筆記試験にボーダーはありますか?
→弊社はありません。良いにこしたことはありませんが、たまたまそのとき体調が悪かったなどありますから。
→弊社の性格検査では、面接試験の資料とするので、ボーダーはありません。しかし、学校から渡していただく調査書は選考の参考にしています。

●どんな資格をとっておけばよいですか?
→2級土木施工管理技術検定(学科)を取得しておくことが望ましいですね。就職後だと、勉強に当てる時間の確保が難しいかもしれませんので、今の学生の時期に取ることをおすすめします。また、自分が履歴書に記入した資格はどんな資格なのか説明できるようにしておきましょう。

●清潔感に関連し、履歴書の趣味の欄に「掃除」はありですか?
→ありです。その質問の中で、どういったこと、どんな頻度で、など深く聞きたいと思います。
→すごくいいと思います。面接官としては内容が気になり、深く聞きたいと思いますね。

●「岡工生だから」という点で、選考にアドバンテージはありますか?
→受けに来られる時は同じスタートです。入社後岡工卒の先輩が多いので、質問のしやすさ等ではアドバンテージがあるかもしれませんね。

●次年度の採用数は?
→例年通り1・2名
→例年通り土木、建築各1名

●会社選びのポイントは?
→入社後仲間になるわけですから、事前の会社訪問でその雰囲気を感じておいてほしいですね。

【デザイン科】卒業制作展2022「魅せる」

岡山工業高校デザイン科3年生の卒業制作を中心とし、1、2年生の授業作品も展示します。
是非ご覧ください。
日程:2022年1月25日(火)〜1月30日(日)
会場:岡山県天神山文化プラザ 第3・4展示室  map
時間:9:00~17:00(最終日は15:00まで)となっています。
入場無料


【土木科】第14回コンクリート甲子園本戦に初出場しました

 令和3年12月11日(土)、香川県生コンクリート工業組合技術試験センターを会場に、第14回コンクリート甲子園本戦がリモート開催され、本校土木科3年生課題研究のチームが岡工で初めて出場しました。
 10月2日(土)に予選会が開催され、予選を突破した本校含む10チームが、「強度部門」「プレゼンテーション部門」「デザイン部門」で学習の成果を競いました。

以下その様子です。

 生徒は悲願の本戦出場に向け、自分たちで考えられる工夫をするとともに、本校全体で取組んでいるSDGs教育の一環として、「17:パートナーシップで目標を達成しよう」という考え方から、土木系企業の研究者の方々からアドバイスを頂くなど、チャレンジにチャレンジを重ねた半年間でした。
 コロナ禍での活動のため密集を避けた実習の工夫や、就職・進学試験でしばらく中断するなど、スケジュール管理も難しい中で、今回のリモートプレゼンテーションはとても立派でした。
 結果は見事にデザイン部門で第3位入賞しました。
 今回の課題研究コンクリート甲子園班では、指示されたことを指示されたとおりに実行することではなく、課題に対して自分たちでどのようにアプローチしていくかがポイントでした。生徒はその期待によく応え、見事な成果を残してくれました。
 今回の経験が、約4ヶ月後にせまった新たなステージで活きることを願っています。生徒の皆さん、お疲れ様でした。

【デザイン科】「大好き!晴れの国おかやま」表紙デザイン表彰

岡山県のPR冊子「大好き!晴れの国おかやま」の表紙デザインにデザイン科1年の片山友花さんの作品が最優秀賞として採用されました。

また、デザイン科2年の押目愛生さんの作品と、デザイン科1年の堀田羽衣奈さんの作品が優秀賞を受賞しました。

岡山県のPR冊子「大好き!晴れの国おかやま」は、県内の高校など卒業生を対象として約19,500冊配布される予定です。

最優秀賞 デザイン科1年 片山友花
優秀賞 デザイン科2年 押目愛生
優秀賞 デザイン科1年 堀田羽衣奈

【建築科】「第6回高校生による岡山の歴史・文化研究フォーラム」に参加しました。

岡山県内の高校生が自分たちの住む地域の歴史や文化を調べ、プレゼンテーションする「第6回高校生による岡山の歴史・文化研究フォーラム」が11月28日(日)さん太ホール(山陽新聞社)にて開催されました。 このフォーラムは岡山北西ロータリークラブが毎年企画され、今回は県内10校の高校が参加して、様々な視点・観点から地域の文化や歴史について発表を行うものです。

本校からは建築科3年生が課題研究の授業の一環として、奉還町プロジェクトチームを結成し、『未来につなぐリビング奉還町』をテーマに掲げ、奉還町商店街を活性化させるために4月から取り組みを続けてきました。今回の発表ではこれまでの活動してきた「写真展」の開催報告・分析や、新たに提案する「ユースセンター計画」などについて、約10分間のプレゼンテーションに臨みました。生徒たちは大きなホールの中でとても緊張しながらも、一生懸命な姿でこれまで活動の様子や今後の取り組みをしっかり伝えることができました。

結果は、今までの活動や今後の展開が高く評価され「山陽新聞社賞」を受賞でき、生徒ともども嬉しく思います。今回の受賞を励みに、これからの将来を担う人材へと成長していくとともに、この有意義な経験を後輩たちにも伝えていって欲しいと思います。

【土木科】「おかやまSDGsアワード2021」で表彰していただきました

令和3年12月4日(土) 岡山コンベンションセンターにて、「おかやまSDGsアワード2021表彰式」が行われ、本校を含む県内の土木系学科合同の取組である【産官学で取り組む『岡山道路パトロール隊』】が<特に優良な取組>として表彰していただきました。

以下その様子です。

受賞した【産官学で取り組む『岡山道路パトロール隊』】とは、高校生が道路の損傷箇所等の有無を点検し、その結果を国土交通省各出張所へ報告、内容を精査した後、保守維持業者が補修工事を行うという内容です。この取組は、今から5年前に本校土木科からはじまり、現在は県内3校(岡山工業・津山工業・笠岡工業)の土木系学科を有する高校が取り組んでいます。

3校を代表して登壇し、活動発表した本校生徒は、そのしっかりした内容と話し口調で会場を沸かしてくれました。生徒は受賞後、「先輩から受け継いだこの取組みを、後輩たちへ引き継いでいきたい。」「SDGsの観点からも、インフラメンテナンスが重要視されていると思った。」などと感想を述べていました。

今回の受賞をきっかけに、本校にもSDGsの風が吹き始めることを願っています。

【デザイン科】令和3年度山火事予防ポスター用原画で農林水産大臣賞受賞!

一般財団法人日本森林林業振興会主催の「令和3年度山火事予防ポスター用原画」において、本校デザイン科1年の永原誠治くんの作品が全国最高賞となる農林水産大臣賞を受賞しました。

また、同じくデザイン科1年の木多羽桃さんと、小林結奈さんが同コンクールにおいて入選を果たしました。

なお、農林水産大臣賞を受賞した永原くんは、令和4年5月に東京において表彰が予定されています。

【一般財団法人日本森林林業振興会HP:http://www.center-green.or.jp/

農林水産大臣賞 デザイン科1年 永原 誠治
入選 デザイン科1年 木多 羽桃
入選 デザイン科1年 小林 結奈

【電気科1年生】第72回岡工祭

電気科1年生の岡工祭の様子をお届けします。 今年の岡工祭で電気科1年生は、マイコンボードを使用した「ラジコンレース」に挑戦しました。

機体製作、コース製作、模型製作、プログラミングの4班に分かれて、約1ヶ月かけて取り組みました。機体はアクリル製で、レーザーカッターでパーツを切り出し、Arduinoというマイコンボードを使って制御することでワイヤレスでの操作を可能にしました。

コースと模型は予算を考え、段ボールで仕上げました。コースのレイアウトは生徒のオリジナルで、難易度を考えながら試行錯誤して作り上げました。模型チームはラジコンにちなんでカラフルな車を作り会場を彩りました。

本番はトラブル続きでしたが、なんとか切り抜けたくさんの生徒や先生方に楽しんでもらいました。授業では行えないものづくりを通して成長してくれたことと思います。