カテゴリー別アーカイブ: 専門科

建築科1年が校外授業を行いました

7月11日(水)、生涯教育センターで、1級建築士事務所重山建築研究室の重山徳浩氏による、

建築の3大巨匠(ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファンデアローエ)についての

講演会とその模型作品の説明会が開かれ、建築科1年生が参加しました。

お話の中で、省エネやエコな社会を構築するための身近な設備について具体的に解説していた

だいたこと、模型作品をしっかり見ることができたことは大きな収穫でした。

最後に、各自が気に入った作品をあげ、その理由を書くアンケートがあり、生徒たちは熱心にアン

ケートに答えていました。

  

  

技能検定実技試験を実施しました

6月24日(日)、本校機械科棟鋳造実習室において、技能検定3級鋳造(鋳鉄鋳物鋳造

作業)の実技試験が行われ、機械科2・3年生30名の生徒が中子(なかご)の製作(40分

間に2本作成)と、組織や鋳造方案などに関する要素試験に取り組みました。

受験した生徒たちは、5月ごろから放課後の補習を受けてきました。その成果が見られ、完

成度の高い製品ができあがっていました。

※中子(なかご): 鋳物に中空部を作るために、主型にはめこむ鋳型

※鋳造方案   :   目的とする製品を完成させるために鋳造に関わる各要素の企画・設計を行うこと

[中子の製作と要素試験]

    

 

6月30日(土)、同じく本校機械加工実習室において、技能検定3級機械加工(普通旋盤

作業・フライス盤作業)の実技試験が行われました。進路決定を控えた3年生にとっては、

期末考査の勉強も気になるところですが、毎日放課後集中して補習に励み、この日に備えて

きました。検定では、制限時間の2時間以内に、安全作業を含め、寸法精度の良い製品を

完成させていました。学科試験は、7月22日(日)、再び本校で実施されます。

[旋盤作業と製品]

  

[フライス盤作業と製品]

  

 

土木科3年生が伊島小学校でプレゼンしました

6月29日(金)の午後、土木科3年生の課題研究スーパーエンバイロメント(御船)班の8名が、伊島小学校を訪問、4月から取り組んでいる中庭整備と側溝補修のプレゼンを行いました。小学校はちょうど昼休みの時間で、中庭からは子どもたちの元気な声が聞こえていました。

中庭整備では、小学生がくつろげるベンチを5パターン提案。非常時に「かまど」としても使える点が高く評価されました。また、側溝補修では小学生が見て楽しめるように、星座をデザインしたもの、動物の足跡をデザインしたものなど、4パターンを提案しました。

今後最終的な設計を行い、9月ごろから製作と施工を開始、11月末ごろの完成を目指します。

 

機械系保全作業で、理大附高と合同補習会を実施しました

高度な国家資格として企業から取得の要請が高い、「技能検定3級機械系保全作業」の取得を目指し、機械科・情報技術科の2、3年生55名が補習に取り組んでいます。

本年度は、岡山県の「高校生ものづくり技能取得支援事業」の一環として、岡山理科大学附属高等学校機械科の生徒さん8名も参加し、合同補習会として実施しています。

6月20日(木)の放課後、百周年記念会館に集合した生徒たちは、赤木副校長の激励のあいさつの後、さっそく潤滑油の粘度判別やグリスと潤滑油の特徴の比較についての学習に取り組みました。

「技能検定3級機械系保全作業」の学科試験は7月22日(日)、実技試験は7月28日(土)に、それぞれ本校を会場に実施されます。

      

      

111プロジェクト 電気科の取組

4月の「111プロジェクト」開始を受けて、電気科では、太陽光パネル設置予定場所に置かれていた資材とパイプの撤去作業を、プロジェクト委員を中心に行ってきました。

6月4日(月)には、本校で太陽光発電の講演会が開かれましたが、講演を終えられたばかりの橋本 潤 先生が太陽光パネル設置予定場所に来てくださり、直接お話をうかがうことができました。先生からは、太陽光発電にどのように取り組めばよいかの貴重なヒントをいただきました。橋本先生、ありがとうございました。

  

資材の片付け                             橋本先生にアドバイスをいただきました

ものづくりコンテスト(旋盤作業部門)で準優勝!

5月26日(土)、本校の機械加工実習室で平成24年度「高校生ものづくりコンテスト(旋盤作業部門)」岡山県大会が開催されました。

出場したのは、1月に行われたプレコンテストを勝ち抜いた10名の選手。本校からは機械科2年A組の岡本健汰君が出場しました。

今年度から競技課題が新しくなり、安全作業を含めて2時間の制限時間内に、寸法精度の良い作品を製作するため、岡本君は3月末から毎日放課後、一生懸命頑練習を積んできました。

そして迎えた大会当日、切削工具の調整などの準備をする岡本君の表情には、緊張感の中にも、「よしやるぞ」という気迫がみなぎり、大変頼もしく見えました。

競技の結果、2時間の制限時間を約2分オーバーしたものの、完成度の高い作品を製作することができました。わずか1ヶ所、寸法が公差から外れてしまったため、惜しくも準優勝という結果となりました。

審査員の先生方からいただいた「できばえの良さは一番」との評価を励みに、再度技術を高め、来年の全国大会出場を目標に頑張ってくれるものと期待しています。

 

 

    

 

 

機械科が車椅子整備ボランティアに取り組んでいます

昨年に引き続き、機械科では専門的な知識や技術を生かした地域貢献の取組として、公共施設や総合病院等の車椅子を整備するボランティア活動を、課題研究の時間を活用して実施しています。

参加しているのは3年生の有志8名。安全・確実を最優先に、1台1台の車椅子について8項目の評価を行い、必要な整備を行っています。

5月7日(月)、学校の近所にある生涯学習センターに伺いました。センターには、2台の車椅子があり、最初の活動ということもあり緊張しましたが、安全確実に整備を行い自信が持てました。

   

   

生涯学習センター

5月14日(月)、学校医をお願いしている福島内科医院に伺いました。

実際に患者さんが使用されている車椅子を整備するということで、生涯学習センター以上に緊張しました。20台あまりの車椅子を丁寧に整備しました。看護師の皆さんからお礼の言葉をかけてもらい、充実した活動になりました。

   

   

福島内科医院

今後もこの活動を継続し、地域に愛され信頼される学校を目指して頑張っていこうと思います。今後の活動予定は次の通りです。

5月28日              岡山中央病院
6月  4日               セントラル・クリニック伊島
6月11日             岡山労災病院
6月18日・25日     岡山済生会総合病院

111プロジェクト委員会に生徒160名が参加

5月11日(金)、「111プロジェクト」第1回委員会が開かれました。

「111プロジェクト」は、学校経営予算プレゼンテーション枠の県指定事業として実施されます。本校を含め、県立高校4校が指定を受けてそれぞれの事業に取り組んでいます。

111プロジェクトは、

①  学校中庭エコ広場のバージョンアップを通した、環境・ものづくりに対する知識・技術の向上

②  「京山ソーラー・グリーンパーク」との連携による太陽光発電の学習と活用

③  「生涯学習センター『未来科学棟(仮称)』」との連携によるものづくり体験プログラムの開発

の3つの内容からなっています。

4月11日(水)にスタートしたプロジェクトは、25日(水)からメンバーの募集を開始。5月2日の第1次締切までに、有志・専門科同好会、各クラスの評議員、生徒会執行部の生徒たちが応募しました。

この日小体育館に集まったメンバーは約160名。高柳校長の激励の挨拶と赤木副校長による概要説明の後、科別に話し合い、リーダーと「エコ広場」のバージョンアップ計画を決めました。

今後はリーダーを中心に、各専門科の特徴を生かした取組が進められます。このブログでもその様子を随時紹介していきたいと思います。