カテゴリー別アーカイブ: 専門科

ものづくりコンテスト(電気工事部門)県大会で優勝しました

5月25日(土)、岡山ポリテクセンターで、「第10回高校生ものづくりコンテスト」の電気工事部門と電子回路組立部門が開催されました。本校からは3選手が出場し、次のような成績を収めました。

  • 電気工事部門(出場選手17名) 第1位 廣政貴志(電気科3年)  第3位 玉川和男(電気科3年)
  • 電子回路組立部門(出場選手10名)  第3位 森安昭太(情報技術科3年)

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この結果、廣政君が6月15日に山口県立青嶺高校で行われる中国大会に出場することになりました。

会場では、廣政君と、電子回路組立部門で第1位になった東岡山工業高校の赤城君の2人が、Radio MOMOのスタッフの方からインタビューを受けました。その模様は、「かおりの『ちまたの風』」の中で次の通りオンエアされます。

放送予定    Radio MOMO 79.0MHz  かおりの「ちまたの風」

          6月1日(土) 11:00~ 、(再放送)17:30~

【デザイン科】奉還町で撮影した写真の講評会を行いました

5月22日(水)の3限に、デザイン科1年 工業技術基礎 写真コースの10名が、写真の作品のプレゼンテーションと講評会を行いました。

5月10日(金)に奉還町商店街で撮影を行った後、フィルムの現像と印画紙への焼き付けを行い、さらに写真を構成して、組写真の作品を制作しました。授業では、撮影から現像、焼き付けの工程で感じたことや、どんなテーマで作品づくりを進めたかなどを一人ずつ発表しました。

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フィルムの現像の失敗など、苦労も多かったようですが、デジタルカメラにはない手作業による味わいを実感して、フィルムカメラの魅力を知ったという意見が多かったです。

ものづくりコンテスト(旋盤部門)県大会で優勝しました

5月25日(土)、津山工業高校で「平成25年度ものづくりコンテスト(旋盤作業部門)岡山県大会」が行われ、県内から10名の選手が出場して技を競い合いました。岡山工業高校からは、機械科3年の岡本健汰君(ゼッケン1)と2年の髙木隆義君(ゼッケン2)が参加しました。

一番早く作業を終えた岡本君の作品は、すべての寸法が規格内に収まっており、最高得点を獲得。堂々の第1位で、山口県で開催される中国大会への出場権を獲得しました。髙木君もよく健闘し、5位となりました。

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岡本君の中国大会での活躍を祈っています。

【電気科】太陽光パワーを実感! ソーラークッカー大実験

5月17日(金)、電気科3年生課題研究(三皷班)が、ソーラークッカーを用いて太陽光のエネルギーを体感する実験を行いました。

三皷班の5人の研究テーマは「発電」。今回の実験は、太陽光発電の学習の一環として、太陽光エネルギーの利用法を探るものでした。

朝、電気科棟前の通路に、2つのソーラークッカーを設置。どちらも、ダンボールにアルミを貼ったものです。パラボラ型には水の入った鍋とレトルトカレー、パネル型には、アクリルの容器に入れた缶コーヒーとレトルトご飯をセットしました。この日は絵に描いたような五月晴れで、昼には、写真3のように、カレーライスと熱いコーヒーができました。

clip_image002写真1 パラボラ型

clip_image004写真2 パネル型

容器に黒色の鍋や缶を使用することで、効率よく加熱することができました。うかつに触ると火傷をするほどです。 続きを読む

【デザイン科】デザイン科1年生が奉還町で写真撮影をしました

5月10日(金)、デザイン科1年の工業技術基礎 写真コースの生徒10名が奉還町商店街で写真撮影の実習を行いました。

事前に一眼レフカメラの扱い方を学習し、35mmモノクロフィルムをセットして、いざ奉還町商店街へ。

奉還町商店街は、学校から徒歩約5分、地元の人々に親しまれている商店街です。 普段、通学路で通っている生徒もいますが、カメラを持って撮影に出かけるのは初めて、さらにフィルムカメラを使うのも全員、今回が初めてでした。

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カメラを構え、構図と露出、ピントを決めたら、シャッターを押します。初めてのシャッター音と感触に感動したという生徒もいました。小雨の中での写真撮影を終え、教室に帰ってから、来週行う予定の「フィルム現像の流れ」を確認しました。

奉還町商店街の皆さま、ご協力ありがとうございました。

建築科生徒を対象に講演会を開きました

5月9日(木)5、6校時、建築科全学年を対象に、社会人講師による講演会を開きました。講師をお願いしたのは、ユージー技研(株)建築部長の児玉博文さん。演題は「社会人になるにあたって」でした。

第一部は、社会人としての在り方について、「自分自身の技量を高め、社内で認められることによって、その人のカラーが実力とともに個性として認知される。そうなれば『リバティー(自由』に生きられる」という内容でした。

第二部は、児玉さんの会社が設計した「オージー技研(株)九州支店」についての、写真とパネルを使った紹介でした。この建物の特徴は、鉄骨とガラスだけで作られていることで、精度を出すために作業には細心の注意が必要だったそうです。作業が終わった後、職人の人たちと撮った記念写真を建物に収めたエピソードに、仕事に懸ける熱い思いを感じました。

児玉博文先生講演会(ユージー技建) (4) 児玉博文先生講演会(ユージー技建) (5)

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生徒たちは、熱心にメモを取りながらお話に耳を傾けていました。建築について、そして働くということについて、生徒たちの興味と関心を高める講演をしてくださった児玉さんとユージー技研の皆さまにお礼を申し上げます。

岡山県立美術館で本校所蔵作品が展示されます

岡山県立美術館で開催される「漆工芸家難波仁齋 生誕110周年記念回顧展」に、本校が所蔵する手文庫「薫風」が展示されることになりました。

難波仁齋(本名・仁次郎)氏は、1924年に岡山工芸学校(現岡山工業高校)の塗工科を卒業、1927年からは本校の美術工芸科(現デザイン科)の教員として教壇に立たれていました。

線刻のかわりに色漆で描く描蒟醤(かききんま)の技法を確立し,1931年と1936年に帝国美術展(現・日展)で入選、1962年の日本伝統工芸展では、最高賞の日本工芸会総裁賞も受賞されました。岡山県重要無形文化財の認定も受けておられます。

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本校所蔵の難波氏の手文庫「薫風」は、現存する作品のなかでは最古のものとのこと。作品は県立美術館の学芸員の方々により丁寧に梱包され、美術館へと運ばれていきました。

「漆工芸家難波仁齋 生誕110周年記念回顧展」は6月7日〜7月15日まで岡山県立美術館で開催予定です。

サイピアで「岡工ものづくり体験デー」が開催されました

5月4日(土)みどりの日、岡山市北区伊島町の「人と科学の未来館サイピア」で「岡工ものづくり体験デー」が行われ、7つの専門科から多くの生徒が参加して、小学生に作業の指導を行いました。

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各専門科のものづくり教室の内容は次のとおりでした。

 午前  化学工学科  化学の楽しさに触れよう
 デザイン科  キャンドルを作ろう
 建築科  2階建て住宅模型を作ろう
 午後  機械科  表札を作ろう
 電気科  電子オルゴールを作ろう
 情報技術科  ロボットカーで楽しもう
展示・発表  土木科  スーパーエンバイロメント事業等の取組

会場の各ブースでは、指導役の岡工生の説明を聞きながら、親子で楽しそうに作業に組んでいました。真剣な表情で住宅模型の部品を接着する女の子、思わず熱くなって子ども以上に張り切ってしまうお父さん、膝を床について小さい子の目線で話しかける岡工生など、とてもほほえましい光景があちこちで見られました。作品が完成すると、どの小学生もうれしそうな笑顔を見せ、自分の作品を大切に持ち帰っていました。 続きを読む