【土木科2年】コンクリートの未来に触れる出前授業

令和4年12月22日(木)本校会議室にて、大和クレス株式会社取締役副社長仲田様をはじめ総勢5名の皆様に来校頂き、SDGs持続可能な開発目標を達成できる、出前授業を行なって頂きました。

皆さんは「固まったコンクリートに発生したひび割れを、そのコンクリートが自分自身で修復する性質を持った、夢のようなコンクリートが存在すること」を信じられますか?そんな技術がすでに確立しているのです。今日の出前授業は、そんなちょっと不思議なSFの世界のような内容の講義とグループミーティングを行なって頂きました。
以下その様子です。

「Basilisk HA(バジリスク エイチエー)コンクリートを用いたNet Zeroへの取り組み」と題し講義をして頂きました。このBasiliskというバクテリアをコンクリート練り混ぜ時に混入して作られます。そのバクテリアの作用で自己修復が起こるそうです。
そのバクテリアは香ばしく、「ポテトチップスコンソメ味」の香りに似ていました。(生徒談)

その後、実際に自己修復をしたコンクリートブロックを見たり触ったりさせて頂きました。本当にひび割れたところが若干色は異なるものの、見事にふさがっていました。

質疑応答のあとはグループミーティングです。「バジリスクを販売するためにはどうする?」という題材をテーマに、5つの班に分かれてブレインストーミング法を用いて意見を出し合い、模造紙にまとめていきました。総合的な探究の時間(OCP)でもグループワークを体験している2年生にとって、とても楽しそうな時間でした。大和クレスの皆さんが、ファシリテーターとなってサポートしてくださいました。

話し合いの後は発表(表現の場)です。「SNSや動画投稿サイトに載せる」これは多くの班が思いついていましたが、「名前を変える」「某アイドルグループと専属契約する」など各班ユニークな販売方法を提案していました。

 今回の出前授業では、「地球温暖化」「Net Zero」(温室効果ガス発生をほぼゼロに)「世界が掲げる環境問題」「自社の利益よりも世界に目を向ける」「SDGs」「こうした活動が日本や世界の未来を救う」このような言葉がキーワードとなっていました。
 生徒はこの出前授業を通じて、世界に視野を広げもの事を考えることや、今学んでいる専門的な学びにはもっともっと発展した先があることなどを感じて欲しいと思います。そして将来、地域や社会の健全で持続的な発展を担う職業人となれるよう、多くの経験を積んでいきましょう。

文末となりましたが、年末のご多忙の中、本校土木科の学習活動にご協力くださいました大和クレス株式会社の皆様、本当にありがとうございました。

グローバル・クリスマス・パーティー

今年度初めての試みとして、12月16日(金)の放課後を利用してグローバル・クリスマス・パーティーを開催しました。デザイン科、建築科、情報技術科の1・2年生の生徒約15名が参加し、専門科の垣根を越えてゲームをしながら交流を楽しみました。

プログラム1番の世界豆知識クイズ大会では、地歴公民科の白石先生が本校と縁のあるカンボジアや台湾について、そして世界情勢に目を向けるきっかけとしてロシアのウクライナ侵攻についての問題をクイズにして出題してくださいました。クイズの後には、「カンボジアはなぜ貧しいのか?」「なぜロシアのウクライナ侵攻にどの国も介入しないのか?」といったことをとても分かりやすく解説してくださいました。

プログラム2番は、ALTのライアン先生による英語のビンゴ大会でした。景品として、海外からの来客用に作成した岡工オリジナルグッズ(マスキングテープや付箋など)を特別に用意しました。ライアン先生の英語をよく聴き取って、みんな楽しそうに参加してくれました。

【岡工STEAMラボ(OCP発展)】プレゼンまでいよいよ大詰め!

 令和4年12月20日(火)、岡工STEAMラボで取組んでいる「令和6年度岡山植樹祭に向けたカウントダウンボード製作企画案プレゼン」まで1週間を切りました。今日はプレゼン練習と手直しをしています。
以下その様子です。(プレゼン前のため、画像の一部を加工しています)

いよいよ来週の月曜日に、岡山県庁においてプレゼンします。科・学年をこえて集まったSTEAMラボのみんなのプレゼンは、どの班もそれぞれの特徴が出ていて、ユニークなプレゼンへと仕上がっていました。
26日、頑張ってね!

【電気研究同好会】ロボコンでアイデア賞を受賞

 「第27回つやまロボットコンテスト」が津山総合体育館で行われました。
今大会は”陣取り”をコンセプトに行われ、プラスチックのコップを掴み、所定の場所に移動させるとポイントが加えられます。さらに相手のコップをひっくり返すことで自分たちのポイントを加算できるため、技術と戦略が試されました。
 本校からは2チームが出場し、リーグ戦ではチーム「DE-3」が1敗1分け、チーム「岡工2022」は2勝と健闘しましたが、得失点差の関係もあり両チームとも決勝トーナメントへは進むことができませんでした。しかし、「岡工2022」はアイデア賞を受賞し、ロボットの製作技術が評価されました。

第1回 「SDGs」を取り入れた授業デザインを考える勉強会を行ないました

 本日令和4年12月19日(月)、「SDGs」を取り入れた授業デザインを考える勉強会を実施しました。この勉強会は、講師も本校教員、参加するのも本校教員という、今までに無い新たな形で、さらに自由参加の勉強会として行ないました。
以下その様子です。

 講師の先生からSDGsの取組み事例やPBLについての話しを聴いた後は、4人組でワークショップを体験しながら、授業づくりを考えました。参加した先生からは「SDGsってハードルが高く感じていたけど、自分が『これ』と思うゴールを中心に考えれば良いことがわかった。」「SDGsをコミュニケーションツールの一つとしてとらえ、授業の導入や展開まで考えられて良かった。」など、おおむね好評でした。

【デザイン科】「大好き!晴れの国おかやま」表紙デザイン 最優秀賞

岡山県のPR冊子「大好き!晴れの国おかやま」の表紙デザインにデザイン科2年の永原誠治くんの作品が最優秀賞として採用されました。

また、同じくデザイン科2年の木多羽桃さんの作品が優秀賞を受賞しました。

岡山県のPR冊子「大好き!晴れの国おかやま」は、県内高校の卒業生を対象として配布される予定です。

最優秀賞 デザイン科2年 永原 誠治
優秀賞 デザイン科2年 木多 羽桃

【建築科】「建築確認申請の手続き」について

12/13(火)2~3校時、建築科2年生を対象に(一社)岡山県建築士会より10名の方を講師としてお迎えし、「建築確認申請の手続き」についての作業を行いました。
設計者が最初に行う書類の作成を講師の方々の指導の下で行い、正確さや難しさを体験することができました。
これから建設業での就職や進学を決定していく2年生にとっては、設計者の仕事内容の一部を知る貴重な経験となったと思います。

【デザイン科】第34回全日本高校デザイン・イラスト展で優秀賞受賞

第34回全日本高校デザイン・イラスト展で、デザイン科2年生の永原 誠治くんの作品が優秀賞に選ばれ、12月16日(金)に中国デザイン専門学校で行われた西日本地区表彰式に出席しました。

作品は全国で巡回展をされ、北海道地区展では札幌、東日本地区展では東京都三鷹市で展示されていました。この度、西日本地区展として12月16日(金)~18日(日)の期間で中国デザイン専門学校5Fホールで展示されています。

優秀賞:デザイン科2年 永原 誠治
タイトル「一歩でも」