【学校行事】3学期始業式を行ないました

令和5年1月10日(火)3学期始業式、収納式、表彰式をリモートで行ないました。

校長式辞では、2学期終業式で話された「①計画を立てて過ごしましょう②一日1つ以上の手伝いをしましょう③休み中に1冊は本を読もう」について振り返りました。続いて年末年始に全国大会で躍動した郷土岡山の同じ高校生の活躍について、そして箱根駅伝で優勝したチームの「考えるチーム」で強くなった話しを通して、自分事として考え行動し、感動を与えられる人物へ、そして学校を誇りに思える人物への成長を願い式辞とされました。

収納式では、少林寺拳法部が年末に行なわれた中国新人大会で優勝を含む、多くの活躍を収納しました。

表彰式では、全国製図コンクール機械系・電気系の両部門で最優秀特別賞を受賞し、校長先生より(代読)表彰を受けました。このコンクールでのダブル受賞は昨年に引き続き2年連続の快挙です。

県内に限らず、新型コロナウイルス感染拡大がまだまだ続いています。そして県では今年、3シーズンぶりにインフルエンザ注意報(流行シーズン入り)も発令されました(6日)。今までの対策を継続して講じるとともに、再度「マスク無しではしゃべらない」を徹底し、3学期を無事過ごしていきましょう。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

【デザイン科】卒業制作展2023「結 *yui*」

岡山工業高校デザイン科3年生の卒業制作を中心とし、1、2年生の授業作品も展示します。
是非ご覧ください。
日程:2023年1月24日(火)〜1月29日(日)
会場:岡山県天神山文化プラザ 第1展示室  map
時間:9:00~17:00(最終日は15:00まで)となっています。
入場無料

【弓道部】射初🎯

本年も弓道部をよろしくお願いいたします。
4日に射初会を行い、本年の活動がスタートしました。今年の干支の兎を生徒有志がイラストにした干支的、扇、金的と3種類の変わり的を一生懸命に狙い、見事射抜くものもいれば、的すれすれに外れて悔しがる姿も見られました。

当日は保護者の方やOBも観覧頂き、いつもの練習とは一味違った緊張感もあり、良い会となったように思います。

昨年は、春の中国大会で男子団体が2位となり、久々の上位大会での入賞を飾ることができました。
今年も昨年を超える活躍ができるよう、頑張りたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

【岡工STEAMラボ】県庁でプレゼン!最優秀賞受賞!!

令和4年12月26日(月)、岡工STEAMラボのメンバーが、岡山県庁で行なわれた「全国植樹祭カウントダウンボード製作に向けたプレゼンテーション会」に参加しました。先週まで準備に余念の無かった5つの班のみなさんのプレゼンは、審査員の方々にどう伝わったのでしょうか。
以下その様子です。

始まる前は多少リラックス。
でも始まってみると…

審査委員には伊原木岡山県知事、鍵本教育長を始め5名の方々がいらっしゃり、見ている私の方が緊張してしまいそうな顔ぶれでした。ところが心配は杞憂に終わり、どの班の生徒も先日(19日リハーサル)お伝えした時よりも数段レベルが上がり、声の大きさ、伝えたい気持ち、時には笑いもあり本当にこの一週間、それぞれが練習を重ねていたことがしっかりと伝わってきました。みんなすごいね!
結果は最優秀賞2つともに本校の「shine」と「STEAMラボ」班が受賞しました。

プレゼン後、生徒は緊張がとけ表情にも余裕が出てきました。閉会後伊原木知事からの質問にも自信を持って答えている姿が印象的でした。

結果として2つの班のアイデアが採用されましたが、それはあくまで結果であって、採用されなかった3つの班の生徒もみな一様に今回のプレゼンに全力を尽くしていました。今日までのプロセスを心から称えてあげたいと思います。

「初めまして、よろしくお願いします。」で始まった学科学年が異なるこの「岡工STEAMラボ」は今回の結果を受け、年明けからいよいよカウントダウンボードの製作に入ります。今後は採用された2つの班のメンバーが軸となり、再び多くの人と関わり合いながら、よりよいものづくりをしていくことを期待しています。
チャレンジした生徒の皆さん、改めておめでとうございます。お疲れ様でした。

【土木科有志】AI学習の成果発表を岡山大学にて行ないました

 令和4年12月22日(木)、岡山大学環境理工学部にて、7月から継続して学んでいたAI学習の成果発表を行ないました。
 この特別教育は、高大連携として昨年度から岡山大学環境理工学部西山教授とそのゼミの学生さんが本校に来校してくださり、土木科1~3年の有志の生徒へAIの基礎知識から応用に至るまでご指導くださいました。
以下その様子です。

 今回の学びは、建設現場での使用、を想定した、ミラーの前に立つだけで服装・装具着用の安全確認が瞬時でできる「AI姿見ミラー」の開発を軸に取組みました。その根幹を作るため、様々な画像データを収集し読み込ませ判断できるように作り上げていきました。
 4班に分かれての発表でしたが、どちらの班も今回の学びをしっかりと理解した上でプレゼンすることが出来ていました。また、有志生徒が回答したアンケートも集計し、今回の学びが彼ら自身にとってどれだけの価値の高いものであったのかも合わせて発表しました。
みなさん、お疲れ様でした。知識もしっかり身に付けることができたと思いますが、こうしてチームとして発表することで、協調性や表現力なども育むことが出来ていました。
 最後になりますが、約半年間本校に来校しご指導くださいました西山先生はじめ、ゼミの学生の皆様、本当にありがとうございました。

 さて、こうした学びは本校で取組んでいるSTEAM教育の一つだと思います。今後も生徒が、様々な資質や能力を身に付けることの出来る場を設けていきたいと思います。

【国語科】第三十三回 伊藤園お~いお茶新俳句大賞 都道府県賞受賞!!

「十代は蛍のようなものだった」 デザイン科3年 金山 千夏

この俳句は、国語の冬の課題として昨年度に作ったものです。「お~いお茶新俳句大賞」に応募したところ「都道府県賞」を受賞しましたので、作者の金山さんの声とともに紹介します。

「成長するにつれて、時間が経つのがどんどん早くなっていくような感覚になります。
 10代という青春時代もあっという間に終わりそうで、それが儚(はかな)い命の蛍に似ているなと思って作りました。 2年生のときに作った句なので、受賞の知らせを聞いたとき最初はピンときませんでしたが、嬉しかったです。
 今年の10月下旬に『お~いお茶』のボトルが1ケース(24本)届きました。開けてみると、自分の名前と俳句が印刷されているお茶のペットボトル(下の写真です)が入っていました。世界にひとつしかないオリジナルのものなので、とっても感激しました!!飲んでみると、なんだか特別おいしかったような気がしました。」

 金山さんの作品以外にも、佳作を受賞した作品があるので、紹介します。

     「人生に白紙のページが増えました」 電気科3年 中本 将吾

 この句は、コロナでいろいろな活動が規制されて、思い出でぎっしりのはずのページに、書きこめるようなことが何もできなかった・・・という悲しさや空しさを表現した一句だということです。

名前と俳句入りの『お~いお茶』

【学校行事】2学期終業式を行ないました

冬至が明けた本日令和4年12月23日(金)、今朝は本校周辺でもうっすらと積雪がありました。そんな寒さの増した2学期最終日、終業式に先立ち、生徒会新旧交代式、収納式をリモートで行ないました。

校長式辞では、先日閉幕したサッカーワールドカップ日本代表選手団が、全国から応援される姿に触れ、部活動等で活躍した多くの生徒をはじめ全校生徒にむけて、「誠実勤勉」に取組み、周りの人に応援してもらえる人生を歩んでください。冬休み中、今までどおり感染症対策に努めましょう。マスク越しのあいさつは互いに聞き取りづらいこともありますから、あいさつを届けたい気持ちを行動で表してみよう。17日間の冬休みの間、「①計画を立てて過ごしましょう②一日1つ以上の手伝いをしましょう③休み中に1冊は本を読もう」と、あいさつがありました。

生徒会新旧交代式では代表して新たに第74期生徒会会長に就任した、情報技術科2年中村風雅君の就任あいさつに続き、第73期生徒会長デザイン科3年山本桃華さんの退任あいさつがありました。新生徒会役員の皆さんよろしくお願いします。旧役員の皆さん、お疲れ様でした。

収納式では山岳部、陸上競技部、バスケットボール部、弓道部、少林寺拳法部、空手道部、写真部、土木研究同好会、建築科生徒が、優秀な成績を収めたことを報告してくれました。

冬休みで心も体もリフレッシュして、令和5年1月10日(火)3学期始業式の日に、お互い元気な姿で会いましょう。良いお年を。

【土木科×建築科】土木科課題研究OCP実践班:専門科の垣根を超えた学び

 令和4年12月22日(木)、土木科課題研究「OCP実践班」が建築科の先生に技術指導をしていただきながら、木材加工に取組みました。
以下その様子です。

この班は現在「地域の困りごとを工業の力で解決しよう」という活動の一環で、サイピアさんからの依頼に取組んでいます。製作するものは「イーゼル(看板立て)とメニューボード」です。サイズや使用材料をどのようにするかサイピアさんへ出向き打合せをして、設計したものの…木材の加工が出来ない。困った生徒は、建築科の先生に助けを求めに行きました。

事前に建築科長の栗原先生のご都合を確認した生徒は、本日ご指導を受け、加工するはこびとなりました。土木科では使用しない機械を用いた木材加工は、やはりケガのリスクが高くなります。そこで栗原先生が安全作業の観点から、「ここに指(手)を出すと、こういう理屈で危ないので手を出したらいけんよ。」など、安全教育を盛り込んだご指導をしてくださいました。生徒は出来る範囲で木材加工を体験させて頂きました。(先生には多くの加工をして頂きました。)栗原先生からの質問に明確に受け答えしていた生徒の姿が、成長を感じさせてくれました。

サイピアさんへの納品は1月下旬です。安全作業で頑張りましょう。

さて、こうして専門科の垣根を超えた学びから生まれる新たな価値をもった学び方が、本校で取組んでいるSTEAM教育の一つだと思います。生徒は、自分たちだけで解決できない課題に直面したとき、今年度は建築科にお願いしました。昨年度の先輩は機械科にお願いし課題を解決していくことができました。その過程で普段学ぶ事の出来ない学びや経験を積むことが出来ました。こうして少しずつ学びの幅が広がり、今以上に課題研究が充実し、生徒が様々な資質や能力を備えて卒業できるように、サポートしていきたいと思いました。