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12.26【社会貢献】高校生「地域防災ボランティアリーダー」養成研修会

本校生徒23名が高校生「地域防災ボランティアリーダー」養成研修会に参加しました。本校生徒に加え高松農業高校、大安寺中等教育学校の生徒も参加しました。

演習では、「ホットタオルで首を温めてみよう」「毛布でつくるガウンの作り方について」「新聞でスリッパやお皿を作ってみよう」など避難所を想定した内容を実践しました。生徒は初対面の他校の生徒とも「共助が大切!」というテーマのもと協力しながら楽しんでいました。また、非常用カレーライスも試食しました。

「本日の研修を振り返り、今の自分は有事の際、共助・公助の視点を持って、何ができる(動き出せる)だろうか?」では、「地域の人とのコミュニケーションをもっと図る必要があるし、自分でも挨拶などができると思う。」「地域の空き家を確認すれば迅速な避難が可能になるかも」「今日勉強したことを友達に教えることができる」など高校生防災リーダーとして本気で考えていました。

12.17【岡工STEAMラボ】避難所運営について考えよう!

 今回の岡工STEAMラボは「岡工の避難所運営マニュアルについて」「学校が避難所となったときを想定して」という2つのテーマで講義と演習をおこないました。
 岡工の体育館は232名、小体育館には80名の一般避難者が待機できる計画となっており、実際に、平成30年の西日本豪雨の時にも地域から避難したいとの要請があったそうです。実際に真備の水害の際には、小学校が長期にわたり避難所となり、教育現場は他校の施設を間借りするような状態が続きました。
 能登半島地震も元旦に起こった地震災害ということもあり、主に受験生は生活の場だけでなく学びの場まで奪われ行き場のない気持ちを抱えたまま3学期を迎えています。

 学校が「避難所」と「学校教育」を両立させるために、どう平時から備えるか事前周知と初期対応が大切です。そのことについて、「岡工生として何ができるか?」をテーマに避難所運営計画を考え、スライドを作成しました。

12.25【高校生「夢育」PBLフォーラム】建築科3年が課題研究の成果を発表しました

令和6年12月25日(水)、岡山県教育委員会が主催する高校生「夢育」PBLフォーラムで、建築科3年生が課題研究の成果報告を行いました。

建築科の課題研究 地域連携班「ベンチャーズ」の5名は、奉還町商店街のシャッター商店前に、ベンチの座る機能に加えて、商いや食事、古着市にも対応できる「多機能ベンチ」を提案しました。

このベンチを置くことで地域を活性化させたいと、春から現地調査やデザインコンペ、設計図作成など様々な活動を続けています。

建築科3年の課題研究「地域連携班」では、岡山の抱える問題を高校生の目線で調査し、課題を設定して建築的な視点で課題解決を図る活動をしています。

今回、奉還町商店街をフォールドワークし、ベンチに必要な機能やデザインについて何度も検討を繰り返しました。

協働学習の一環として、木材加工や販売を行う企業の方と安全性や組み立て方法についてアドバイスを頂き、作品を生み出すことができました。

2025年3月に、奉還町商店街へベンチを寄贈する予定です。商店街を利用の際は、ぜひベンチをご活用ください。

12.25【化学工学科】水酸化マグネシウム散布から約2ヵ月、岡山城の堀の現在の様子

水酸化マグネシウム散布から約2ヵ月経った堀の様子です。気温が低下して藻が減り、透明度が増しています。濁度の値も、先月の濁度8.5NTUから4.2NTUに下がっていました。

しかし、本研究の目標は堀の底まで見えるようになることです。今のところ、そこまでは達成できていません。濁度低下が見られたので、水酸化マグネシウムの効果は確認できましたが、今回の散布量では足りなかったかもしれません。今までのプールや近隣小学校の実験では、前年に散布した水酸化マグネシウムの効果がある程度持続することがわかっているので、来年追加散布すれば目標達成に近づけられるのではないかと考えています。

堀の水質については今後も継続して測定していきます。来年も堀の浄化活動を頑張ります!

12.24【終業式】2学期しめくくりの日

令和6年12月24日(火)、本日は2学期のしめくくりの日でした。朝のSHR、大掃除を経て体育館に全校生徒と教職員が集合し、終業式をおこないました。

本日は終業式に先立ち、生徒会役員新旧交代式、台湾研修報告会、収納式、表彰式及び壮行式がおこなわれました。

以下その様子です。

<生徒会役員新旧交代式>

校長先生から認証を受けた新役員の3名。第76期の新会長は初々しい表情で所信を表明されました。第75期の旧会長は全校生徒への感謝の気持ちを述べていました。

<台湾研修報告会>

代表生徒8名から、10月末に訪問した台湾での思い出を全校生徒に披露しました。

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<収納式>

収納式では8つの個人団体が全国大会、中国大会、県大会で優秀な成績を収められました。山岳部、囲碁将棋部、陸上競技部、写真部、情報技術科、機械科建築科、土木科のみなさん、おめでとうございます。

<表彰式>

表彰式では、機械科3年生、電気科3年生の個人2名が、全国製図コンクールで最優秀特別賞を受賞されました。おめでとうございます。

<壮行式>

壮行式では、岐阜県で開催される「ジャパンマイコンカーラリー全国大会 Camera Class」に出場される情報技術科の生徒が、校長・生徒会長から激励を受けました。また、弓道部(男子団体・男子個人)が12月25日から三重県で始まる「第43回全国高等学校弓道選抜大会」に出場しています。

<終業式>

校長式辞より

・3年生にとって人生を決めた(決める)2学期でした。4月から「チャレンジ、挑戦、成長」をキーワードにお話ししていた。3年間しかない高校生活で、「何か目標を持ってやってみる。」この繰り返しを早いうちに経験してほしい。新年は目標が立てやすい、目標を立てて新学期を迎えよう。

・「自ら進んでさわやかな挨拶をしよう」これも4月から伝えてきた。学校へ来られた方から「岡工生はとても気持ちの良い挨拶ができますね。」と言ってもらえる。これだけで岡工のファンになっていただける。みんなありがとう。ではなぜ挨拶をするのか。それは「挨拶をする人はされる人に対して、その存在を認め意思をつたえることができる、コミュニケーションの第一歩である。」今後とも挨拶・身だしなみに気を付けながら生活していこう。

・楽しいイベントのある年末年始だが、3学期の始業式では元気で全員がそろうことを願っています。

その後、校歌斉唱をおこない、2学期を締めくくりました。

12.17【土木科】企業トークセッション開催!

令和6年12月17日(火)、土木科1・2年生を対象に【地域ゼネコン】【施設管理者】【全国ゼネコン】というカテゴリーで、全12社(公務員含む)から30名近くの方々に来校いただきました。自己紹介の後、会社の概要、会社紹介、福利厚生、給与、休日や残業、離職状況、入社理由、企業PRなど御紹介いただきました。

以下その様子です。

【地域ゼネコン】(株)荒木組、蜂谷工業(株)、(株)三幸工務店、中央建設(株)

いずれの企業も、県内で道路や河川などの工事を受注し、施工管理を行っています。完成後には多くの人々が利用することで、地域に貢献しています。各社は、給与や福利厚生の向上、残業時間の削減に向けた取り組みを通じて、人材確保を意識した独自の施策を実施しています。また、話しやすい環境を整えることで、メンタル面のサポートにも力を入れています。

【施設管理者】西日本高速道路(株)、国土交通省中国地方整備局、岡山県庁、総社市役所

 それぞれの工事の規模や対象は異なりますが、計画・設計・施工・維持管理の業務の発注を行っています。災害時には緊急出動がありますが、さまざまな手当や福利厚生が充実しています。勤務地など本人の意向にも配慮しています。

【全国ゼネコン】西松建設(株)、東亜建設工業(株)、鉄建建設(株)、飛島建設(株)

いずれの企業も、各々特徴的な大規模工事を手がけており、その分野での技術力の高さを誇っています。海外での実績も多く、そちらでの経験を積むことも可能です。給与や福利厚生も充実していまし、仕事の進め方において個人の問題にも寄り添っています。また、学問や研究に対する理解もあり、この方面への様々な補助があります。

各企業、各省庁での業務内容や給与、福利厚生など、人材確保に努めておられる事が分かりました。

当日は保護者の方々も十数名御参加頂きました。御多忙のところ御参加頂きありがとうございました。よりよい進路決定に向け御家庭でも進路について御相談頂ければと思います。

最後になりましたが、当日御参加頂きました各企業、各省庁の関係者様には年末のお忙しいなか私達のために貴重な御講演を頂きましたこと厚く御礼申し上げます。本日の内容を様々な形で検証し、今後の進路決定に向け役立てて参ります。本日は誠にありがとうございました。

12.18【主権者教育】防災フェスタ

 本日2年生を対象に主権者教育(防災フェスタ)を実施しました。内容は地震体験車や止血法体験、AED・心臓マッサージ体験などをおこないました。体験学習をおこなうなかで、生徒が講師役を務めました。地域や保護者の方も来てくれました。

 地理総合の授業の成果物である「南海トラフを原因とする地震の啓発資料をつくろう!」「防災バッグを点検したり、防災グッズを使用したり、非常食を食べたりしてみよう!」の2つのパネル展示もおこないました。

生徒たちは以下のような振り返りをおこなっていました。

「地震体験車では震度7の揺れが思っていたよりも激しくて驚いた。南海トラフでは岡山は最大で震度6強が来るので、備えておくことが必要だと改めて感じることができた。横揺れよりも縦の揺れが激しくて、椅子が浮いてしまうほどだったので、食器棚や本棚などの固定をしっかりして、自分の身を守れるようにしたいと思う。」

「実際に非常食を食べてみたレポが参考になった。自分が思っている以上に日々の食事で癒やされたり疲れを解消していると思うので、なるべく美味しい非常食をパネル展示を参考に用意したいと感じた。」

「身近にある物で人の命を救うことが出来るのが凄いと思った。ロープ1本でものすごい強度が出て、しかも結び方も簡単なのに驚いた。ネクタイや布で固結びをするだけじゃなく、割り箸などでさらに固くでき、止血の効果を高めることができることが知れた。」

【機械科】令和6年度高校生ものづくりコンテスト岡山県大会(溶接部門)で1位、2位!

12月14日(土)本校において令和6年度高校生ものづくりコンテスト岡山県大会(溶接部門)が行われました。

この大会は県内の機械系に所属する生徒が日頃培った溶接技術で圧力容器を製作し外観審査・作業審査・耐圧審査を競い合う大会です。

その大会で本校から機械科2年奥野更彩さん(味野中学校出身)が1位、機械科3年の浅原愛美さん(竜操中学校出身)が2位を獲得しました。

1位となった奥野更彩さんは来年夏に島根県で行われる中国大会(全国大会予選)に出場します。