12月22日(日)、倉敷市の高梁川河川敷グランド特設コースで、「第11回全日本高等学校ゼロハンカー大会」が開催され、岡工機械科の「OKAKO3号」が優勝しました。
大会には、全国18校から40台が出場、岡工からはOKAKO1号~3号の3台がエントリーしました。優勝したOKAKO3号は、ファーストステージのタイムトライアルで5位につけ、安定した走りでセカンド、サードステージを順調に通過しました。
10台が24分間の耐久レースを行う決勝。OKAKO3号は、スタート時の5番目から徐々に順位を上げ、30秒のピットインを2位で終えると、前を行く「山陽桃太郎1号」を追ってピットを飛び出していきました。その直後に首位を奪い、そのまま快走を続けて周回数24でゴールしました。
優勝したOKAKO3号は50ccのバイク「APE」のエンジンを搭載し、クラッチで変速操作する「マニュアル車」です。機械科3年の「ゼロハンカーの製作班」の10人が4月から製作してきました。
生徒たちはレース直前まで、練習走行とマシンの調整を繰り返して本番に臨みました。マシンの仕上がり、ドライバーのテクニック、息の合ったピットワーク、保護者の方の応援、すべてが追い風となって、見事な成果につながりました。来年のレースも期待しています。
下の写真は、水島工業高校の文谷先生からいただきました。ありがとうございました。