４月１０日（水）、本校体育館で退任式を行いました。退任される先生方のうち、５名の先生方が式に参加して下さいました。校長先生からのご紹介の後、お１人ずつからのご挨拶があり、在校生・教員一同静かに聞きました。

長屋先生（書道）は、「岡工の伝統を守り、これからも伝えていってほしい」とお話しされました。お話の締めに「おはようございます・こんにちは・さようなら」の３つの挨拶を大きな声で生徒と交わされていたのが印象的でした。

赤木先生（前副校長）は、岡工へ赴任されてからの思い出を振り返りながらお話をされました。「１１１プロジェクト等で整備をしたエコ広場のバージョンアップを継続して行い、岡工生１人ひとりの記憶に残るものづくりをしていってほしい、子どもたちに岡工の『ものづくり』の素晴らしさを伝えていってほしい、日本一の工業高校を目指し、絶えず向上することを考えて邁進していってほしい」、と熱い思いを語られました。

渡邊先生（数学）は、専門科７科全てで授業をすることができ、貴重な経験になったとお話しされました。「幸せの花を咲かせるためには、幸せの種をまかなければならない。まずは自分、そしてクラス、最終的には学校全体の幸せのための種をたくさんまいてください」と語られました。

佐々木先生（機械科）は、２年間岡工機械科で専門科目等のご指導に力を注がれました。「今後は行政の面から岡工生のみんなをバックアップしていきます」と力強く語って下さいました。

松田先生（デザイン科）は、今の岡工生の素晴らしい挨拶があるのは、先輩たちが自主的に挨拶運動を始めたのがきっかけなのだということを教えて下さいました。「保護者や先生、友達、いろいろな人への感謝の気持ちを忘れずにいてください」とお話しされました。

残念ながら式に来られなかった先生方からのメッセージも、バラエティに富んだ内容で、１つひとつのメッセージが心に残りました。

校歌斉唱後、生徒の間の花道を名残惜しそうに退場される先生方のお姿がとても印象に残りました。新たなステージでのご活躍をお祈り申し上げます。