【機械科】車椅子整備で、機械科3年生が創志学園を訪問しました

11月5日(月)の午後、創志学園高等学校を機械科の3年生8人が訪れました。

機械科では、課題研究での学習活動として、3年間で身につけた専門的な知識や技術を活かして、岡山市内の公共施設や総合病院に設置されている車椅子の整備ボランティア活動に取り組んでいます。この日の訪問はその活動の一環として行われました。

会場となったのは創志学園高等学校の「看護・介護実習室」。看護科3年生の53名の皆さんが2つの班に分かれ、それぞれ1時間ずつ、本校生徒と共に学びました。

まず、機械科の生徒が指導役となり、工具の使用法やチェックシートでの作業の確認など、安全で確実な整備方法を説明しました。白衣にナースキャップ姿の看護科の皆さんは、真剣に一生懸命メモを取りながら説明を聞き、工具を手に車椅子を実際に整備しました。

次は看護科の皆さんが、段差のある場所での車椅子の運転方法や介護ベッドから車椅子に移動する方法など、看護や介護に必要な技術を本校生徒に教えました。専門知識をお互いに交換しあう形で、学校間の連携が実現し、本校生徒にとっても大変参考になりました。

最初は、お互いに緊張した面持ちでしたが、時間が経過するうちにうち解け、笑顔がいっぱいの明るい雰囲気で事業を終了することができました。今後もこの取組を続けて、お互いの専門学科についての理解を深め、専門的な知識・技術を活用した地域貢献を推進することで生徒の社会性や協調性を育てていこうと考えています。