【建築科】姫路城の修理現場を見学しました

10月23日(火)、建築科1年生が進路校外学習で姫路城大天守の修理の様子を見学しました。

姫路城大天守は、2009年から2014年までの予定で、大規模な「平成の大修理」が行われています。この修理では、外壁の漆喰の塗り替えや屋根瓦のふき替えに加えて、耐震性を高める補強も行われます。この修理の様子は、見学施設「天空の白鷺」として一般公開されています。

まず、エレベーターで一気に8階の見学スペースへ移動すると、ガラス越しに大天守を間近で見ることができました。屋根部分はほぼ修理が完了していましたが、目の前に迫る大天守の大屋根に感動し、城郭建築の醍醐味を体感することができました。また、漆喰塗りや瓦の葺き替えなど「匠の技」を学ぶことができました。あいにくの雨ではありましたが、大天守から眺める景色も素晴らしかったです。

午後は、姫路市立美術館でモネからマティスまでの近代フランス絵画を鑑賞して感性を磨きました。また、姫路文学館では、特別展示 卒寿記念「瀬戸内寂聴展」~90歳、これから生きていく~ を鑑賞しました.生徒たちは、「恋愛は人を成長させる」という言葉に共感していました。

ふだんなかなか見ることのできない貴重な修理現場や芸術作品に接して、進路について真剣に考え、またこれからの人生についても深く考えることができた有意義な一日となりました。