10.09【キャリア教育】土木科・建築科でキャリアライフ講演会をおこないました

令和6年10月9日(水)土木科・建築科全学年の生徒を対象に、「~建設版ドリームファンタジーを未来の建設技術者に~」と題し、岡山県医師会館三木記念ホールを会場に講演会をおこないました。

土木部門では、鹿島建設株式会社 技術研究所 プリンシパル・リサーチャーの三浦悟様から「題目:自律自動施工システム“ACSEL”(クワットアクセル)の宇宙適用」についてお話し頂きました。

続いて建築部門では、清水建設株式会社 生産技術本部 生産技術開発センター デジタルマネージメントグループ 主査 大垣博様、小林あさみ様から「題目:建設現場を支える最先端DX技術」についてお話しとVR体験をさせて頂きました。

以下その様子です。(画像の一部に加工があります)

<生徒の感想>

○鹿島建設様の講演を聞いて

・建築・土木は宇宙に全く関係がないと思ってたけど、今回の講演を聞いて月面基地を作るために建築土木は必要不可欠だと分かりました。

・土木関連の仕事は人間の手でしか出来ないと思っていたので、重機の遠隔操作により、人的被害がゼロになっている事に驚きました。AIなどに仕事を奪われていく世の中だけど、こう言ったところは機械に任せても大丈夫なんだなぁと思いました。

・人手不足などの課題解決のために自動施行マネジメントシステムを導入していると知り、それと同時に宇宙適用の検討もしていてこのまま自動化が進歩すれば土木の仕事はいずれ宇宙にも手が届くものなんだと知り、より土木の仕事への関心が高まりました。

○清水建設様の講演を聞いて

・一般の人には伝わりにくい設計図の部分をVRにして再現することでイメージがしやすく、便利だと思いました。電気製品などの取り扱い説明書は紙ということもあり、すぐなくしてしまうのですが、VRで読めるようになることですぐに確認することができとても便利だと思いました。

・話ばかりではなく生徒が実際にVRを体験するという講演で同じ学校の生徒の姿とVRの凄さを見れてとても面白かったです。また自分が設計した建物をあのようにVRで体験できたらいいと思いました。

・VRで家を作ることで依頼主のイメージが湧きやすく理想の家が作られると思う。モックアップを作るとゴミになるがVRにすることで環境負荷軽減になり環境にも配慮していてサスティナビリティだと思った。

今回の講演会は、一般社団法人日本建設業連合会 中国支部様のご厚意により、遠方から鹿島建設株式会社様、清水建設株式会社様にお越し頂き実施することができました。生徒自身の学びに対する考え方や職業観に大きな刺激を与えて頂いたと確信しております。ご関係の皆様、誠にありがとうございました。