インターハイの自転車競技が7月25日~29日、北九州メディアドームなどで開かれ、本校からは4名の選手が参加しました。
トラック種目最終日に行われた1㎞タイムトライアルには、本校から大賀翔輝(機2)が出場しました。重めのギアを選択したことでスタートこそ出遅れはしたものの、狙い通りに600m通過時点で好タイムをマーク。残り400mは持ち前の粘り強さで減速を最小限にとどめ、自己ベストを約2秒更新する1分5秒292という記録で会場をどよめかせました。以降も全国の名だたる選手たちが好走を見せましたが、最後まで記録は破られず、大賀の優勝が決定しました。同種目でのインターハイ優勝は、岡山県勢初の快挙となりました。
団体種目であるチームスプリントには、1走 三垣唯(土2)、2走 大賀、3走 脇野凌功(土2)の布陣で挑みました。三垣が切れのあるスタートを見せると、続く大賀が全国トップクラスのスピードで脇野へつなぎました。短距離も長距離もこなせる脇野が大賀のスピードを維持したままゴールを駆け抜け、予選ではチームベストを約2秒、岡山県高校記録も約1秒更新する1分16秒394をたたき出しました。翌日の1・2位決定戦では惜しくも敗れたものの準優勝を獲得し、学校対抗も3位となりました。
そのほか、スクラッチ決勝では脇野が落車に巻き込まれ途中棄権、ケイリンに出場した綾野颯哉(電3)は準々決勝で敗退、スプリントでは三垣唯が予選敗退という結果となりました。
一番の目標としていたインターハイで、優勝を含め2種目で表彰台、学校対抗も3位という結果を残すことができ、これまで支援していただいていた方々へ恩返しができたかと思います。今後は秋の国民スポーツ大会へ向けて精進していきます。引き続き応援のほど宜しくお願い致します。