全国で17,048名が受験した、全国工業高等学校長協会主催の「第44回機械製図検定」で、本校の成貞琳平(機2A)君と安本幸史(機2B)さんの2人が特別表彰を受賞しました。
特別表彰は、合格者のうち、第1次試験(150点満点)・第2次試験(100点満点)の合計成績が230点以上の成績優秀者を対象に、協会による審査を経て贈られるもので、全国の受賞者6名のうち2人を岡工が占めました。
2人には、この受賞を励みとして、さらに製図の技能を高めてほしいと思います。
奉還町商店街の一軒の店の前に置かれ、地元の子どもたちに約40年も親しまれてきた「みなしごハッチ」の遊具が、このたび商店街に寄贈され、11月26日(火)、夕方の買い物客でにぎわう奉還町商店街で、贈呈式が行われました。
40年の歳月で、「ハッチ」は塗装がはげ、電源を入れても動かない状態になっていました。寄贈にあたって、本校に修理の依頼があったのは今年の2月。機械科、デザイン科、電気科がそれぞれの技能を生かして、修理に取り組みました。
鮮やかな塗装が施され、基礎部と人形をつなぐ鉄製の補強材も入れられて、すっかり生まれ変わった「ハッチ」。20円で約1分、小さな子どもを乗せて動きます。
ファジアーノ岡山のバナーや小判君神社とともに、「ハッチ」が奉還町の新しいシンボルとして、多くの人に親しまれる存在になることを願っています。
11月13日(水)、コンベックス岡山の国際会議場で技能検定成績優秀者の表彰が行われ、本校から金賞3名をはじめ、多くの生徒が受賞しました。
受賞者は次のとおりです。
金賞 岡山県知事表彰
岡山県職業能力開発協会長表彰となる銀賞と銅賞は、それぞれ10名と14名が受賞。受賞分野は、鋳鉄鋳物鋳造作業、普通旋盤作業、機械検査作業、シーケンス制御作業、電気系保全作業、電子機器組立て作業、大工工事作業でした。
8月11日(日)、岡山職業訓練支援センター(ポリテクセンター岡山)で、「親子ものづくり体験教室」が行われ、本校の機械科と建築科の生徒がサポート役で参加しました。
この体験教室は、「子供から大人までの国民各層が技術の重要性を広く認識し、ものづくりに親しむ社会の形成と若者づくり人材の育成を図る」ことを目的として、岡山職業訓練支援センターが主催したもので、対象は小学4年生から小学6年生の親子です。
機械科の生徒7名は、「アクリル板で作るフォトフレーム」を担当。アクリル板に穴をあける作業では、ドリルの使い方を教えたり、アクリル板の位置決めや、ドリル刃の取り替えなどを補助しました。
また、建築科の生徒5名は、「和紙で作るライト」を担当。和紙を貼る角材の枠組みと電球の取り付けを指導しました。電球を取り付ける台にねじ止めをする難しい作業では、生徒たちはゆっくりと丁寧に教えていました。
それぞれ15組~16組の親子をサポートしました。暑い実習室の中で、生徒たちは小学生親子と一緒になって汗をかきながらコミュニケーションをとっていました。
できた作品をうれしそうに持ち帰っている小学生の笑顔が印象的でした。夏休みの良い思い出になると思います。
5月4日(土)みどりの日、岡山市北区伊島町の「人と科学の未来館サイピア」で「岡工ものづくり体験デー」が行われ、7つの専門科から多くの生徒が参加して、小学生に作業の指導を行いました。
各専門科のものづくり教室の内容は次のとおりでした。
午前 | 化学工学科 | 化学の楽しさに触れよう |
デザイン科 | キャンドルを作ろう | |
建築科 | 2階建て住宅模型を作ろう | |
午後 | 機械科 | 表札を作ろう |
電気科 | 電子オルゴールを作ろう | |
情報技術科 | ロボットカーで楽しもう | |
展示・発表 | 土木科 | スーパーエンバイロメント事業等の取組 |
会場の各ブースでは、指導役の岡工生の説明を聞きながら、親子で楽しそうに作業に組んでいました。真剣な表情で住宅模型の部品を接着する女の子、思わず熱くなって子ども以上に張り切ってしまうお父さん、膝を床について小さい子の目線で話しかける岡工生など、とてもほほえましい光景があちこちで見られました。作品が完成すると、どの小学生もうれしそうな笑顔を見せ、自分の作品を大切に持ち帰っていました。 続きを読む