夏休みも残りわずかとなった8月29日(木)、校内では耐震補強工事が続いています。
工事の音に混じって校内のあちらこちらから聞こえてくるのは、3年生の面接練習の声。中庭では電気科3年が生徒同士で練習中。お互いに面接官と受検者の役割を交代しながら、気がついたことをアドバイスし合っていました。
3年生の皆さん、9月16日の就職試験開始に向け、しっかり練習を重ねて本番に備えてください。
平成25年6月14日(金)、15日(土)に、山口県立青嶺高等学校で「平成25年度第8回 高校生ものづくりコンテスト中国地区大会(電気工事部門)」が開催され、本校から電気科3年の廣政貴志君が出場しました。
大会には、中国5県での予選を勝ち抜いた12名(岡山県からは2名)の選手が出場、与えられた課題に懸命に取り組みました。
結果は次のとおりです(2位までが全国大会に出場)
全国大会に出場できなかったのは残念ですが、他県の生徒と競うことで、次に向けての課題が発見でき、とてもいい経験になりました。来年は全国大会出場を目指して、がんばりたいと思います。
5月25日(土)、岡山ポリテクセンターで、「第10回高校生ものづくりコンテスト」の電気工事部門と電子回路組立部門が開催されました。本校からは3選手が出場し、次のような成績を収めました。
この結果、廣政君が6月15日に山口県立青嶺高校で行われる中国大会に出場することになりました。
会場では、廣政君と、電子回路組立部門で第1位になった東岡山工業高校の赤城君の2人が、Radio MOMOのスタッフの方からインタビューを受けました。その模様は、「かおりの『ちまたの風』」の中で次の通りオンエアされます。
放送予定 Radio MOMO 79.0MHz かおりの「ちまたの風」
6月1日(土) 11:00~ 、(再放送)17:30~
5月17日(金)、電気科3年生課題研究(三皷班)が、ソーラークッカーを用いて太陽光のエネルギーを体感する実験を行いました。
三皷班の5人の研究テーマは「発電」。今回の実験は、太陽光発電の学習の一環として、太陽光エネルギーの利用法を探るものでした。
朝、電気科棟前の通路に、2つのソーラークッカーを設置。どちらも、ダンボールにアルミを貼ったものです。パラボラ型には水の入った鍋とレトルトカレー、パネル型には、アクリルの容器に入れた缶コーヒーとレトルトご飯をセットしました。この日は絵に描いたような五月晴れで、昼には、写真3のように、カレーライスと熱いコーヒーができました。
容器に黒色の鍋や缶を使用することで、効率よく加熱することができました。うかつに触ると火傷をするほどです。 続きを読む
5月4日(土)みどりの日、岡山市北区伊島町の「人と科学の未来館サイピア」で「岡工ものづくり体験デー」が行われ、7つの専門科から多くの生徒が参加して、小学生に作業の指導を行いました。
各専門科のものづくり教室の内容は次のとおりでした。
午前 | 化学工学科 | 化学の楽しさに触れよう |
デザイン科 | キャンドルを作ろう | |
建築科 | 2階建て住宅模型を作ろう | |
午後 | 機械科 | 表札を作ろう |
電気科 | 電子オルゴールを作ろう | |
情報技術科 | ロボットカーで楽しもう | |
展示・発表 | 土木科 | スーパーエンバイロメント事業等の取組 |
会場の各ブースでは、指導役の岡工生の説明を聞きながら、親子で楽しそうに作業に組んでいました。真剣な表情で住宅模型の部品を接着する女の子、思わず熱くなって子ども以上に張り切ってしまうお父さん、膝を床について小さい子の目線で話しかける岡工生など、とてもほほえましい光景があちこちで見られました。作品が完成すると、どの小学生もうれしそうな笑顔を見せ、自分の作品を大切に持ち帰っていました。 続きを読む
8月19日(日)、ポリテクセンター岡山で、機械科と電気科の111プロジェクト委員10名が、小学生29人を対象に、金属加工や電子回路作成などの技術指導を行いました。
ポリテクセンター岡山の呼びかけで始まったこの取組は、今年で5年目。今年は本校が取り組んでいる111プロジェクトの一つの柱である、未来科学棟(仮称)での「生徒主導型体験プログラムの開発と試行」の一環として参加しました。生徒たちの指導を受けながら、小学生や保護者の皆さんは熱心に製作していました。
参加した生徒からは、
「1人が小学生3人の受け持ちでしたが、できるだけ丁寧に説明するよう心掛けました。小学生や保護者の方と話ができ、楽しく作業できました。 今回は保護者も同伴だったので、半田ごてなども安心して使用できました。指導が難しかったのは、一人一人の作業速度が違うところでした」(電気科)
「小さな会議室にコンピュータとプリンターを準備すれば、今回と同様なものづくり教室は、十分できると思います。 4名程度のグループで4字熟語を作ったり、数日かけて大判の作品を作るなど、いろいろなバリエーションがあると思います。」(機械科)
などの感想がありました。この体験をとおして、指導の手応えや次の取組へのヒントをつかんだようです。