カテゴリー別アーカイブ: 土木科

【STEAM教育:土木科有志】今年も岡山大学のAI講習が始まりました

 本日令和4年7月12日(火)岡山大学様との共同プロジェクト第1回目「AIとは?」が、本校土木科棟パソコン教室にて開催されました。
 岡山大学大学院環境生命科学研究科より2名の学生さんに来校いただき、本校土木科の1~3年生有志生徒(1年生1名、2年生4名、3年生12名の計17名)を対象にご講義いただきました。STEAM教育として大学と連携し、より高度な学びの場を生徒へ提供することができました。
以下その様子です。

 今年で2年目となりましたこの講習会には、昨年度から引き続き受講している生徒や、3年生になって将来を真剣に考え始めた結果、AIを学ぼうと受講した生徒など様々でした。特に「近年の土木現場では、アイコンストラクションや建設DX(デジタル・トランスフォーメーション)など、AIの存在は大きくなるばかりなので、高校生のうちに少しでも学んでおきたい。」と話してくれた3年生がいて、とても頼もしく感じました。
 今年も年12回の講習会を予定しています。物腰柔らかな大学生が、高校生にわかりやすく楽しく講習をしてくださっています。岡山大学大学院の皆さん、本日はありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

【土木科3年:社会との連携】資格検定合格に向けたオンライン講座を受けました

 本日令和4年7月12日(火)、土木科3年が2級土木施工管理技士学科試験合格に向けたオンライン講座を受けました。
 本日は社会との連携授業の一環として、東京に本社がある「世紀東急工業株式会社」様より2名の方々を講師に迎え、おこないました。世紀東急工業株式会社は主に道路工事のスペシャリストで、今回は学科試験の中でも舗装工事に特化した内容の講座でした。
以下その様子です。

 3年生は10月末に実施される試験に向け日々勉強に励んでいます。土木科に進学したらこの学科試験に合格して卒業することが大きな目標の一つです。学びのチャンスを活かし受験者全員合格を目指して頑張っていきましょう。
 また、7月1日には高校生求人が解禁され、就職活動もいよいよ本格化しています。来週20日以降は今までの夏休みとは大きく異なる夏休みが始まります。限られた時間の中で悔いの残らぬよう一日一日を大切に過ごしてください。

【土木科課題研究】岡山道路パトロール隊産官学合同説明会をおこないました

 令和4年6月17日(金)課題研究「岡山道路パトロール隊」(産官学共同活動)班が、本校を会場に合同説明会をおこないました。

 この岡山道路パトロール隊は、本校土木科、津山工業高校土木科、笠岡工業高校環境土木科の県下3校の生徒有志が、国道の安全をパトロールする活動をおこなっており、今年で6年目となりました。この活動は昨年度、「おかやまSDGsアワード2021 特に優秀な取組」「土木学会第1回インフラメンテナンス チャレンジ賞」「国土交通省 第5回インフラメンテナンス大賞 優秀賞」と、県下の土木系学科を有する学校の地道な活動が、様々なところで評価して頂きました。

 今年度もそのバトンを引き継いだ3年生が、世紀東急工業株式会社様や国土交通省の皆様方と一緒に学び、活動していきます。
 以下その様子です。

【土木科】卒業生を囲む会をおこないました

令和4年6月15日(水)5・6時間目、卒業生をお招きし「卒業生を囲む会」をおこないました。この取組は高校生のキャリア教育の一環で、今回は高校卒業後、公務員、県内ゼネコン、県外ゼネコン、大学・大学院進学へと様々な分野に進まれた4名の方々から、それぞれの仕事内容や面白さ、高校生活を振り返ってのお話しなどを、ディスカッション方式でお話し頂きました。
以下その様子です。

高校生活で熱中したことについてのお話しをきっかけに、高校生活で身につけておくべきスキルや、進路決定で悩んだこととその解決方法について話して頂きました。休憩を挟み後半は、社会人の良さや大学の良さ、所属している会社の良さなどざっくばらんに話して頂いたおかげで、生徒は真剣にメモをとりながら聞くことができました。また、最後は3年生の生徒から様々な質問もあり、ひとつひとつ丁寧にお答え頂き、あっという間の2時間が終わりました。
 先輩方はその後も学校に残り、放課後の時間を使ってもっとお話が聞きたいという3年生への対応をしてくださいました。

 ご多忙中にもかかわらず、後輩のために駆けつけてくださいました4名の先輩の皆様および、ご配慮くださいました所属されている職場や学校の皆様に心より感謝申し上げます。

【土木科3年課題研究】SDGsと探究学習をしています

本日令和4年5月20日(金)土木科課題研究において、一つの班がSDGsと探究学習をおこなっています。
今回の探究課題は、おかやまコンベンションセンター主催の「おかやまSDGs プラザ夏の交流会2022」への参加です。その内容が「企業とコラボレーションした小学生対象のワークショップをひらく」となっており、SDGsと関連づけながら、何ができるのかアイデア出しを行いました。
以下その様子です。

アイデア出しは「土木」という視点だけでなく、「小学生からしてみたらどんなことが楽しいと思うかな?」という小学生の視点、「ものづくりワークショップ以外にあるかな?」というような様々な視点で考えることで、アイデアの幅が広がっていきました。ホワイトボードがこんなに埋まる話し合いもなかなか無いですね。
しかしアイデアが出れば出るほど、「会場でこれはできるかな?」「あれは借りられるかな?」など質問が出てきました。生徒は当然私(先生)に聞きに来るわけですが、一切答えずに伝えたのは「質問を紙に書き出してみよう。」の一言でした。そして、概ねまとまった後に私から、「では代表者が、おかやまコンベンションセンターの担当者の方に電話してみよう。」と無茶ブリをしました。そこから生徒は電話対応の練習や質問するのに相応しい言葉を考え始めていきました。写真では笑顔に見えますが、声は震えていました。しかしよく頑張った。終わってからチームのみんなから温かい拍手が送られていたのが印象的でした。
今回の探究活動は始まったばかりですが、まずは生徒が主体的に楽しく学び、その学びを小学生に伝えられる表現力を養ってほしいです。
ちなみにカメラを渡していたらこのショット!ナイス表現力☆

【岡工デー】サイピアで小学生対象のものづくり体験をしたよ

令和4年5月8日(日)岡山市北区「人と科学の未来館サイピア」にて、事前の申し込みや、常時換気、手指消毒、体温測定や器具の消毒など、感染症対策を徹底して3年ぶりに「岡工デー(小学生対象ものづくり教室)」を実施しました。
以下その様子です。

機械科「オリジナル表札つくり(彫金体験)」

化学工学科「ガラス器にかわいくデザインしてみよう(サンドブラスト体験)と人工カプセルをつくろう(化学実験体験)」(一部画像を加工しています)

建築科「自分だけの木製キーホルダーを作ろう(はんだごて体験)」(一部画像を加工しています)

土木科「ダヴィンチの橋を作ろう(木材加工体験)」

予約以外にも多くのご家族が当日参加してくださり、終日盛況のもと、怪我無く無事終えることができました。最後にサイピアご担当の岡様より生徒へ「今回帰り際に『楽しかったよ、ありがとう』と言って帰られるお子さんたちが多かったのは、みんなが一緒になってやってくれたおかげです。ありがとう、お疲れ様でした。」と感謝のお言葉と、ハピネス様からパンの差し入れをいただき、帰路につきました。

生徒は、「子供たちかわいかった、楽しかった」「うまく説明できるかどうかわからなかったけど、楽しんでくれて良かった」「保護者の方が声をかけてくれて話が弾んだ」など、充実した様子でした。

今回のような社会貢献活動をと通して生徒には、まずは自分自身が社会の一員であること、郷土岡山をさらに好きになること、年齢層の違う人とのコミュニケーションをとること、準備の大切さを知ることなど、様々な教育効果があると考えています。なにより、子供たちの目線まで体と心を合わせて対応していた姿が、とても素晴らしかったです。お疲れ様でした。

【終業式】一年間の締めくくり

ひと雨ごとに春の息吹が感じられるようになりました。本日令和4年3月18日(金)令和3年度3学期終業式をオンラインでおこないました。
 式に先立ち、収納式(顕著な成績を納めた生徒の表彰)と壮行式(全国大会出場者の激励)を行いました。 以下その様子です。

収納式では、土木科の2名は中国地区製図コンテスト、デザイン科の2名は「令和3年度明るい選挙啓発ポスターコンクール 委員長賞」「第46回全国高等学校総合文化祭岡山県出品作品選考会 県代表作品」の4名が収納しました。
  4名の皆さん、おめでとうございます。

<壮行式>

 壮行式では、自転車競技部6名、空手道部1名、少林寺拳法部4名、卓球部1名(卓球部の選手は本日から大会に向け出発しています)の計12名の選手が、全国各地で開催されます全国選抜大会に出場されます。生徒会長激励の言葉に続き、出場者の代表から「今回の出場は、日頃から応援してくれている親、友人、指導してくださっている先生方のおかげ。岡工生として頑張ってくる。」と頼もしい言葉を残してくれました。

<終業式>

校長 祝辞

(校長祝辞より) 本日は1年間の締めくくりの日。(中略)4月からあこがれる先輩となるために、この春休みはとても大切です。4月からの準備をこの春休みにしておこう。100m走を走るとき、「よーい、ドン」の「よーい」で準備をします。いきなり「ドン」では走れません。同じように日頃から少し先を見据え準備をしておくことで、「よーい、ドン」で4月から良いスタートが切れます。しかし、ごろごろ過ごしていると、4月になって急に「ドン」となり、つまずき転ぶかもしれません。春休みを利用して復習やなど、出来る準備をしておきましょう。
 コロナ対策を改めて徹底しましょう。こういったことは油断したときにこそ突いてきます。部室や着替える場所等でマスクを外して会話をしていませんか?油断していませんか?こんな時期だからこそ、「自分を律するとき、自分を研く訓練のとき」ととらえ、4月に一回り成長した姿が見られることを楽しみにしています。 安全安心で充実した何か学びのある春休みを過ごしてください。

【土木科】土木学会インフラメンテンス賞を受賞しました

令和4年3月14日(月) 岡山県内の土木系学科を有する本校土木科・笠岡工業高校環境土木科・津山工業高校土木科の3校が取組んでいる「産官学で取り組む『岡山道路パトロール隊』」が、土木学会第一回「インフラメンテナンス チャレンジ賞」を受賞しました。
産官学の代表として、本校土木科狩屋雅之先生がオンラインで授賞式に臨みました。
以下その様子です。

今回の表彰は、公益社団法人土木学会インフラメンテナンス総合委員会が、インフラメンテナンスにより特に地域のインフラの機能維持・向上に顕著な貢献をなし、地域社会の社会・経済・生活の改善に寄与したと認められるプロジェクトを選考され、その結果受賞となりました。

「産官学の協働隊関係者の皆様はもちろん、岡山大学、日本非破壊検査工業会、インフラメンテナンス国民会議中国の関係者の方をはじめ、これまで取り組んでくれた高校生、卒業生に深く感謝申し上げます。今後も、インフラメンテナンス活動を通して、建設業界への人材輩出に取り組んで参りたいと思います。」【狩屋先生受賞時のコメント】

5年前に本校から発足したこの取組みは県内全域に拡がり、そしてその活動を認めていただき、今年度は第5回インフラメンテナンス大賞(国土交通省)、おかやまSDGsアワード2021<特に優良な取組>、そして今回の表彰へとつながりました。このプロジェクトはまだ発展段階です。今後も社会に拓かれた活動として、生徒自ら考え行動できるように進めていきたいと考えます。