カテゴリー別アーカイブ: 土木科

【土木科3年課題研究】SDGsと探究学習をしています

本日令和4年5月20日(金)土木科課題研究において、一つの班がSDGsと探究学習をおこなっています。
今回の探究課題は、おかやまコンベンションセンター主催の「おかやまSDGs プラザ夏の交流会2022」への参加です。その内容が「企業とコラボレーションした小学生対象のワークショップをひらく」となっており、SDGsと関連づけながら、何ができるのかアイデア出しを行いました。
以下その様子です。

アイデア出しは「土木」という視点だけでなく、「小学生からしてみたらどんなことが楽しいと思うかな?」という小学生の視点、「ものづくりワークショップ以外にあるかな?」というような様々な視点で考えることで、アイデアの幅が広がっていきました。ホワイトボードがこんなに埋まる話し合いもなかなか無いですね。
しかしアイデアが出れば出るほど、「会場でこれはできるかな?」「あれは借りられるかな?」など質問が出てきました。生徒は当然私(先生)に聞きに来るわけですが、一切答えずに伝えたのは「質問を紙に書き出してみよう。」の一言でした。そして、概ねまとまった後に私から、「では代表者が、おかやまコンベンションセンターの担当者の方に電話してみよう。」と無茶ブリをしました。そこから生徒は電話対応の練習や質問するのに相応しい言葉を考え始めていきました。写真では笑顔に見えますが、声は震えていました。しかしよく頑張った。終わってからチームのみんなから温かい拍手が送られていたのが印象的でした。
今回の探究活動は始まったばかりですが、まずは生徒が主体的に楽しく学び、その学びを小学生に伝えられる表現力を養ってほしいです。
ちなみにカメラを渡していたらこのショット!ナイス表現力☆

【岡工デー】サイピアで小学生対象のものづくり体験をしたよ

令和4年5月8日(日)岡山市北区「人と科学の未来館サイピア」にて、事前の申し込みや、常時換気、手指消毒、体温測定や器具の消毒など、感染症対策を徹底して3年ぶりに「岡工デー(小学生対象ものづくり教室)」を実施しました。
以下その様子です。

機械科「オリジナル表札つくり(彫金体験)」

化学工学科「ガラス器にかわいくデザインしてみよう(サンドブラスト体験)と人工カプセルをつくろう(化学実験体験)」(一部画像を加工しています)

建築科「自分だけの木製キーホルダーを作ろう(はんだごて体験)」(一部画像を加工しています)

土木科「ダヴィンチの橋を作ろう(木材加工体験)」

予約以外にも多くのご家族が当日参加してくださり、終日盛況のもと、怪我無く無事終えることができました。最後にサイピアご担当の岡様より生徒へ「今回帰り際に『楽しかったよ、ありがとう』と言って帰られるお子さんたちが多かったのは、みんなが一緒になってやってくれたおかげです。ありがとう、お疲れ様でした。」と感謝のお言葉と、ハピネス様からパンの差し入れをいただき、帰路につきました。

生徒は、「子供たちかわいかった、楽しかった」「うまく説明できるかどうかわからなかったけど、楽しんでくれて良かった」「保護者の方が声をかけてくれて話が弾んだ」など、充実した様子でした。

今回のような社会貢献活動をと通して生徒には、まずは自分自身が社会の一員であること、郷土岡山をさらに好きになること、年齢層の違う人とのコミュニケーションをとること、準備の大切さを知ることなど、様々な教育効果があると考えています。なにより、子供たちの目線まで体と心を合わせて対応していた姿が、とても素晴らしかったです。お疲れ様でした。

【終業式】一年間の締めくくり

ひと雨ごとに春の息吹が感じられるようになりました。本日令和4年3月18日(金)令和3年度3学期終業式をオンラインでおこないました。
 式に先立ち、収納式(顕著な成績を納めた生徒の表彰)と壮行式(全国大会出場者の激励)を行いました。 以下その様子です。

収納式では、土木科の2名は中国地区製図コンテスト、デザイン科の2名は「令和3年度明るい選挙啓発ポスターコンクール 委員長賞」「第46回全国高等学校総合文化祭岡山県出品作品選考会 県代表作品」の4名が収納しました。
  4名の皆さん、おめでとうございます。

<壮行式>

 壮行式では、自転車競技部6名、空手道部1名、少林寺拳法部4名、卓球部1名(卓球部の選手は本日から大会に向け出発しています)の計12名の選手が、全国各地で開催されます全国選抜大会に出場されます。生徒会長激励の言葉に続き、出場者の代表から「今回の出場は、日頃から応援してくれている親、友人、指導してくださっている先生方のおかげ。岡工生として頑張ってくる。」と頼もしい言葉を残してくれました。

<終業式>

校長 祝辞

(校長祝辞より) 本日は1年間の締めくくりの日。(中略)4月からあこがれる先輩となるために、この春休みはとても大切です。4月からの準備をこの春休みにしておこう。100m走を走るとき、「よーい、ドン」の「よーい」で準備をします。いきなり「ドン」では走れません。同じように日頃から少し先を見据え準備をしておくことで、「よーい、ドン」で4月から良いスタートが切れます。しかし、ごろごろ過ごしていると、4月になって急に「ドン」となり、つまずき転ぶかもしれません。春休みを利用して復習やなど、出来る準備をしておきましょう。
 コロナ対策を改めて徹底しましょう。こういったことは油断したときにこそ突いてきます。部室や着替える場所等でマスクを外して会話をしていませんか?油断していませんか?こんな時期だからこそ、「自分を律するとき、自分を研く訓練のとき」ととらえ、4月に一回り成長した姿が見られることを楽しみにしています。 安全安心で充実した何か学びのある春休みを過ごしてください。

【土木科】土木学会インフラメンテンス賞を受賞しました

令和4年3月14日(月) 岡山県内の土木系学科を有する本校土木科・笠岡工業高校環境土木科・津山工業高校土木科の3校が取組んでいる「産官学で取り組む『岡山道路パトロール隊』」が、土木学会第一回「インフラメンテナンス チャレンジ賞」を受賞しました。
産官学の代表として、本校土木科狩屋雅之先生がオンラインで授賞式に臨みました。
以下その様子です。

今回の表彰は、公益社団法人土木学会インフラメンテナンス総合委員会が、インフラメンテナンスにより特に地域のインフラの機能維持・向上に顕著な貢献をなし、地域社会の社会・経済・生活の改善に寄与したと認められるプロジェクトを選考され、その結果受賞となりました。

「産官学の協働隊関係者の皆様はもちろん、岡山大学、日本非破壊検査工業会、インフラメンテナンス国民会議中国の関係者の方をはじめ、これまで取り組んでくれた高校生、卒業生に深く感謝申し上げます。今後も、インフラメンテナンス活動を通して、建設業界への人材輩出に取り組んで参りたいと思います。」【狩屋先生受賞時のコメント】

5年前に本校から発足したこの取組みは県内全域に拡がり、そしてその活動を認めていただき、今年度は第5回インフラメンテナンス大賞(国土交通省)、おかやまSDGsアワード2021<特に優良な取組>、そして今回の表彰へとつながりました。このプロジェクトはまだ発展段階です。今後も社会に拓かれた活動として、生徒自ら考え行動できるように進めていきたいと考えます。

【土木科】「Well-beingフォーラム」に参加しました

令和4年3月6日(土)土木科2・3年生有志がWWLコンソーシアム構築支援事業「Well-beingフォーラム」に参加しました。
この取組は岡山操山高等学校が中心となって取組まれている事業で、本校は高大連携事業で実施した「AI保安姿見ミラー開発」についての発表を行いました。
以下その様子です。

 午前中は各学校の研究発表と質疑応答。昼休憩を挟み午後は基調講演のあと、「“Well-being”な社会の実現に向けて」というタイトルでグループ協議がおこなわれました。土木科の生徒も他者の発言を認めながら、自分の考えも発信することが出来ました。記録係を担った生徒は、協議内容を聞きながらうまくタイピングし、記録を残していました。

生徒のひとりは、「一年間の大変な作業でした。自身の成長が感じられる活動に参加でき嬉しく思っています。」と頼もしい感想を聞かせてくれました。
 有志で参加した4名の皆さん、お疲れ様でした。

【土木科3年】OCP実践班贈呈式

 令和4年2月4日(金)土木科3年生課題研究OCP実践班が製作した「CLTを使ったベンチ2台」を、依頼主である岡山県総合グラウンドに贈呈しました。 以下その様子です。

 代表生徒が目録を贈呈したあと、パワーポイントを用いて「どのようなプロセスで、何を学び、どんな苦労をして今日に至ったのか」を紹介・説明しました。
 今回県総合グラウンド様が贈呈式を実施してくださいましたが、この贈呈式はとても大切だということを実感しました。生徒は何を作るのかを自分たちで考え”課題発見”をしました。そして自分たちでできないことを他者と”協働すること”で解決することができました。それらすべてをまとめたパワーポイントを作り、話す内容を考え、言葉遣いに気を配りながら大人の依頼者の前で”表現すること”を学びました。そして地域の方から感謝の言葉をいただいたことで、”自己有用感”を得ることができました。贈呈式が無ければ、表現することと自己有用感を得ることは難しかったことでしょう。貴重な機会をありがとうございました。

 また、資材の提供から様々なアドバイスをくださいました真庭市の銘建工業株式会社中島様には遠方よりご出席頂きましたこと、厚く御礼申し上げます。

 生徒は今回のプログラムを振り返って、「楽しかった」「やってよかった」「作ることもだけど、勉強になった」など、とても肯定的な言葉を残してくれました。私も一年間楽しかったです。ありがとう。

【土木科2年生】現場見学会に参加しました

 土木科2年生が、1月20日(木)に国土交通省からお世話いただき、現場見学会に参加しました。
 まず大樋橋西交差点立体橋梁工事の見学をしました。現場である橋梁上で、本橋梁で使用された材料の説明や工法の概略説明を受けました。続いて岡山国道事務所に移動し、VR体験や大樋橋西交差点立体橋梁工事の経過説明を受けました。
 昼食後、南山インフォメーションセンターで事業概要の説明を頂き、その後小田川合流点付け替え事業の現状見学、またバス車窓より各治水対策事業の見学をしました。
 生徒にとっては、現場で行われていることを学習する貴重な機会でした。見学会に関し、40人がバス2台に分乗して移動するなどコロナ対策を万全にして参加致しました。これらのことにつきまして国土交通省中国地方整備局長多田様以下、岡山国道事務所の皆様、高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所の皆様など各方面に御協力をいただきました。また(一社)中国建設弘済会建設技術者育成事業から助成頂きましたこと厚く御礼申し上げます。