カテゴリー別アーカイブ: その他

「総合的な学習」で郷土の歴史を学びました

11月28日(水)、2年生の総合的な学習の時間に、岡山城東高校の古市秀治先生を講師にお招きして、郷土の歴史についての講演会を開催しました。

演題は「『うらじゃ』をさかのぼる」。先生のお話は、「桃太郎=岡山」という結びつきは、実は昭和に入って広まったもので、桃太郎伝説は愛知県犬山市など全国各地に見られるというところから始まりました。そして、鬼退治の話は、全国各地に約500年前から伝わっており、岡山では吉備津彦命が「温羅(うら)」を退治した話が桃太郎の鬼退治に置き換わっていったこと。中世の下克上の時代から、武士の支配が安定した江戸時代へと時代が移ると、物語の性格も変わっていったことなど、興味深いお話を聞かせてくださいました。

クイズやユーモアを交えたお話を、生徒たちは、ときどきメモを取りながら、熱心に聴いていました。今日の講演をきっかけに、郷土の歴史についてさらに興味を持って学んでほしいと思います。

お忙しい中、楽しいお話を聞かせていただいた古市先生、ありがとうございました。

 

 

3年生が消費者講座を受講しました

10月10日(水)、3年生がLHRの時間に消費者講座を受講しました。

講師にお招きしたのは、中国労働金庫岡山支店の中田圭祐さん。クイズも交えて消費者としての知識を分かりやすくお話ししていただきました。フィッシングやキャッチセールスなどの悪質商法の被害者にならないためには、あいまいな返答をしないことや個人情報を安易に知らせないこと、なにより冷静に対応することが大切だと教えてくださいました。

あと数ヶ月で、3年生の多くが社会人となります。悪質商法の被害者とならないよう、今日の講座で学んだ知識を活かしてほしいと思います。

中田先生、貴重なお話をありがとうございました。

 

2年生が聴覚障害者の人権について学びました

9月19日(水)の午後、2年生を対象に人権教育講演会が開かれました。

講演の題目は、「聞こえないってわかりますか」。講師にお迎えしたのは、手話サークルわかば代表の奥山初子さんと、副会長の山本修さんです。

山本さんは3才のころ、病気で耳が不自由になりました。ろう学校での勉強の一方、野球にも熱心に取り組まれ、広島カープのプロテストを受けた経歴をお持ちです。

講演は、生徒が身振りで「バナナ」や「コーヒー」を表現したり、先生方が名前を簡単な手話で表現したりと、聞き手も参加する形で進みました。身振りや簡単な手話が山本さんに伝わったときの、生徒たちのうれしそうな表情がとても印象的でした。お二人の絶妙のコンビネーションとユーモアに、自然と笑いが出て、会場は和やかな雰囲気に包まれました。

講演を通して、耳が聞こえないことがどれほど大変なことなのか、そのご苦労が伝わってきました。また、私たちが耳の不自由な方と接するとき、たとえ手話を知らなくても、伝えようという気持ちをもってどんどん話しかけてほしいとお二人はおっしゃっていました。その思いは生徒たちにしっかり届いたことと思います。

講演してくださった奥山さん、山本さんにお礼を申し上げます。ありがとうございました。

    

 

 

 

1年生が学校周辺を清掃しました

7月11日(水)のLHRの時間に、1年生が学校周辺の清掃活動を行いました。あいにくの小雨の中、クラスごとに決められた担当区域で、たばこの吸いがらや空き缶拾い、草取りなどに一生懸命取り組みました。

学校に持ち帰ったゴミはリヤカー一杯分。約30分かけて整備委員が分別しました。

整備委員の感想から:

☆地域のおばあちゃんが草取りをしていて、その草を集めてあげたら、「ほんとうにありがとう」と言われてその後はもっとがんばれました。地域の人たちとのつながりは、とても大切なんだと思いました。

☆クラスのほとんどの生徒が積極的にゴミを拾い、あいさつができていたので、とても良かったです。地域の方々に「ありがとう」や「ごくろうさま」と言われると、とてもうれしくなりました。

生徒たちがみんな気持ちよく精一杯取り組んでいたこと、地域の方々とふれあいの機会が持てたことは、大きな成果だったと思います。

次は、「さんフェア岡山2012」に向けて、10月31日に2年生が清掃活動を行う予定です。

    

    

    

 

1・3学年が講演会を実施

 1月18日(水)の6校時、LHRの時間を使って、1・3学年がそれぞれ講演会を実施しました。
 1学年は、小体育館において、川崎医療福祉大学医療福祉学部臨床心理学科 保野 孝弘 教授をお招きして、「眠りの脳科学 君の力を伸ばす 眠りの生活習慣は コレだ! チェック!チャレンジ!チェンジ!」と題して、ご講演いただきました。
   ・生活習慣、特に「睡眠習慣」が能力発揮に与える影響
   ・眠りと目覚めのリズムと脳の働き
   ・25時間体内時計を24時間にする生活習慣
   ・良い生活・睡眠習慣と朝日・朝食・運動の役割
   ・良いリズムで記憶力・学力・魅力向上
などについて、楽しくお話していただき、生徒は熱心に耳を傾けていました。生徒の今日からの生活習慣の改善、能力発揮に役立つことと思います。
 3学年は、体育館において、中国労働金庫岡山支店から 中田 圭祐 氏をお招きし、「高校生のための消費者講座」と題して、ご講演いただきました。
   ・金銭にまつわる契約とそのトラブル
   ・各種カード・ローンの基礎知識
   ・ヤミ金融・多重債務・自己破産・悪質商法
   ・生年月日は安易に他人に知らせない
   ・8日以内ならクーリングオフ
   ・買い物は現金で
   ・社会人になったら、お金の計画を含めたライフプランを作ろう
などについて、丁寧にわかりやすくお話しをしていただきました。間もなく社会に出て行く3年生にとって、大変ためになるお話でした。

1学年

1学年

3学年

3学年

トップページへもどる

「キャリアライフ講演会」を実施しました

 12月7日(水)5・6校時(または5校時)、「総合的な学習の時間」で、各科別に「キャリアライフ講演会」を実施しました。下のように、各科で希望内容に沿った経験をお持ちの方を講師にお招きし、ご講演いただきました。生徒はまた新しい世界を知り、希望と意欲を高めることができたことと思います。

講師氏名 所    属   ・   職 演    題
機械科 延原 由起 日本ゴア株式会社ポリマーサイエンスセンター             総務課人事担当 企業が求める人材と高校時代に身につけておくべきこと
土木科 真木 茂 岡山科学技術専門学校 昭和町校舎副校長 土木の現状とその魅力について
化学工学科 西田 隆夫 おかやま若者就職支援センター 若者就職コーディネーター 若者の利点と将来の目標設定について
デザイン科 時岡 和雄 株式会社ベーシックプロダクト 代表取締役 デザインは経済マーケット活動で寄与貢献する モノ:コトの総合的価値創出設計
建築科 城市 一成 株式会社開成建設 代表取締役 勤労観や職業観を身につける
情報技術科 筒井 徹也 (有)エヌティ・クリエイトチーフプランナー               岡山県民講座ももたろう塾 企画運営委員兼講師         倉敷芸術科学大学産業科学技術学部観光学科 非常勤講師 社会人としての自覚
電気科 岡本 大輔 社団法人倉敷青年会議所 理事長                  十合物産株式会社 取締役 自らの壁を壊し、この倉敷(まち)に尽くそう

情報技術科



トップページへもどる

1年「進路講演会」、2年「進路ガイダンス」を実施

 11月16日(水)、保護者対象授業公開の後、1・2学年は進路に関する学習を、保護者も参加して実施しました。
 1年生は、6校時に体育館で、「キャリア就職支援塾」の就職アドバイザーの方から、「高校生の成功哲学」と題してのご講演をいただきました。
 2年生は、5校時に就職・進学希望別に、本校の進路担当教員の説明を聞きました。その後6校時終了まで、就職希望者は7教室に分かれて、専門学校の講師による面接練習または公務員講座に取り組み、進学希望者は希望ごとに、約40校の大学や専門学校の講師から個別にお話しを聞きました。
 ともに進路の意識付けの良い機会になったことと思います。

1年進路講演会

進学希望者個別会場

進学希望者への説明

就職面接練習

就職面接練習

トップページへもどる

2学年が「国際理解」をテーマに講演会を実施

 10月26日(水)の5校時、「総合的な学習の時間」の一環として、第2学年が「国際理解」についての講演会を、本校体育館において実施しました。
 講師には、岡山国際交流協会運営委員、こくさいこどもフォーラム岡山会長等としてご活躍の 今西 通好 氏をお招きし、「世界と日本~多文化社会にどう向き合うか~」と題してご講演いただきました。おもな内容は次のとおりです。
  1 国際化とは何かを考えよう
    ・私と外国との出会い
    ・世界の中の日本、アジアの中の日本
  2 外から見た日本人
    ・経済発展だけでいいのか
    ・日本の常識は世界の非常識
  3 日本人のなすべきこと
    ・日本人が世界で果たすべき役割は
    ・もっと日本を知り世界を知ろう
 生徒からは、「印象に残った言葉は『もっと人の役に立つ人間になれ』です。僕たちは工業高校生なので、将来は技術職に就くと思います。そのときはこの言葉を思い出して頑張ろうと思います」などの感想が寄せられました。世界の中の日本人として活躍する人が出てきてくれることを期待しています。

トップページへもどる