作成者別アーカイブ: 広報企画室

【土木科】土木科3年 課題研究「OCP実践班」企業の方とオンラインプレゼン

 令和3年11月4日(木)土木科3年の「OCP実践班」の5名が、真庭市に本社のある銘建工業株式会社の中島総務人事部長様、山本工場長様へ向けて、オンラインプレゼンを行いました。以下その様子です。

 今回彼らが銘建工業さんに行ったプレゼンは、現在地域連携を行っている県総合グラウンド様からベンチ製作の依頼を受け、そのベンチに銘建工業様が製造されているCLTを用いて製作したいと考え、その想いをプレゼンしました。
 緊張しっぱなしの生徒達でしたが、今までの学習内容やSDGsについてのこと、今回のお願いなど精一杯お伝えすることができました。その結果、資材提供を快諾してくださった上に、技術指導を行ってくれることもご提案くださいました。
 銘建工業の皆様、本校土木科の教育活動にご理解ご協力賜り誠にありがとうございます。今後とも宜しくお願いします。

 ちなみに…、2日に依頼主である県総合グラウンド様へ仕様書を提出にいきました。

仕様書についてもご了承を頂きました。
いよいよ製作に向けて動いて行きます!

【ボクシング部】令和3年度岡山県高等学校ボクシング新人大会結果報告

令和3年10月30日(土)31日(日)、関西高校ボクシング場を会場に岡山県高等学校ボクシング新人大会が行われました。1年生にとっては初めての公式戦です。2年生にとっても久しぶりの公式戦となりました。

本校生徒はライトフライ級に1年生藤堂君、フライ級に1年生大森君、バンタム級に2年生矢吹君、ライト級に2年生小椋君、ウェルター級に1年生鵜木君が出場しました。

結果はライト級、ウェルター級で第1位となり、1月末に岡山県で開催される中国高等学校ボクシング新人大会への出場権を獲得しました。

今後さらに技術や経験を積み、1月の大会ではさらなる成長した姿を見せてくれることを期待しています。選手の皆さん、お疲れ様でした。

【デザイン科】文部科学大臣賞受賞!第33回全日本高校デザイン・イラスト展

第33回全日本高校デザイン・イラスト展がおこなわれ、全国から応募総数1,419点の中から、デザイン科2年生の小林蓮姫さんのイラスト作品が全国2位にあたる文部科学大臣賞を受賞することができました。他にもデザイン科3年生の小林彩華さん、同じく竺原咲希さんが全国入選となりました。文部科学大臣賞の小林さんには東京・三鷹市芸術文化センターでの表彰式に招待されています。

 【文部科学大臣賞】デザイン科2年 小林蓮姫さん
【入選】デザイン科3年 小林彩華さん
【入選】デザイン科3年 竺原咲希さん

【ソフトテニス部】県新人大会岡山地区予選

県新人大会岡山地区予選(9月25日(土)~26日(日) 浦安総合公園)で,
小山・三宅組が3回戦で,今大会準優勝の足利・島谷組(理大附属)に1-4で破れましたが,2回戦では6月の県総体に出場している格上選手を4-2で撃破し,ベスト32に入り,県新人大会の出場権を獲得しました。小山・三宅の両名は高校入学後初めての県大会出場です。
なお,岡工の選手が地区予選でベスト32に入ったのは,平成23年以来10年ぶりです。

【後衛 小山星大のコメント】
「格上相手を倒して,県大会に出場できたのは,知徳体技の総合力で対戦相手を上回ったからだ」
大会終了後に顧問の杉山先生に言われた言葉です。
 知徳体を磨くには練習はもちろん,生活面が特に大切になってきます。私の場合,日々の家庭生活では ストレッチ,家庭学習30分以上,親の手伝いを欠かさず取り組んでいます。また,毎朝5時に起きて,7時前には登校して朝練習を行っています。
県大会ではこれまでに取り組んできたことを出し切りたいです。

【前衛 三宅巧真のコメント】
 ソフトテニス界には「精神力7割 技術力3割」という言葉があります。私が本大会でベスト32に進出できた要因としては,精神面を鍛えていたことがやはり大きかったと思います。
 コート練習では声出しやコート整備などに,雨天練習ではトイレ掃除や体幹トレーニングなどに地道に取り組んできました。
 技術面でも杉山先生の教えが大きかったと思います。先生から教わったサーブ,レシーブ,ボレー,ポーチなどを苦しい場面でも確実にプレーすることができました。
県新人戦では32掛けまで勝ち上がるのが目標です。

 

【人権教育】3年生人権教育LHR「ハラスメントを防ぐには」

 10月27日水曜日に3年生を対象に人権教育LHRを実施しました。 「ハラスメントを防ぐには」という演題で、岡山社会保険労務士会の鈴木様に講演をしていただきました。
 講師の方から「ハラスメントをなくすには、まず知ることが大切です。実はハラスメントに関する相談件数は年々増加しています。うつ病などの精神障害を発病し、労災補償を受けるケースも年々増加しています。つまり、誰にでも起こる可能性があり、どの職場でも起こる可能性がある。誰もが、加害者、被害者になる可能性があるので、誰もが、ハラスメントについて知っておくことが大切」と教えてもらいました。
 次に、ハラスメントをなくすにはどうすればよいかを考えました。加害者にならないためには、「思いこみに注意や相手の気持ちや立場を尊重することが大切」、被害者にならないために「意思表示をする(嫌な気持ちをしたことや、傷ついたことをはっきり伝える)、どんなことをされたのか記録する、周囲に相談する、外部の相談窓口に相談する(新卒応援ハローワークや、労働相談コーナー)」などがあります。意思表示をすることは効果的ではあります、しかし、できない人もたくさんいると思います。「上手に断れない自分を責めてはいけない、断れなかった自分は悪くはない」という考え方も知れて安心する生徒もいました。
 ハラスメントのない職場環境を、自分自身が作ることもできます。ハラスメントの起きている職場では、コミュニケーションが少ないという特徴があります。職場でのコミュニケーションとは、「挨拶をする、きちんと返事をする、必要な報告や連絡を忘れずにする、相手の話はさえぎらないでよく聞く、自分の思いや考えを伝えるときは、相手の気持ちや立場にも配慮する」などがあります。これらは本校の先生方や生徒のみんなも普段から心がけていたことでした。
 最後に、職場の人間関係の基本として、「お互いに、思いや考えを伝え合う。お互いを尊重する。お互いの違いを認め合うことが大切です。安心して働ける仕組みづくりを会社がするように法律で決まっています。つらいときには、一人で悩まずに、周りに相談してください。皆さん一人一人が大切な存在です。自分を大切に!相手も大切に!皆様の充実した明るい職業生活を心からお祈りしております。」と言っていただきました。
 生徒の振り返りでは、「みんな得意・不得意なことは違うから、自分が簡単にできることでも、できない人もいるということを、みんなが理解していけばハラスメントは防げると思った。」「コミュニケーションをとる際に、言葉遣いや態度に気をつける。社会の中で生きる上で気を抜かずに生活する。」「(相手の人が)自分の思い通りにならないのは当然なのだから、感情的にならず落ち着いて対処する。」「会社内で相談できる人間が多くなるように、職場内での交流を積極的におこない、お互いの思いや考えをしっかりと伝え合う。」などたくさんのことを生徒は考えてくれました。

【1年団】第72回岡工祭に向けてまっしぐら!?

令和3年10月27日(水)1年団では6時間目のLHRの時間に、岡工祭の準備を行いました。ものづくりで展示発表をするクラス、体育館発表(科の特色をふんだんに盛り込んだ喜劇?)をするクラスなど、いよいよ岡工祭に向けて動き始めました。
以下その様子です。

岡工祭とか体育祭で最も大切なのは、やっている生徒自身が楽しむこともそうなんですが、私は、クラス一丸となって一つの目標(展示や劇を完成させ当日成功させること)を達成するためのアプローチ方法を共有したうえで、個人個人がどのように責任を果たしていくかがカギとなり、真のクラスへと成長していくことができることも大切ではないかと考えます。
まぁ、小難しいことはさておき、自分自身ができる精一杯を頑張ってください。
カメラを向けると笑顔で対応してくれた1年生の皆さん、いい笑顔してるよー♪

【総合的な探究の時間】チームアイデアをより深いものに

令和3年10月27日(水)2年生の総合的な探究の時間はOCPです。前回の投稿では「各チームにおいて最も共感を得たアイデアを自分たちのチームアイデアとし、今後はそのアイデアに手を加えながら、12月の応募へとつなげます。」とお伝えしていましたが、今回はいよいよチームアイデアが決定し、クラス全員の前で行うプレゼンテーションのために、より深い内容のプレゼンテーションづくりに勤しんでいます。

このプログラムの特徴は、なんといっても生徒の主体的で対話的な学習ができることにあります。先生方は最初生徒の活動が軌道に乗るまでは様々なサポートを行いますが、今では基本は生徒の「困った」が発信されたときに対応したり、全体連絡をしたりするくらいになりました。主体的に取り組めている生徒の成長が嬉しいですね。
今日はアイデアコンテスト用のケント紙も配布され、いよいよ本格的に応募に向け、新たなスタートをきった一日でした。

【人権教育】ユニバーサルデザインという考え方

 9月8日水曜日に、1年生対象の人権教育LHRは、「ユニバーサルデザインという考え方」という演題で、本校デザイン科の山形先生に講演をしていただきました。 この講演で学んだことを活かすために、「片手で空けるペットボトルのデザインを考えよう」という課題を出しました。今回生徒たちが考えてくれたデザイン画の紹介とともに、生徒が考えたデザインを実際に作ってみました。
①「水筒のキャップ式アイデア」を考えてくれた生徒がいました。すでに繰り返し使用できるキャップが100円ショップで売られていました。②ボトルを固定するアイデアや、③ハンドルや大型キャップを取り付けるアイデアなどたくさんのアイデアを考えてくれました。 ④キャップに突起をつけるアイデアでは、既存のキャップに突起をつけて指で回しやすくするというアイデアがありました。⑤歯で開けるアイデアもあり、歯で掴みやすい(噛みやすい)ように突起をキャップの先端に付けてみました。この2つのアイデアを3DCGで形にして、片手で開けやすいかどうか実物で検証してみました。突起を塩ビ板で作り、キャップに装着しましたが、これでは強度がありませんでした。次に、シリコンゴムで型どりし、樹脂の一体成形にしました。シリコン型にポリウレタン樹脂を注入し、複数量産しました。実際のキャップとは材質が異なりますが、ボトルに取り付けることはできます。水を入れたペットボトルに取り付け、従来のキャップと突起付きのキャップを比べてみました。すると突起付きのキャップはあまり力を入れなくても開けることができました!また、親指で回すことを想定していましたが、実際は人差し指も使ってキャップを回すことも分かりました。親指、人差し指以外の指と手のひらでボトルを固定するため、ボトルの形状も開けやすさに影響してくることが分かりました。実際に作ってみて初めて分かることがたくさんありました。

 現在図書室前廊下に、普通のペットボトルキャップ、100円ショップで売っているワンプッシュ型ペットボトルキャップ、生徒のアイデアをもとに考えた片手で開けるペットボトルキャップの3種類を用意しています。生徒には、実際にこの3つを片手で開けてみて、どれが開けやすいか、検証してもらっています。「もっと突起を大きくしたほうがいい」「ペットボトルの形も変えた方がいい」など考えながら挑戦している生徒がいました。この人権教育LHRで学んだことや、岡工で培った「ものづくり」の力が、実際の社会で力を発揮してほしいと思います。