2月19日(火)、土木科3年課題研究スーパーエンバイロメント(御船班)の8人が伊島小学校を訪れ、中庭整備などの取組について、6年生全員を対象に報告会を行いました。
メンバーの8人は、1年間にわたって、伊島小学校の中庭のベンチや側溝ふたなどの製作に取り組んできました。製作の過程を、小学生にも分かりやすく説明するため、何度も資料の手直しや発表の練習を重ねて、この日に臨みました。
午後2時45分、会場の第2音楽室に小学生たちがやって来ました。8人の自己紹介のあと、ベンチと側溝ふたの製作の様子を説明しました。専門用語はできるだけ使わず、分かりやすい説明でした。続いて、製作で苦労した点や、将来の夢などのメッセージを1人ずつ発表しました。小学生たちは真剣に聞き入っていました。
質疑応答では、製作の様子やメッセージの内容について、たくさんの質問が出ました。
「ベンチを作るのに使ったコンクリートは何トン?」「製作中の『思わぬアクシデント』とはどんなことですか」「就職してから、どんな物を作っていきたいですか?」「岡工の土木科に入学したのはなぜですか?」などの質問に、8人は丁寧に答えていました。
報告会の最後に、小学校の岡本校長先生から、「高校生の皆さんは、それぞれの夢に向かってがんばっています。6年生の皆さんも、自分の中の小さな夢の種を大切にしましょう」と、ごあいさつがありました。
この報告会が、小学生の皆さんの「夢」の実現に少しでもお役に立てれば幸いです。お招きいただいた伊島小学校の皆さま、ありがとうございました。