【野球部】秋季県大会 ベスト8進出ならず!

皆様 いつも岡工野球部に対しまして、熱い応援 誠にありがとうございます。

 昨日 40年ぶりの秋季県大会初戦勝利から一夜しか経っていないが、余韻に浸る余裕はない。一日空けた次の日いよいよ秋季県大会西部予選で強豪校 倉敷商を撃破した興譲館との対戦である。 とにかく「 当たって砕けろ 」の精神で、チーム一丸・全力でぶつかるのみである。
 本校先発投手は、今まで投げてきた左腕逸見が本調子でないため、右腕で勢いのある人見を初先発として起用した。これは思い切った作戦である。しかし、今後の事を考えると非常に楽しみである。
 先発投手人見は、相手打線に対し、動じる事なく果敢に攻めて、1回をピシャリと押さえる。その裏、先頭打者 椿がショートゴロを放つと全力疾走。その影響か、ショートの一塁への送球が暴投となり、0アウトで2塁に到達。いきなりチャンスを迎えたが、続く二番佐藤が投手前にややフライぎみのバントとなり、椿が進塁出来ず1アウトを取られる。さらに後続打者も打ち取られ、絶好のチャンスを逃す。この時の無得点が、後々大きく響いてしまう事になる。
 1回のチャンスを逃した直後、相手の先頭打者が放った右中間のフライを落球し、いきなり2塁を許す。そして、0アウト2・3塁からタイムリーヒットを打たれ、2点を先制される。さらに3回には1アウト後、次打者のレフト前の飛球でサード・ショート・レフトのお見合いで打球がポトリ。このランナーをきっかけに、さらに2点を追加された。序盤から4点のリードを許したが、我がチームには今まで培った粘り強さがある。その後のピンチを凌ぎながら、全員で反撃の機会を待っていた。自軍のヒットは時折出るが、2アウト後が多く後続もなかなか続かない。我慢の時間帯が続いていたが、またも内野のミスから1点を追加される。このままだとコールドゲームになってしまうという思いが頭をよぎるが、チームは決して諦めない。これこそがここ一ヶ月で大きく成長した部分でもある。全員が大声で声援し、なんとか得点しようと努力し続ける。
 そんな中、8回から投手に山本灯真を投入。山本は今日も気迫あふれる投球を見せるが、2アウト後、相手打線が襲いかかる。2者連続で球が浮いた所を痛打され、さらに1点を献上。0-6と点差を広げられてしまう。
その裏の攻撃で、一番椿がライト線二塁打を放ちチャンスを作る。しかし、惜しくも後続が打ち取られる。最終回も、むなしく0点に押さえられ万事休す。結果0-6の完封負けを喫しました。
 岡工野球部は、「 全力プレーと最後まで決して諦めない。」精神を貫き、野球部の新たな1ページを刻む事が出来た。今後さらなる進化を遂げると共に、今年の11月に開催される1年生大会や、来年の岡工野球部の飛躍に大いに期待したい!!。
★9/27(日)   岡山工 ― 興譲館 12:30~  於:倉敷市営球場。
               岡 山 工  0―6  興 譲 館