カテゴリー別アーカイブ: 土木科

【土木科】「おかやまSDGsアワード2021」で表彰していただきました

令和3年12月4日(土) 岡山コンベンションセンターにて、「おかやまSDGsアワード2021表彰式」が行われ、本校を含む県内の土木系学科合同の取組である【産官学で取り組む『岡山道路パトロール隊』】が<特に優良な取組>として表彰していただきました。

以下その様子です。

受賞した【産官学で取り組む『岡山道路パトロール隊』】とは、高校生が道路の損傷箇所等の有無を点検し、その結果を国土交通省各出張所へ報告、内容を精査した後、保守維持業者が補修工事を行うという内容です。この取組は、今から5年前に本校土木科からはじまり、現在は県内3校(岡山工業・津山工業・笠岡工業)の土木系学科を有する高校が取り組んでいます。

3校を代表して登壇し、活動発表した本校生徒は、そのしっかりした内容と話し口調で会場を沸かしてくれました。生徒は受賞後、「先輩から受け継いだこの取組みを、後輩たちへ引き継いでいきたい。」「SDGsの観点からも、インフラメンテナンスが重要視されていると思った。」などと感想を述べていました。

今回の受賞をきっかけに、本校にもSDGsの風が吹き始めることを願っています。

【土木科・建築科】建設版ドリームファンタジー特別講演を視聴しました

令和3年11月24日(水)、一般社団法人日本建設業連合会中国支部様主催の特別講演「~建設版ドリームファンタジーを未来の建設技術者に~」を、本校土木科と建築科の1〜3年生約240名が、オンラインで視聴いたしました。
以下その様子です。

第1部は、鹿島建設様の土木担当の方から「ダム構築の自動化施工技術の紹介、月面基地施工への適用展開」というタイトルでの講演と、同社建築担当の方から「BIMを基軸とした、建築現場のDX」というタイトルで講演いただきました。

第2部は、大林組様の土木担当の方から「カーボンニュートラルの実現に向けた洋上風力発電に関する技術」というタイトルで講演いただきました。

生徒は、NHK岡山放送局の取材に対し、「建設業界に就職を希望しているが、自動化施工などの時代の流れについていきたい。」「機械の自動化や宇宙開発などSFの中だけだったことが、自分たちが大人になる頃には現実となりつつある。そんな夢のある仕事なので建設業界にもっと注目が集まると思う。」など、初めての取材でドキドキの中、しっかりと感想を述べていました。

建設業界に就職予定の3年生は本日の講演の御礼の言葉の中に、「講演で学んだ新しい考え方を持った技術者になりたい。」と頼もしく宣言してくれました。

一般社団法人日本建設業連合会中国支部の皆様、ご講演くださいました鹿島建設ご担当者様、大林組ご担当者様、本日は本校生徒のためにキャリア教育の一環として大変貴重なご講演いただきまして、誠にありがとうございました。

【土木科2年】建設技術フォーラム(オンライン)に参加しました

令和3年11月18日(木)は土木の日です。「土木」という漢字を崩すと、土(十一)と木(十八)になります。その日に合わせ、建設技術フォーラム実行委員会がオンラインで「建設技術フォーラム」を実施し、それを2年生が視聴しました。

オンライン学生交流会では、建設会社に勤めている先輩方から職場環境などの話を聞くことができる場があり、生徒も積極的に質問していました。

あと半年もすれば本格的に就職・進学活動をしています。彼らのキャリア教育の一環として、今日という日が活きてくることを願っています。

【国語科】「お~いお茶」新俳句大賞に入賞しました!

 先月、「第32回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」の入賞・入選者の発表があり、岡工からは4名の作品が選ばれました。これらは、昨年度「国語総合」の授業で俳句を学習し、取り組んだものです。入賞者と、俳句は以下のとおりです。

〇 佳作特別賞
  デザイン科3年 難波 帆海
     「新しく友だちになった寒太郞」

〇 佳作
  デザイン科3年 千葉 穂香
     「オンライン画面の中に猫乱入」

〇 佳作
  土木科3年  百田 孔太郎
     「毎年の帰省も今年は画面越し

〇 佳作
  情報技術科2年 住川 正人
     「振り返り上げる口角赤ダリア」

それでは、受賞した4人からの一言を紹介します。

難波さん「”寒太郞”というのは、あの”北風小僧の寒太郎”のことで、北風に親しみが持てるよう擬人化しました。冬は気持ちが落ち込みやすいのですが、北風と友だちになるほどの元気さを持って、何事にもくじけず頑張ろう!という気持ちで作りました。受賞はビックリしましたがうれしかったです。」 

千葉さん「コロナ禍でのオンライン授業、いつもの授業と違って家でひとりで受けています。オンラインでのSHRのとき、担任の先生の猫が画面にひょっこり登場したり、私の猫も邪魔しにきたりで、ほっこりするような気持ちになりました。入賞なんて・・・と思っていたので驚きました!」

百田くん「この句は、帰省ができず、パソコンの画面をとおして親戚に会うことの新鮮さを詠みました。コロナでオンライン化が進む状況と、自分の気持ちをストレートに伝えようと思いました。受賞はただただ驚きです!」

住川くん「女性が振り向いて微笑む姿、そんなふとした動作のなかに美しさがあると思い、『華麗』という花言葉を持つ赤いダリアと組み合わせて詠みました。機会があればまた応募して、もう少し上の賞も目指したいです。」

なお、佳作特別賞に選ばれた難波さんの俳句は、「お~いお茶」のボトルに印刷されますので、探してみてください!!

左から:住川くん、千葉さん、難波さん、百田くん

【土木科】土木科3年 課題研究「OCP実践班」企業の方とオンラインプレゼン

 令和3年11月4日(木)土木科3年の「OCP実践班」の5名が、真庭市に本社のある銘建工業株式会社の中島総務人事部長様、山本工場長様へ向けて、オンラインプレゼンを行いました。以下その様子です。

 今回彼らが銘建工業さんに行ったプレゼンは、現在地域連携を行っている県総合グラウンド様からベンチ製作の依頼を受け、そのベンチに銘建工業様が製造されているCLTを用いて製作したいと考え、その想いをプレゼンしました。
 緊張しっぱなしの生徒達でしたが、今までの学習内容やSDGsについてのこと、今回のお願いなど精一杯お伝えすることができました。その結果、資材提供を快諾してくださった上に、技術指導を行ってくれることもご提案くださいました。
 銘建工業の皆様、本校土木科の教育活動にご理解ご協力賜り誠にありがとうございます。今後とも宜しくお願いします。

 ちなみに…、2日に依頼主である県総合グラウンド様へ仕様書を提出にいきました。

仕様書についてもご了承を頂きました。
いよいよ製作に向けて動いて行きます!

【STEAM】「岡工STEAMラボ」キックオフミーティング実施

令和3年10月25日(月)本校会議室にて専門科同好会の代表生徒と生徒会代表生徒の計9名と校長先生他4名の先生方で、「岡工STEAMラボ」キックオフミーティングを行いました。 そもそもこの「岡工STEAMラボ」とは、7つある専門科同好会と生徒会の主体的な活動やプロジェクト等を、それぞれで連携サポートするという横のつながりを持ち、ものづくりによる課題解決力の向上を図ることを目的に組織されました。本日はその代表者と校長先生の座談会を行いました。 以下その様子です。

今日の座談会では、模造紙に4つのテーマについて記入したものをもとに行いました。自己紹介から始まり、趣味・特技、それぞれの同好会の活動内容、その活動での困りごとについて話していきました。最初は緊張していた面々も、校長先生のトークになごまされ、どんどん自分の言葉で伝えられるようになりました。 最終的には隣に座っていた代表者同士で「自分たち2つの専門科で何ができるかな?」というテーマで5分ほど考えてもらいました。すると「土木科がコンテストに出るために必要な鉄の部品を機械科が作ろう。」など、具体的な案が出てきました。これこそが主体的な活動の種になる考え方なんですね。
生徒の表情がとてもよかったです。また、次回をお楽しみに♪

【中学生の方へ】岡工初!オンライン学校相談会を生配信しました♬

 本日令和3年10月23日(土)本校会議室を会場に、岡工史上初めてのオンライン学校相談会を実施し、YouTubeを用いて生配信しました。 前半は学校長と生徒会長の挨拶から始まり、事前に中学生にお願いし、いただいた質問を司会者が代読し、各科の代表生徒が答えていくスタイルで始まりました。

 次に各科の代表が科の情報を提供する、「専門科アピールタイム」を行いました。生徒は事前に自分科についての思いを文章化しアピールに備えました。どの科の特徴もユニークで、そしてわかりやすくまとまっていました。生徒の言葉が中学生に届くと嬉しいです。

 後半は生配信の面白さでもある「チャット」に、タイムリーに寄せられた質問にお答えしていきました。質問を寄せてくれた中学生の皆さん、ありがとうございました。

 本校は今年度、新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から、夏と秋のオープンスクールの中止を決めました。その代わりになればと、今回のオンライン学校相談会やバーチャルオープンスクールといった新たな情報提供の場を考え取り組んできました。

  進路選択が本格化している中学生の皆さん、ぜひ工業高校、ぜひ岡工で楽しく充実した高校生活を送ってみませんか。

【土木科】1・2年生がリモート現場見学会に参加しました

令和3年10月21日(木)国土交通省中国地方整備局岡山国道事務所様と新見高校1年生と本校1・2年生をオンラインで結び、国土交通省の仕事内容や、県外企業の株式会社鴻池組様、日本ファブテック株式会社様、岡山県内企業の中村建設株式会社様の仕事内容をはじめ、工事概要等を学びました。

後半は、事前に生徒から集めていました質問に対して、国土交通省様、各企業の担当者様がお答えいただくという、質疑応答タイムがありました。様々な生徒の疑問に対し、皆様懇切丁寧にお答えいただきました。生徒もメモを取りながら真剣に聞いていました。

2年生の代表者はプレス取材がありました。緊張が隠しきれませんが、聞きながら書いたメモを振り返りながら答えている姿は立派でした。

2年生の生徒は「来年の今頃は、自分も就職を決めている頃だと思います。そのために今何ができるのか、何をすべきなのか考えながら生活しようと思った。」「建設業のイメージが大きく変わるお話を聞けて、改めてこの業界で頑張っていきたいと思った。」「女性の技術者の方が、『現場では男性の方がかえって気を遣ってくれるので働きやすいよ。』と聞いてとても安心しました。」など、建設業界の方々の情熱が生徒に伝わり、今回のリモート現場見学会が将来の進路決定に向けて良い刺激となった様子でした。 文末となりましたが、国土交通省中国地方整備局岡山国道事務所、株式会社鴻池組、日本ファブテック株式会社、中村建設株式会社各社の御担当者の皆様方におかれましては、ご多忙中にもかかわらず県土木教育にご尽力いただきまして誠にありがとうございました。