12月14日(土)、備前緑陽高校で「平成25年度高校生ものづくりコンテスト(溶接作業部門)岡山県大会」が開催され、県下から40名、本校からは機械科3年の太田君と2年の梅崎君、林君が出場しました。
競技は、仮付け20分、本溶接30分で箱形の容器を作り、完成した製品に水圧をかけて、何MPaまで耐えられるかを競います。持ち物審査を経て会場入りした選手たちは、緊張感のある雰囲気の中、真剣な表情で溶接していました。
奉還町商店街の一軒の店の前に置かれ、地元の子どもたちに約40年も親しまれてきた「みなしごハッチ」の遊具が、このたび商店街に寄贈され、11月26日(火)、夕方の買い物客でにぎわう奉還町商店街で、贈呈式が行われました。
40年の歳月で、「ハッチ」は塗装がはげ、電源を入れても動かない状態になっていました。寄贈にあたって、本校に修理の依頼があったのは今年の2月。機械科、デザイン科、電気科がそれぞれの技能を生かして、修理に取り組みました。
鮮やかな塗装が施され、基礎部と人形をつなぐ鉄製の補強材も入れられて、すっかり生まれ変わった「ハッチ」。20円で約1分、小さな子どもを乗せて動きます。
ファジアーノ岡山のバナーや小判君神社とともに、「ハッチ」が奉還町の新しいシンボルとして、多くの人に親しまれる存在になることを願っています。