カテゴリー別アーカイブ: 専門科

【デザイン科】デザイン科社会人講師 田中 雄一郎氏 講演

2014年6月23日、デザイン科 社会人講師として、ブランディングディレクター、グラフィックデザイナーとして活躍されているQUA DESIGN style 代表 田中雄一郎氏をお迎えしました。

今回はデザイン科2年生が聴講させて頂きました。
田中さんは、現在岡山を拠点に、企業、店舗、医療施設、美術展などのブランディングを中心に手掛けられています。

田中さんの様々な制作事例をご紹介頂き、岡山大学のコミュニケーションシンボルデザイン、福武教育文化振興財団のロゴデザイン、岡山芸術回廊のトータルデザインなど岡山で身近に目にしていたデザインを田中さんが手掛けられていたことに驚く生徒も多くいました。

また、デザインの制作プロセスについても詳しくご説明頂きました。打ち合わせをして方向性を決め、予算も考慮しながら何度も修正して、クライアントとコミュニケーションを深め、成果を挙げていくことなど現場で活躍されるデザイナーならではのエピソードは非常に勉強になりました。

「デザイナーの醍醐味は、人を感動させられること。」
「デザインの現場は実力勝負だからこそ大きな相手にも勝てる。」
「デザインは付け加えるものではなく、本質を生かすこと。」
「人に訴えるには一工夫必要。」
「条件の中で最善を尽くす。」

など、田中さんのデザインに対する考え方を聞く事ができ生徒達は、
「日頃の課題は本来なら仕事なんだ。」
「生きがいを感じてできることを仕事にしたい。」
「デザインは本当に広く世の中の様々な分野とつながっているんだな。」

といった視点でとらえ、将来のビジョンが広がったようでした。

ご多用のところ、本校生徒の職業理解や将来を考え、工夫をこらした内容を準備頂いた田中 雄一郎様に心よりお礼申し上げます。

第50回設計製図競技岡工会予選会

 6月13日(金)4校時から6校時にかけて,製図の授業時間に今年の夏おこなわれる,設計製図競技会の岡工予選会を実施しました。

設計製図競技会は,岡工・水工・東岡工・津工から各校4名が参加して,4時間で課題(木造2階建て)にそった建物を設計し図面(配置図兼1階平面・立面図2面)を作成します。

 生徒達は3時間の枠を一杯使って,取り組んでいました。将来2級建築士を目指して,よい練習になったと思います。選抜された生徒は,8月6日に臨みます。

手塚貴晴氏「建築家の建物作り」

 6月13日14時から生涯学習センターで建築科1~3学年とデザイン科2,3年生を対象に、世界的な建築家,手塚貴晴氏による「建築家の建物作り」の講演をしていただきました。先生の作品のエピソードやコンセプトを聴きながら,2時間30分の長い講演会でしたが,終わってみるとあっという間の時間でした。

 「建築は人間を変える」「昔の人は環境を変えるのでなく,自分がその環境に移動する(猫の喩え)」「夜景の光は命の光(そこには人間の営みがある)」「生まれ変わったらもう一度建築家になりたい」など,これから建築やデザインを目指す生徒たちには良い刺激になりました。

 地方の一工業高校にお越しくださり,本当にありがとうございました。また,今回の講演にご尽力いただきました,植木氏・児玉氏にお礼申し上げます。

住宅プランづくり授業「地球でたったひとつの家づくり」

6月12日5・6校時製図の時間に,本校卒業生,このはな建築プロデュース永富氏を招いて,住宅プランづくりの授業を実施しました。

建築って?家って?住宅の設計って?など基礎から教えて頂き,後半は実際の「住まいのプランづくり」について作業の流れの中のポイントなどを説明して頂きました。もう少し,時間があれば具体的なプランニングにも挑戦できたのかもしれませんが,限られた時間の中で,中身の濃い授業でした。生徒は来週授業で一日設計に取り組みます。今日習ったことが役に立つと思います。

お忙しい中,後輩達の為に時間を割いて頂きありがとうございました。

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2014年建築科先輩と語る会

6月11日6校時LHRの時間に,先輩と語る会を実施しました。

平成18年度卒業,ユージー技研(株)勤務 横山哲也氏と平成21年卒業,(株)タウンハウス勤務 飯田紘子氏の2名にお願いして,後輩たちに向けて,アドバイスを頂きました。生徒たちも意欲的に質問をして,今後の進路に向けて多いに参考になったのではないかと思います。

お忙しい中,来校して頂きありがとうございました。

平成26年度ものづくりコンテスト(旋盤作業部門)岡山県大会 第3位入賞

平成26年度ものづくりコンテスト(旋盤作業部門)岡山県大会が、5月24日(土)岡山工業高校を会場として行われました。
1月の予選会を勝ち抜いた10名が参加して、100分の1ミリメートルの寸法精度を要求される3部品の製作に取り組みました。
本校からは、機3A髙木隆義君、機2B有吉晃之助君の2名が出場し、段付き、テーパー、ねじと多くの要素のある課題を作り上げました。
審査の結果、髙木隆義君が第3位に入賞し、賞状と盾をいただきました。



伊島小学校中庭整備事業の第1回検討会を伊島小学校で行いました。

5月2日(金)、土木科3年の課題研究グループ御船班の7名が伊島小学校を訪問しました。

御船班は毎年、伊島小学校を訪れ小学校からの要望をお聞きし様々な整備を行ってきました。今回の訪問は、今年度のメンバーの紹介と山本和明教頭先生から今年の要望をお聞きしました。今年のご要望は、「児童が中庭にあるツゲ(約20本)の間を通行するため、ツゲが痛み生育しないので、児童の通行を防ぐ構造物を作製して欲しい。」ということでした。御船班では、この要望に応えるべく、ただ通行を妨げる構造物を造るのではなく、安全で快適な空間になるよう計画していこうと考えています。

また、昨年先輩が作製した花壇を、児童の皆さんが『なかよしエコ花壇』と名付けてくれました。先輩方を見習い、今年も伊島小学校の皆さんから愛されるものを造りたいと思います。

京山KEEP「春の環境てんけん2014」に化学工学科の生徒が参加しました。

岡山市京山地区ESD推進協議会・岡山市立京山公民館が主催する、おかやまKEEP「春の環境てんけん2014」に化学工学科の生徒が参加しました。

京山公民館地区の皆さんはもちろん、京山中学校・ノートルダム清心女子大・岡山大からもたくさんの皆さんが参加され、賑やかな一日になりました。

午前中は座主川と観音寺用水で水質検査、大気調査、水辺の生き物調査を行いました。観音寺用水はESDの活動により提案された「緑と水の道」が整備されたばかりです。昨年度は工事直後で生き物が少なく心配されましたが、今年は生き物がたくさん戻ってきていることがわかりました。環境を守る姿勢の大切さを実感しました。

この活動は7月17日岡山市のESD広報番組「岡山ESDなび」で放送される予定です。