建築科1年生は、11月16日(金)に秋季校外学習で、津山市にある『新・津山国際ホテル(ザ・シロヤマテラス津山別邸)新築工事現場』と『津山城址(鶴山公園)』の見学しました。
秋晴れの気候もよく絶好の見学日和の中、最初に見学に訪れた建築現場見学では、施設概要の説明や現場内を上階から下階まで一連の工事を見学させていただきました。短い時間ではありましたが丁寧に説明をしていただき、普段はなかなか目にすることができない工事現場の様子を体験することができました。
午後からは、津山城址(鶴山公園)へ移動し、昼食を兼ねて園内の散策を行いました。紅葉もとてもきれいで、生徒はゆっくりした時間の中でクラスの親睦を深めるいい機会になりました。
この校外学習を通して、これからの学校生活や今後の専門科目の学習、あわせて進路決定に活かしてもらいたいと思います。
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サイエンスチャレンジ岡山2018 チーム「117OKAKO」が実技競技①化学・物理部門で第1位
11月10日(土)に総社市スポーツセンター きびじアリーナで行われたサイエンスチャレンジ岡山2018に参加した「117OKAKO」が、10月から準備を進めてきた成果を発揮し、実技競技①化学・物理部門「自作探査機『はやぶさ3』小惑星『モモタロウ』に軟着陸せよ」で第1位を獲得しました。
この大会は、筆記競技と実技競技①②③があり総合の表彰と競技ごと表彰があります。
実技競技①は、化学と物理の知識を総合的に用いて、小惑星『モモタロウ』に見立てた的(マト)に、コルク栓を用い工夫した姿勢制御装置を取り付けた自作探査機『はやぶさ3』を軟着陸させる競技です。炭酸ガスを発射装置内で発生させ、仰角45度以上に設定した発射台から、小惑星に向けて探査機を発射します。事前に検討した実験計画のレポートを競技時間中に作成し、このレポートの完成度と軟着陸の正確さを競います。チームワークと総合力がポイントです。
「117OKAKO」は、発射台も鉄板を溶接して製作し臨みました
インタビューボード
建築研究同好会有志4名で放課後の時間を活用し、少しづつ作業を進めながら取り組みました。木材をうまく加工し、狂いがでないように調整しながらの作業は大変でしたが、みんなで協力し合いがんばりました。完成したボードに、「117OKAKO」のロゴマークを貼り付け、ついにインタビューボードが完成しました。
今後はいろいろな場面で、このインタビューボードを活用してもらえると嬉しいです。
【仕様】
形式:木製(移動式キャスター付き)
寸法:高さ2,200mm x 幅 900mm(1台) ※写真は2台連結した場合で撮影。
材料:ツーバーフォー材(38 X 89mm角材)
【製作者:建築研究同好会】
・インタビューボード製作
建築科3年 丸尾 力也 (写真右から3番目)
建築科2年 髙山裕太郎(写真右から1番目)
建築科2年 眞黒 桜輔 (写真右から4番目)
建築科1年 青木 茉奈 (写真右から2番目)
【協力:デザイン科】
・117OKAKOロゴマーク デザイン科3年 山岡 由萌那
サイエンスチャレンジ岡山2018激励会
11月7日放課後、応接室において「サイエンスチャレンジ岡山2018 兼 第8回科学の甲子園全国大会岡山県予選」へ出場する選手に、赤木校長から激励の言葉が送られました。
大会は、11月10日(土)にきびじアリーナで開催されます。工業高校からの参加は本校のみです。チーム一丸となって頑張ってきてもらいたいと思います。
チーム名:117OKAKO(いいなおかこう)
出場選手
機械科2年B組 逢澤 海翔
機械科1年B組 宮田 創士
情報技術科 2年 丸川 龍二
情報技術科 2年 曽根 快斗
電気科 2年 時實 佑知
電気科 2年 石原 優輔
【デザイン科】キャリアライフ講演会「色紙による色彩構成」
講師:京都精華大学 デザイン学部 ビジュアルデザイン学科
グラフィックデザインコース全学教育機構 コラボ科目部門長
豊永 政史(とよなが せいじ)先生
日時:平成30年10月31日(水)13:25~15:15
会場:本校百周年記念会館2階
内容:
デザイン科2年生(40名)を対象に京都精華大学の豊永政史先生をお招きして、キャリアライフ講演会を行いました。
豊永先生は、3年前にも本校に講師としてお越しいただき、デザイナーとしての経験を織り交ぜながらユーモアたっぷりに色彩に関する講義とワークショップを行ってくださいました。
今回もまず、特別上質なセイカ色紙を使って、色将棋をするところからスタートしました。3センチ四方の色紙を将棋の駒に見立てて、3コマ×3コマの中にどのような色がふさわしいか考えながら対局すると、ひとりでは思いつかない配色が生まれ、新たな発見がありました。
次に30センチ四方のセイカ色紙を使って、「birds」、「trees」という言葉から得られるイメージを形にしていきました。目を閉じて偶然に手に取った色紙3枚をハサミやカッターナイフで切り取り、形を与えていきます。さらに手でちぎってみることで味わいのある形も生まれました。また、意図的に形を切り抜いた後の残りの紙にも偶然できた魅力的な形があることを発見しました。豊永先生は「残り紙→残り神」と呼んでいます。
それらを構成してひとつの画面を作ります。試行錯誤しながら色と形を構成することが、デザイナーとしてもっとも重要でしんどいところだとおっしゃっていました。意図して作ったものと、偶然できたものを構成する中で、「ここがいちばん心地よい」、「おさまりが良い」、「魅力的」と感じるところを探し、作品にしていきます。
今回、実践的な色彩の扱い方を学ぶことで、生徒の色彩に対する意識はずいぶんと高まったように思います。
豊永先生、遠方からご来校いただき、貴重なご講演をいただき誠にありがとうございました。
【建築研究同好会】第25回ワンデーエクササイズ優秀賞を受賞
建築研究同好会チーム(建築科1・2年合同チーム)が岡山建築設計クラブ主催の第25回ワンデーエクササイズにおいて、岡山工業高校初となる『優秀賞』を受賞しました。
今年で25年目の節目となるワンデーエクササイズは、毎年岡山県内で建築を学ぶ大学生・専門学校生・高校生が参加し、岡山のまちづくりについて競う建築設計競技で県内でも歴史ある競技会です。
今年のテーマは、生徒の通学路にもなっている奉還町商店街の一角に『ほっとできる場所~きになるばしょ~』を求めるもので、岡山県内の7校10チーム総勢92名が参加して様々なアイデアを競い合いました。
建築研究同好会チームは、高校生唯一の参加校でしたが、奉還町商店街で幅広い年代の方々が交流できるようにするために、世代を超えて立ち寄りたくなる施設を提案しました。審査委員長からは、高校生ならではの率直さや独創性において高い評価をいただきました。
発表までの短い期間の中で、学校に遅くまで残り頑張ってきた結果がこのような形になってうれしく思います。生徒たちにとって勉強になった1日であり、とても貴重な体験をすることができました。
これからの高校生活でこの経験を活かし、さらに頑張ってもらいたいと思います。
【作品展示について】
(1)岡山市役所1階市民ホール 〔平成30年12月21日(金)~12月25日(火)〕
(2)ルネスホール 〔平成31年3月16日(土) 9:00~16:00 〕※開催時期は未定ですが「奉還町りぶら」でも展示する予定です。
【メンバー】
建築科2年 辻佑京子(リーダー) 植田貴哉 岡崎拓人 眞黒桜輔 森岡大貴 山脇卓也 井本夢乃 楠原幸 小林夏海 清水色葉 能登奈生 山根優奈
建築科1年 岡崎飛翔 小野勇樹 坂下巧陽 坪井成椋 平賀立晟 藤井亮太 的野蒼樹
安井大和
【デザイン科】校外授業
平成30年10月25日(木)
カバヤ食品株式会社で新聞広告のプレゼンテーションをしました。
1学期のビジュアルテクニックで取り組んだコマーシャルフォトで、カバヤ食品の商品をモチーフとした新聞広告を制作しました。
事前にカバヤ食品株式会社に課題の概要を伝え、企業ロゴの使用許可をいただきました。
生徒は、広告にしたい商品を選択し、ターゲットを設定した上で、スタジオ撮影を行いました。写真データを加工し、コピーを考えて、新聞1面サイズの商業広告を作りました。
このたび、クライアントとして設定したカバヤ食品を訪ね、工場見学をした後、一人ずつ作品のプレゼンテーションを行いました。最後に会社の方々から講評していただき、生産者や開発者の立場から貴重な意見を伺うことができました。
お世話になったカバヤ食品株式会社の皆様、大変ありがとうございました。
【電気科】第26回全国高等学校ロボット競技大会出場・本校初の予選突破‼
平成30年10月20~21日にかけて山口県キリンビバレッジ周南総合スポーツセンターで行われた、第26回全国高等学校ロボット競技大会に本校の電気研究同好会・マイコン同好会の合同チーム“PONY@岡山工業”チームの電気科3年(田辺君、坪田君、西崎君)、電気科2年(田淵君、難波君)、情報技術科2年(佐々野君、山下君)が出場しました。
この大会は全国から129チームが参加し、岡山県は8月に行われた県大会の上位3チームが出場しました。
4月から準備をはじめ全国大会に向けて、毎日真摯にロボットづくりに励んできました。
大会は公式練習→予選→決勝トーナメントの順で行われ、決勝には予選の上位48チームが進出します。
本校はこれまでに全国大会の予選を突破したことがなく、今回は予選突破を目標にしてきました。前日の公式練習ではアイテムを取り損ない180点で55位でした。
決勝トーナメント進出は48位に入らねばなりません。
公式練習後、予選の結果を踏まえて作戦を立て直し翌日の予選へ臨みました。
予選では作戦通りアイテムをとることができ、これまでの最高点330点を獲得し、予選第39位で決勝トーナメントに進出しました。
本校のロボットの性能では最高430点(この点数は全国16位相当)を獲得することができ、決勝トーナメント1回戦の相手にも十分戦うことができると思っていました。
決勝トーナメント1回戦では、緊張からかロボットの操作がうまくいかず210点となり、210点対310点で惜しくも負けてしまいました。
この結果、決勝トーナメント1回戦で敗れてしまいましたが、全国ロボット競技大会で初の決勝トーナメント進出を果たすことができ、本校の歴史に新たな1ページを刻むことができました。
今回のチームには2年生も多くいるため、この悔しさを忘れずに来年、新潟である全国大会に向けてさらに頑張っていってほしいです。