カテゴリー別アーカイブ: 自転車競技部

【自転車競技部】春季大会結果

 第53回岡山県高等学校自転車競技春季大会が4月25日に玉野競輪場で行われ、本校からは2,3年生9人が出場しました。  

 昨年度の新人大会、選抜大会ともに振るわぬ結果だったため、今大会は冬から春にかけての練習の成果を確認する大切な大会となりました。

 結果としては学校対抗を他校に奪われるなど、まだまだの結果でした。しかし、成長を感じさせる選手も多く、5月15、16日に行われる県総体へ向け、チーム一丸となって挑戦する雰囲気になってきました。厳しい練習を重ね、一種目でも多く優勝者を出せるように今後も精進します。

チームスプリント

 以下に結果と写真を掲載します。ご覧ください。

スプリント 3位 電2北井

3kmインディヴィデュアルパーシュート 1位 電2垣内

ケイリン 3位 情2住川

スクラッチ 2位 電2内田

ポイントレース 2位 機2湯淺

チームスプリント 2位

4kmチームパーシュート 3位

4kmチームパーシュート
3kmインディヴィデュアルパーシュート
スクラッチ

okako10

2020/09/17

 インターハイの中止に伴い開催された「2020JCSPAジュニアサイクルスポーツ大会全国大会」が京都府の京都向日町競輪場で開催され、本校の柏野健吾(土3)がポイントレースで優勝しました。

表彰台でチャンピオンジャージを着用した柏野

 ポイントレースは、通過順位によりポイントを獲得できるポイント周回が2㎞ごとに設定され、1位5ポイント、2位3ポイント、3位2ポイント、4位1ポイントが与えられます。最終のポイント周回は、ポイントが倍となるため、最後まで気の抜けないレースとなります。決勝は20㎞、全10回のポイント周回で争われました。

 予選の反省を活かし、後半勝負と決めていた柏野は残り10㎞を切ってから仕掛けます。まずは7回目のポイント周回で2点を獲得。8回目のポイント周回では逃げ集団を形成し、ここでも3ポイントを追加しました。倍のポイントを獲得できる10回目のポイント周回を前に暫定7位となっていた柏野は、残り1.5周回からスプリントを開始して後続を突き放します。前方を走っていた先頭の選手も追い抜き見事1位でゴール。10ポイントを加え、合計15ポイントで逆転優勝を決めました。

独走でゴールへ向かう柏野

 スクラッチには橋本大和(土3)が出場。スクラッチはゴール着順がそのまま順位になる種目で、決勝は8㎞で行われました。 レースは逃げ集団が形成されるものの、メイン集団に吸収される展開が繰り返される中、後半に単独の逃げが発生。橋本はメイン集団で足を温存し、周りの選手とともに最終スプリントを開始します。残り約100メートルで逃げた選手を捕まえ、橋本はメイン集団でゴール。安定した力を見せ、前方に位置取りしていた橋本は8位入賞となりました。

集団の先頭を引く橋本

 その他、柏野、橋本、遠藤直樹(機3)で挑んだ団体種目のチームスプリントは7位入賞。3㎞インディヴィデュアルパーシュートに出場した高井銀河(機3)は3分44秒935で16位。ケイリンに出場した遠藤は1回戦敗退となりました。

チームスプリント。(先頭から)遠藤、橋本、柏野
3kmインディヴィデュアル・パーシュートを走る高井
ケイリンを走る遠藤

 3年生はこの大会を持って正式に引退となり、今後は現2年生を中心に新チームで動き出します。今後は新人大会トラックやロードなど本年度内にも数多くのレースが実施予定です。引き続き精進してまいりますので応援よろしくお願いいたします。

岡山県高体連表彰式

2月5日(水)に令和元年度岡山県高等学校体育連盟表彰式が岡山市のピュアリティまきびで開かれました。本校からは9名の生徒が表彰されました。

【表彰者】
■全国大会優勝選手
弓道部    奥沢 航 (化3) 岡本 大樹(電3) 山田 青空(建3)
       瀬川 敦史(土2) 笠原 聖騎(建2) 安食 翔太(建2)

■専門部優秀選手
山岳部       中野 立基(機3)
自転車競技部    吉野 太晟(建3)
弓道部       奥沢 航(化3) 宮本 愛子(化3)


【自転車競技部】新人大会(トラック競技)

岡山県高等学校自転車競技新人大会のトラック競技が11月4日、玉野競輪場で行われました。 今大会は3月に行われる選抜大会への出場権がかかった重要な大会となります。力を入れている団体種目では4kmチームパシュート、チームスプリントともに優勝、個人種目でも 全種目で1位を勝ち取ることができました。

4kmチーム・パシュート。先頭から柏野、高井、二階堂、橋本

 中でも柏野健吾(土2)は3kmインディヴィデュアルパーシュートでは大会記録を約6秒更新し、ポイントレースでは高井銀河(機2)とともに集団をラップして優勝するなど積極的なレースを繰り広げました。また、先輩たちが抜けた穴を埋めようとスプリントでは岸田貴裕(機2)が優勝、主将の二階堂輝生(化2)もケイリンで他を寄せ付けない強さを見せました。 

 今大会ではどの種目も主導権を握ることができましたが、全国大会では簡単なことではありません。ここからは冬のトレーニングに入りますが、それぞれが明確な目標を持ち、レベルアップして春を迎えられるよう今後も精進して参りますので応援よろしくお願いします。

4kmチームパシュートBチーム。先頭から遠藤、海野、三浦、丸尾
チームスプリントAチーム。先頭から橋本、二階堂、柏野
チームスプリントBチーム。左から高井、岸田、遠藤
ケイリン決勝。黒キャップが優勝した二階堂。白キャップが遠藤。白黒キャップが荊尾

【自転車競技部】新人大会(ロードレース)

 岡山県高等学校自転車競技新人大会のロード競技が10月27日、広島県中央森林公園の周回コースで行われ、柏野健吾(土2)と橋本大和(土2)がワンツーフィニッシュを決めました。

左から柏野、二階堂、橋本、高井

 コースは12.3㎞の道のりを7周する計86.1㎞。今大会は岡山県、広島県、島根県の約70人で試合を行い、最終順位は各県の選手のみで決定する形式となりました。

 レースは残り4周を残して、柏野を含む5人の逃げ集団が形成され、メイン集団を突き放します。逃げ集団は残り2周の時点で柏野を含む3人となり、ラスト1周を前にその3人の中から他県の選手がアタックし、独走を開始しました。柏野は独走を許したものの、2,3位争いのゴールスプリントを制して全体の2位、岡山県の1位でゴール。メイン集団では橋本が積極的にスプリントを仕掛け、岡山県2位の成績を残しました。

優勝した柏野

 そのほか、高井銀河(機2)が5位、遠藤直樹(機2)が9位、二階堂輝生(化2)が10位となりました。 今後は新人大会のトラック競技が行われ、選抜大会の出場者が決定します。一人でも多くの選手が選抜大会に出場できるよう今後も頑張ってまいりますので、応援よろしくお願いいたします。

~今後の試合予定~

11月4日(月) 新人大会トラック(玉野競輪場)

遠藤
岸田貴裕(機2)
丸尾優心(機1)
海野壮太 (土1)

【自転車競技部】国民体育大会

 「いきいき茨城ゆめ国体2019」の自転車競技が9月29日~10月4日の5日間、茨城県の取手競輪場などで開催され、本校から出場した柏野健吾(土2)がポイントレースで4位に入賞する活躍を見せました。

ポイントレース4位入賞の柏野

 ポイントレースは400mの競技場を60周、計24㎞で行われ、2㎞ごとに設けられたポイント周回の通過順位(1位なら5点、2位なら3点、3位なら2点、4位なら1点)に応じてポイントを獲得し、その合計得点で順位を競います。柏野はレース開始直後、ペースの上がらないメイン集団から果敢にアタックし、3人の先頭集団を形成します。1度目のポイント周回では2位通過で3点、2回目のポイント周回では鋭いスプリントを見せ1位通過で5点を獲得し、幸先の良いスタートを切ります。3回目のポイント周回を前に集団に吸収された後は体力回復に努め、9回目のポイント周回でもう一度集団を抜け出し、逃げていた選手を捉え1位通過で5点を追加しました。その後も積極的な動きを見せますが、あと一歩で得点を増やせず合計13点でゴール。しかし、国体初出場ながら堂々としたレースを展開し、本人も納得の4位入賞を勝ち取りました。

2回目のポイント周回。1位通過で5点を獲得

 そのほか、柏野と小西涼太(機3)が出場した4㎞チームパシュートは4分29秒256で14位。

 1㎞タイムトライアルでは小西が1分8秒493と好走しましたが、入賞まであと0.4秒届かず13位。

 吉野太晟(建3)と橋本大和(土2)はそれぞれケイリンとスクラッチに出場しましたが、予選敗退となりました。

4kmチームパシュート。先頭が柏野。2番手が小西
1kmタイムトライアルで力強くスタートする小西
ケイリンを走る吉野
スクラッチに出場した橋本

 今大会をもって3年生は全員が引退し、2年生が中心となる新チームが動き始めました。今後は3月に開かれる選抜大会の出場権がかかる新人大会が行われます。一人でも多くの選手が出場し、先輩たちが残してきた偉大な記録を超えられるよう頑張ってまいりますので、これからも応援よろしくお願いいたします。

~今後の試合予定~ 10月27日(日) 新人大会ロード(広島県中央森林公園) 11月4日(月) 新人大会トラック(玉野競輪場)

10月27日(日) 新人大会ロード(広島県中央森林公園)

11月4日(月) 新人大会トラック(玉野競輪場)

【自転車競技部】JOCで二階堂(化2)が2種目で3位

 17歳以下の選手で争われるJOCジュニアオリンピックカップ自転車競技大会U-17が8月17,18日、長野県の美鈴湖自転車競技場で行われ、二階堂輝生(化2)が2種目で3位に入るなど好成績を残しました。

二種目で3位入賞となった二階堂(後列の一番右)

 二階堂はケイリンと1kmタイムトライアルに出場しました。ケイリンでは全国大会初出場の緊張からか1回戦を落としますが、敗者復活戦、2回戦と力強い先行で1着となり、決勝戦へ進みました。決勝では残り1周半から先頭に出て、後続を一気に突き放します。最終コーナーを抜けるとロングスパートの疲労からか失速し、最後は2選手に抜かれますが、粘りの走りで僅差の3位となりました。

ケイリンのゴール前。内側で粘る二階堂

 1kmタイムトライアルでは1分8秒台を目標に掲げスタートからぐんぐんとスピードをのせます。残り1周までは7秒台も狙えるペースでしたが、苦手なスタートで力を使いすぎたせいか後半にタイムを落とします。それでも目標を達成する1分8秒288の好記録をたたき出し、3位を勝ち取りました。

1kmタイムトライアルスタート前
1kmタイムトライアルを走る二階堂

 橋本大和(土2)は3kmインディヴィデュアル・パーシュートとスクラッチに出場。3kmインディヴィデュアル・パーシュートでは自己ベストを更新する3分39秒874で7位、スクラッチでは逃げを見せるなど積極的な動きを見せましたが残り1周半で落車に巻き込まれリタイアとなりました。

3kmインディヴィデュアル・パーシュートで自己ベストを出した橋本
スクラッチを走る橋本

 今後も秋季大会、国体、新人大会と今シーズンの戦いはまだまだ残っています。気を緩めず練習に打ち込んで参りますので、引き続き応援よろしくお願いします。

~今後の試合予定~

8月31日(土) 秋季大会(玉野競輪場)

9月1日(日) 中国地域選手権(玉野競輪場)

9月29~10月3日(日~木) 国民体育大会(茨城県)

10月27日(日) 新人大会ロード(広島県中央森林公園)

11月4日(月) 新人大会トラック(玉野競輪場)

【自転車競技部】 インターハイで学校対抗4位入賞

 7月30~8月2日の4日間、インターハイの自転車競技が沖縄県で開催され、本校は主将の吉野太晟(建3)がケイリンで2位になるなど合計4種目で入賞し学校対抗で総合4位の成績を残すことができました。

学校対抗4位の賞状を掲げる吉野(前列一番左)

 ケイリンは時速50kmまで誘導員がペースを上げ、誘導員の離脱からゴールまでの着順を競うスピード感あふれる競技です。本校からは吉野が出場し、1回戦を2位、2回戦を1位、準決勝を2位と順当に勝ち上がり、6人で争う決勝へ駒を進めました。決勝ではくじ引きの結果誘導員の真後ろからレースを展開することとなりました。誘導員が離脱すると風圧を直接受ける不利な状況にもかかわらず1周半を残してスピードを上げ、レースを作ります。残り200メートルの時点で後続も追い上げを見せますが内側で粘り最後の直線へ。ゴール手前で1人に抜かされたものの、見事な先行で自身初の全国入賞、2位表彰台を勝ち取りました。

ケイリンで2位となった吉野

 4kmチーム・パーシュートには小西涼太(機3)、吉房暖人(デ3)、柏野健吾(土2)、橋本大和(土2)が出場。強風の影響で隊列が乱れたり落車したりしてタイムを失うチームが多発する中、抜群のチームワークで予選を4位で走り抜け、3・4位決定戦へ挑みました。決定戦では相手に臆することなく予選に比べて前半からハイペースを刻み、序盤の1kmではほぼ互角、2km過ぎには約1秒のリードを築きレースを折り返します。終盤にさしかかり本校に疲労が見えてくる中、相手校がラストスパート。序盤のリードを少しずつ削られ、最後は約1秒差を付けられ敗退しました。しかし、チームとして一番力を入れてきたこの種目では5年ぶりの入賞となり、また、記録は4分30秒550と10年ぶりに岡山県高校記録を塗り替える好タイムで個人種目の活躍の原動力になりました。

先頭から吉房、小西、柏野、橋本

 スクラッチには小西が出場しました。この種目は8kmで争われ、細かいルールはなくゴール着順で順位が決定することからトラック種目のロードレースとも呼ばれます。圧倒的なスプリント力を見せつけ1位で予選通過を決めた小西は、決勝でも最後のスプリント争いに向けて息を潜める作戦で勝負をかけました。レースは単発的な逃げが繰り返されるものの、強力な動きも集団が封じ込め、最終局面へさしかかります。前方で3人の選手がスピードを上げてスプリントを開始する中、集団に埋もれて反応が遅れた小西は少し離れた位置から追いかける展開に。先頭へは届かない距離に見えましたが、ぐんぐんとスピードを上げてゴール手前で先頭を捕らえました。最後は横一列でゴールへ飛び込んだものの僅差で敗れ4位入賞となりました。

集団で走る小西

 半周ごとに設けられる先頭責任の回数と着順で順位を決める4km速度競走では、橋本が果敢な走りを見せました。インターハイ初出場ながら10人で争う決勝に挑んだ橋本は抜け出した4人の先頭集団に入り損ね、苦しいレースとなります。しかし、後方から一人でアタックを仕掛け、約2周をかけ単独で先頭集団に追いつきます。先頭に加わった後も積極的にレースをすすめ先頭責任も2回獲得。一人で追い上げた際の疲労から、最終盤の優勝者の動きにはついて行けなかったものの、粘りの走りを見せて5位でゴール。先頭責任の関係で最終順位は6位となりましたが、大会記録を塗り替えるほどのスピードで争われたこのレースで初入賞を決めました。

集団前方で動きを見せる橋本

 このほか、柏野は3kmインディヴィデュアル・パーシュートで12位、吉房はポイントレースで15位、海野晃太郎(土3)はスプリントで25位となりました。

吉房
柏野
海野

 今大会は一年の中で最大目標であり、そうした大会で総合4位という予想以上の結果を持ち帰ることができました。好成績を勝ち取れた要因は、保護者をはじめとした日頃から応援やサポートをしてくださる方々の支えと目標に向けて厳しい練習に打ち込んできた部員一同の努力の成果と考えています。この経験が生徒たちの人生の糧となってくれれば嬉しいと思います。

 今後は8月中旬に開催されるJOCジュニアオリンピックカップ(17歳以下のカテゴリー)や秋に行われる国民体育大会が目標です。気持ちを切り替え、これからも良い成績を残せるよう精進して参りますので、引き続き応援よろしくお願いします。

~今後の試合予定~

8月17,18日(土・日) JOCジュニアオリンピックカップ(長野県)

8月31日(土) 秋季大会(玉野競輪場)

9月1日(日) 中国地域選手権(玉野競輪場)

9月29~10月3日(日~木) 国民体育大会(茨城県)

10月27日(日) 新人大会ロード(広島県中央森林公園)

11月4日(月) 新人大会トラック(玉野競輪場)