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【自転車競技部】全国選抜大会結果報告

平成30年度全国高等学校選抜自転車競技大会が3月21~24日、北九州メディアドーム(福岡県北九州市)などで開かれ、吉房暖人(デ2)がポイントレースで11位と健闘しました。

【ポイントレースで11位と健闘した吉房(写真は予選)】

ポイントレースは、2㎞ごとに設定された周回の着順ごとに得点(1着=5点、2着=3点、3着=2点、4着=1点)が振り分けられる種目で、決勝戦は計12回あるポイント周回の合計得点で順位を競います。吉房は予選を5位で通過し、24人で争う決勝戦へ進出しました。
吉房は後半勝負に備え序盤は集団内で息をひそめます。7回目のポイント周回で4着に入り1ポイントを獲得すると、9回目のポイント周回では切れの良いスプリントで1着通過し合計を6ポイントとします。最終周回でも得点を狙い集団スプリントに加わったものの9着で得点を伸ばせず、11位となりました。

【ポイントレース決勝を走る吉房】

ゴール着順で順位が決まるスクラッチには小西涼太(機2)が出場。6kmで争われた予選は小集団でのゴールスプリントとなり小西は6着でゴール。5着以内が決勝に進めるため、予選通過とはなりませんでした。タイムトライアル競技である3㎞インディヴィデュアルパーシュートには柏野健吾(土1)が出場し、自己ベストを8秒ほど更新する好走を見せましたが、3分38秒062で18位となりました。

【スクラッチ予選を走る小西】

【自己ベストを更新した柏野】

そのほか、橋本大和(土1)はスプリント予選に出場し、11秒789で27位。ケイリンに出場した西崎教太(化2)は1回戦、敗者復活戦とも力及ばず予選敗退となりました。
熊本県で行われたロードレースには吉房と柏野の二人が挑みました。序盤からハイペースにレースが進み、集団は細かく分裂。吉房は第3集団ほどに残り先頭を追いかけましたが引き離される形でゴールし51位、柏野は途中棄権となりました。

今大会は新チームで初めての全国大会となりました。吉房は入賞こそできませんでしたが、国体では思うようなレースができず悔しい思いをしていただけに、この結果は今後に向けて良い収穫になったと思います。また、1年生二人も結果にはつながりませんでしたが、初めての全国大会で自己ベストを更新する走りを見せてくれました。次に目標とする大会は夏のインターハイとなります。今回の反省を練習に活かし、一人でも多く表彰状を持って帰れるように本番へ向け練習に打ち込んで参りたいと思います。今後も応援よろしくお願いいたします。

【橋本(スプリント)】

【赤色のキャップが西崎(ケイリン)】

【ロードレースにも出場した吉房(写真真ん中)】

【柏野】

 

【自転車競技部】新人大会トラック競技

 第48回岡山県高等学校自転車競技新人大会のトラック競技が、11月18日、玉野競輪場で開かれました。
 今大会は、3月の全国選抜大会の出場を決める大事な大会となっており、1校あたりの最大出場枠である6枠獲得を目指して、レースに臨みました。
 1kmタイムトライアルでは、2年生が奮闘しました。小西涼太(機2)は自己ベストを更新しただけでなく、大会記録を塗り替える1分8秒16で優勝。2位には吉房暖人(デ2)、3位には吉野太晟(建2)が入るなど、上位5位までを本校選手が独占し、力を見せつけました。

[1kmで大会新記録を更新し、優勝した小西]

 3kmインディヴィデュアルパシュートでは、2年生に代わって1年生が活躍。優勝した柏野健吾(土1)は秋季大会の記録を約4秒更新する3分46秒68で県大会初制覇。2位にも1年生の橋本大和(土1)が入り、先輩たちの出場がなかった種目を見事にカバーしました。

[県大会初優勝の柏野]

 ケイリンでは夏以降から力をつけてきた西崎教太(化2)が持ち前のダッシュ力を活かして優勝。スプリントは本校同士での決勝となり、吉野が小西との戦いを制しました。ポイントレースでは吉房が大量得点を稼ぎ出し圧勝しました。

[ケイリン決勝。先行する白キャップが吉野。後方の白黒キャップが優勝した西崎]

[ポイントレース。先頭が優勝した吉房]

 このほか、4kmチームパシュート、チームスプリントといった団体種目でも1位を獲得し、新チームとして良いスタートを切ることができました。

[4kmチームパシュート。先頭から小西、吉房、橋本、柏野]

  これらの結果から、選抜大会の6枠を獲得することができました。今大会が年内最後のレースとなりましたが、これからは選抜大会での優勝を目指し、オフシーズンの厳しいトレーニングに励んで参ります。今後とも応援よろしくお願いします。

【自転車競技部】新人大会ロード競技

 第48回岡山県高等学校自転車競技新人大会のロード競技が11月4日、広島県中央森林公園で開かれ、吉房暖人(デ2)が優勝を飾りました。

[優勝を飾った吉房]
 本校からは1,2年生12人がエントリー。レースは、岡山県、広島県、島根県の混合で行われ、アップダウンの連続するコースを7周回する全長約86kmで争われました。
 スタートから単発のアタックが繰り返されますが、比較的ゆったりとしたペースで周回を重ねます。終盤にかけてスピードが上がってくると集団から次々と選手が脱落。約20人ほどに絞られた先頭集団に本校からは、吉房、橋本大和(土1)、柏野健吾(土1)の3人を残すことに成功しました。

[中央の黒色のヘルメットが柏野。その後ろに橋本と吉房が続く]
 数的有利な展開の中、ゴールから数kmを残して柏野がアタック。その動きを他校の選手が追う展開となりましたが、程なくして柏野は集団に吸収されました。その後も決定的なアタックが決まることはなく、最後はゴールスプリント勝負に。ここまで力をためていた吉房がスプリントを開始すると、他の選手はついて行くことができず、余裕を持った状態でゴールラインを1着で駆け抜けました。岡山県の順位としては、橋本が3位、柏野が4位でゴール。先頭から後れこそしましたが、西崎教太(化2)と小西涼太(機2)も6位と8位で完走しました。
 
[3位でゴールする橋本]

[4位の柏野]

[6位の西崎]

[8位の小西]

 今大会は、吉房の優勝はもちろんのこと、1年生からも上位入賞者を出すことができ、良いレースができたと思います。来年3月に行われる選抜大会に向けても気を緩めず頑張って参りますので今後とも応援よろしくお願いします。

【自転車競技部】福井国体 橋本、服部が5位入賞

福井しあわせ元気国体の自転車競技大会が9月25~29日、福井競輪場などで開かれ、本校の橋本凌汰(土3)と服部幸之助(情3)がともに全国初入賞となる5位を獲得。総合成績8位にも貢献しました。

【総合表彰式で総合8位の賞状を掲げる川口先生(前列左から5人目)】

服部は27日に行われた1kmタイムトライアルに出場。持ち前のスタートダッシュでスピードに乗せると、苦手としていた終盤もタイムロスを最小限に抑えてゴール。1分7秒326というタイムで5位入賞を果たしました。


【1kmタイムトライアル。5位の服部】

28日のスクラッチ決勝に挑んだ橋本は、スプリント勝負にかけ集団内で足を休ませる作戦に。終盤にかけて単発の逃げが決まる中、橋本も残り3周を残して集団から勢いよく抜け出しました。スピードを落とすことなく、メイン集団を置き去りにした橋本は、そのままゴールへ。最後は前方選手を視界にとらえながらもあと一歩届かず、5位という結果になりました。
【スクラッチレース。5位の橋本】

このほか、他種目では本校OBが活躍。4kmチームパシュートでは4位、成年ポイントレースでは5位、成年ケイリンでは7位となり、総合成績も8位入賞を獲得することができました。

主将の橋本と服部は今大会で引退となります。2人はこれまで入賞経験がありませんでしたが、3年間最後の全国大会で初入賞を勝ち取ることができ、努力してきた姿勢は後輩たちの手本になったと思います。
現在は、2年生の吉野太晟(建2)を新主将として新チームが始動しています。これまでの先輩たちが残した結果を上回れるように日々精進して参りますので、今後とも応援よろしくお願いします。

以下にそのほかの写真を掲載します。ぜひご覧ください。


【ケイリンに出場した小西涼太(機2)】


【ポイントレース決勝に進んだ吉房暖人(デ2)】


【本校OBの成貞琳平(一番左・朝日大学4年)、矢部駿人(左から3人目・法政大学2年)、渡部将太(左から4人目・法政大学4年)が出場し、4位となった4kmチームパシュート】


【チームスプリントには橋本(左)、服部(左から2人目)、OBの田中克尚(早稲田大学3年)が出場】


【女子チームスプリントには本校OGでプロの競輪選手として活躍する三宅玲奈(左から2人目)が出場】

【自転車競技部】交通安全県民運動推進行事に参加しました。

自転車競技部が平成30年秋の交通安全県民運動推進行事に参加しました。

「平成30年秋の交通安全県民運動推進行事」が9月21日(金)岡山県庁前広場で開催されました。
本校自転車競技部が「交通安全大使」として委嘱され、橋本凌汰主将が決意表明を行いました。

【橋本主将決意表明】
交通事故の無い、明るい笑顔で暮らすことができる地域をつくることは、県民の願いです。しかし自転車運転者のルール違反による事故や、歩行者が横断中に被害に遭う事故が、いまだに多く発生しています。
 今日から始まる秋の交通安全県民運動では高校生である私たちが「交通安全大使」として先頭に立ち、「思いやり」と「譲り合い」を実践し、交通事故の防止に努めます。
 また全ての県民が気持ちを新たに、進路をゆずる、一時停止でとまる、信号を守るなどの「ゆずる・とまる・まもる」を実践し、交通ルールとマナーを守って事故防止に取り組むことを宣言します。 平成30年9月21日、県立岡山工業高等学校自転車競技部 主将 橋本凌汰。


伊原木知事より委嘱状を受け取りました。


橋本主将が決意表明を行いました。


交通機動部隊の白バイ隊と共にパレードを組んで県庁を出発しました。

【自転車競技部】インターハイ

「平成30年度全国高等学校総合体育大会自転車競技大会(インターハイ)」が8月4~7日、静岡県の競輪学校などで開かれ、本校は4km速度競争に出場した吉房暖人(デ2)の10位が最高位となりました。

【4km速度競争の決勝を走る吉房】
吉房は予選、準決勝を勝ち進み、決勝に進出。全国の強豪10選手で争った決勝戦は序盤からハイペースを刻み、思うようなレース運びをさせてもらえません。後方に取り残されることの多かった吉房は、勝負所に向けて力を残すことができず10位となりました。

4kmチームパシュートには橋本凌汰(土3)、服部幸之助(情3)、小西涼太(機2)、吉房の4人で挑みました。前半は岡山県記録に迫る勢いで周回を重ねましたが後半に失速。入賞には届きませんでしたが、チームベストの4分34秒478で13位という記録でした。 
【4kmチームパシュート。手前から服部、橋本、吉房、小西】

【4kmチームパシュート。左から橋本、吉房、小西、服部】

1kmタイムトライアルに出場した服部は得意のスタートダッシュからぐんぐんと加速。粘り強い走りで自己ベストの1分07秒341をたたき出しましたが、入賞まで0.3秒届かず11位でした。

【1kmタイムトライアルを走る服部】

3kmインディヴィデュアルパシュートには、主将の橋本が出走。後半に失速こそしたものの3分36秒000(22位)の自己ベストの走りでゴールを駆け抜けました。

【3kmインディヴィデュアルパシュートを走る橋本】

本大会は全国トップチームとのレベルの差を痛感させられる厳しい戦いとなりました。選手たちには大会で得た課題を少しでも後輩たちに伝えてもらい、来年のインターハイでリベンジできるよう、頑張っていってもらいたいと思います。
本年度はJOCや国体など、全国大会規模のレースがまだ残っています。好結果を残せるように今後も練習に精進して参りますので応援よろしくお願いします。

以下にそのほかの写真を掲載します。ぜひご覧ください。


【ポイントレースに出場した小西。予選敗退】


【スクラッチに出場した大森健太朗(電3)。予選敗退】

 【ケイリンに出場した吉野太晟(建2)。2回戦敗退】

【ロードレースに出場した(手前から)吉房と近藤康裕(化3)】

【近藤。途中棄権】


【吉房。途中棄権】

【自転車競技部】中国大会ロード

「平成30年度中国地域高等学校対抗自転車道路競走大会」(中国大会ロード競技)が6月11日、島根県のさくらおろち湖自転車競技周回コースで行われ、本校の近藤康裕(化3)と吉房暖人(デ2)が8月に静岡県で行われるインターハイの出場権を獲得しました。


【チーム最高位の9位でフィニッシュした近藤】

レースはさくらおろち湖の周り(12.3㎞)を7周する計86.1㎞で行われ、中国5県の84人が参加。本校からは近藤、三宅悠斗(機3)、吉房、 小西涼太(機2)、西崎教太(化2)の5人が出場しました。レースは比較的スローペースで進んでいきましたが、コースの2㎞地点と11㎞地点に設定されている登り坂で有力選手がペースを上げ、集団は分裂。本校のメンバーもふるいにかけられ、先頭集団に食らいつけたのは近藤と吉房のみとなりました。さらに先頭集団ではアタックが繰り返されたことで逃げ集団が形成され、後ろの集団に取り残された近藤と吉房は他チームと協力しながら前を追う展開になりました。結局先頭には逃げ切りを許してしまいましたが、後方集団で粘り強い走りを見せ、近藤が9位、吉房が10位。集団から遅れながらもあきらめずに走り切った小西が27位となりました。この結果、近藤と吉房はロードレースでのインターハイ出場を決めることができました。

インターハイは静岡県のサイクルスポーツセンター内にあるコースを使用してのレースになります。起伏に富んだコースで消耗戦が予想されますが、苦手なロードレースでも好成績を残せるようこれからも精進してまいります。

以下にそのほかの写真を掲載します。


【近藤とともに先頭集団に残り10位で完走した吉房】


【27位でのゴールとなった小西】

【三宅】


【西崎】

【自転車競技部】中国大会トラック19連覇

「第50回中国地域高等学校対抗自転車競技選手権大会」(中国大会トラック競技)が6月15~17日、広島競輪場で開かれ、学校対抗19連覇を達成したほか、4㎞チーム・パシュートなど7種目でインターハイ出場権を獲得しました。

【学校対抗19連覇を達成。賞状を持つ主将の橋本(左)とカップを手に喜ぶ服部】

16日の午前に行われた4㎞チーム・パシュートには、橋本凌汰(土3)、服部幸之助(情3)、大森健太朗(電3)、小西涼太(機2)が出場。2位に甘んじた県総体の反省を生かし、余裕を持ったスピードで序盤の周回を重ねました。残り4周を切った時点で大森が力を出し切って離脱。ハイスピードのままラスト3周に入ると、服部と橋本が先輩の維持を見せて小西を引っ張り、ペースを落とすことなくゴールまで走り切りました。結果は昨年度本校がたたき出した大会記録を塗り替える3分35秒043で優勝し、インターハイの出場を決めました。チームスプリントも勝利を収め、団体競技は2種目とも制覇。午後には3㎞インディヴィデュアル・パシュートが行われ、橋本が3分41秒577で3位、大森が3分47秒749で6位となりました。

【大会新記録で優勝した4kmチーム・パシュート。(前から)小西、服部、橋本、大森】

6種目の決勝戦が繰り広げられた17日は入賞ラッシュとなりました。アタック合戦となった4㎞速度競争は、終始先頭でレースを進めた吉房暖人(デ2)がラスト200mで独走態勢に持ち込んで優勝。

【後続を突き放してゴールに飛び込んだ吉房】

ポイントレースでは力強いスプリントを見せた小西が2位、果敢に逃げを打った近藤康裕(化3)が3位表彰台をつかみました。

【ポイントレース2位の小西】
スプリントは、服部が決勝戦に挑みました。1本目はスタートから全速力で逃げを打った相手を冷静に封じ込めた服部が先着。2本目は純粋な力勝負となりましたが、最終コーナーを抜けてから伸びを見せた服部が相手を突き放し、力の差を見せつける勝利を飾りました。服部は1㎞タイムトライアルでも1分8秒301という記録で2位となり、短距離種目のエースとして奮闘しました。

【最終コーナーで相手と競り合う服部】

このほか、ケイリンでは橋本が4位、吉野太晟(建2)が5位。スプリントで吉野が4位。4㎞速度競争で小西が5位。スクラッチで大森が8位でした。
今後は8月3日から静岡県で開催されるインターハイに向けて合宿などを含め、一層ハードな練習に励みます。昨年度に引き続き優勝者を出せるように頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。

以下にそのほかの写真を掲載します。

【優勝を飾ったチームスプリント。(前から)小西、服部、橋本】

【3kmインディヴィデュアル・パシュート3位の橋本】

【ポイントレースで逃げを打ち、3位となった近藤】

【スプリントの3,4位決定戦を戦う吉野】

【1kmタイムトライアルを走る服部】

【スクラッチで8位の大森】