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【デザイン科】卒業生を囲む会を行いました

令和4年6月15日、6時間目のLHRで「卒業生を囲む会」を行いました。
2年生は実習室で直接講演を聞き、1・3年生はそれぞれの教室でリモート実施という、デザイン科全体での行事です。
お招きした先輩は、本校デザイン科を卒業後、大学に進学されて現在は県内のデザイン関係の企業に勤められており、高校生当時のお話や、どういった経緯で進路選択をされたのかなどを中心に講演をしていただきました。
また、当時の思い出や後輩たちに伝えたいこと、現在の仕事内容や、今考えていることなども幅広く教えていただき、生徒たちにとって大変貴重な会となりました。
講演会の最後の質問コーナーでは、次々と生徒からあがった質問に対しても非常に丁寧にお答えいただきました。

今回の講演会で聞いたことは生徒たちにとって進路を決めるうえでとても参考になりました。
お忙しい中、快く講演依頼を受けていただきまして、どうもありがとうございました。

「発輝祭」について(グローバル係と社会科)

現在本館1階から3階にかけて文化部や同好会、専門科の作品が多数展示されています。どの作品も日頃の学習の成果が見られる、すばらしい作品ばかりです。この発輝祭は新型コロナウィルスの影響で2年間中止になっていたため、在校生全員が初めての参加になります。

今回グローバル係と社会科(地理の授業内容)で、「2年ぶりの発輝祭を少しでも盛り上げるため、我々も日頃の学習の成果を展示しようではないか」と初めて参加しました。

本校はカンボジアにある「ロタ高校」「バベット高校」と姉妹校の関係にあります。カンボジアでは長引く内戦(特にポルポト派による原始共産制は学校の破壊、教科書の破棄、教師の虐殺などがおこなわれ、都市住民は強制的に農村に強制移住させた)の影響で、多くの学校がなくなってしまいました。内戦終了後、教育再生を掲げたカンボジア政府は日本の工業高校に視察に来ます。そのとき本校にもカンボジアの方が来校され、岡山工業高校とカンボジアの繋がりが生まれました。これが姉妹校を結ぶきっかけとなります。

カンボジアをはじめ東南アジアの各地には、教育問題、貧困問題、ゴミ処理問題などさまざまな地球規模の課題があります。地理の授業では、東南アジアで起きている課題を調べるとともに、どのような解決策がおこなわれているのか、SDGsの視点から調べて発表しようという授業をおこなっています。今回の発輝祭では、生徒が調べ発表した内容を展示し、またその発表資料からクイズを出し、正解者には東南アジアグッズをプレゼントしています。生徒の発表では、「カンボジアで栄養価の高い食事を提供する日本のNPO団体を紹介」「カンボジアのゴミ処理には日本の技術が使われている」など多くのことを調べ、自分なら何ができるかと考えていました。

また、台湾にある「国立岡山高級農工職業学校」(我々は「台湾の岡工」と呼んでいます)とも本校は交流しています。これは、「台湾の岡工」が「日本にある岡工」と一緒に勉強したいという想いから実現したものです。

地理の授業では、「台湾とは国なのか?地域なのか?」「台湾の企業と特徴とは?」など、台湾の地誌について勉強した内容を、グループでプレゼンテーション発表するという授業をおこないました。今回の発輝祭では、このときの発表内容を展示し、そこからクイズを出し、正解者には台湾銘菓である「パイナップルケーキ」をプレゼントしています。

今回グローバル係と社会科によるはじめての発輝祭の展示は、デザイン科2年生遠藤さんと木多さんによって素敵な展示スペースとなっています。二人とも主体的に考え、見てもらえる工夫や見やすい工夫を各所に取り入れてくれました。デザイン科で学んだことが、「発揮」されていました。

来年も日頃の学習の成果が「発揮(発輝)」された作品を見るのを楽しみにしています。

【土木科】卒業生を囲む会をおこないました

令和4年6月15日(水)5・6時間目、卒業生をお招きし「卒業生を囲む会」をおこないました。この取組は高校生のキャリア教育の一環で、今回は高校卒業後、公務員、県内ゼネコン、県外ゼネコン、大学・大学院進学へと様々な分野に進まれた4名の方々から、それぞれの仕事内容や面白さ、高校生活を振り返ってのお話しなどを、ディスカッション方式でお話し頂きました。
以下その様子です。

高校生活で熱中したことについてのお話しをきっかけに、高校生活で身につけておくべきスキルや、進路決定で悩んだこととその解決方法について話して頂きました。休憩を挟み後半は、社会人の良さや大学の良さ、所属している会社の良さなどざっくばらんに話して頂いたおかげで、生徒は真剣にメモをとりながら聞くことができました。また、最後は3年生の生徒から様々な質問もあり、ひとつひとつ丁寧にお答え頂き、あっという間の2時間が終わりました。
 先輩方はその後も学校に残り、放課後の時間を使ってもっとお話が聞きたいという3年生への対応をしてくださいました。

 ご多忙中にもかかわらず、後輩のために駆けつけてくださいました4名の先輩の皆様および、ご配慮くださいました所属されている職場や学校の皆様に心より感謝申し上げます。

【山岳部】県総体6連覇!令和4年度 県高校総合体育大会の結果

4月23日(土)・24日(日)の一次予選会では、0.6点差で3位でした。しかし、6月4日(土)に岡山朝日高校、5日(日)に新庄村毛無山一帯で二次予選会が開催され見事に逆転し、県総体6連覇を達成しました。成績等は以下のとおりです。

団体男子 岡山工業 第1位
○一次予選会メンバー
   藤井(化3)・北村(建2)・廣本(建2)・蓚(*たけかんむり)(電2)
○毛無山大会メンバー
   濱田(土3)・須郷田(土3)・岡(建2)・廣本(建2)

様々なアクシデントがありましたが、日頃の練習成果を発揮することができ、県総体で優勝するとともに、岡工山岳部の選手層の厚さを感じる大会となりました。8月5日から香川県で開催されるインターハイへの出場権を得ました。昨年度4位を更に上回る上位入賞を目指して、日頃のトレーニングに励みたいと思います。
大会男子の部では、岡工Aチーム・岡工Eチーム・岡工Fチームが同点で第1位に輝きました。上位の大会へは繋がってはいませんが、岡工が上位を独占しました。

大会男子
 ○岡工Aチームメンバー
  北村(建2)・蓚(*たけかんむり)(電2)・今村(土3)・小西(機1)
 ○岡工Eチームメンバー
  松本(電3)・柏原(情3)・眞壁(化1)・吉川(機1)
 ○岡工Fチームメンバー
  藤田(建2)・萱原(建2)・近藤(建1)・飯田(電1)

【発輝祭】吹奏楽部シークレットコンサート☆

 本日令和4年6月9日(木)本校エコ広場を会場に、吹奏楽部が3年ぶりのコンサートを開催しました。感染症拡大防止の観点から、日時や場所をシークレットにしていましたが、会場へ移動する部員を見かけた生徒を中心に、生徒教職員がそのひとときの演奏に酔いしれました。
 以下その様子です。

 今週月曜日から始まった発輝祭では、様々な文化部が展示や発表をおこなう中で、吹奏楽部は3年ぶりに校内でコンサートをおこなうことができました。生徒も顧問の先生も一丸となってこの場を楽しんでいる様子が、目にも耳にも飛び込んできました。
 コンサート終了後、友人が吹奏楽部に所属している生徒に感想を聞いたところ、「むっちゃ響いた。鳥肌たった、迫力すごい。(顧問の)先生もアンパンマンもカワイイ☆」など興奮冷めやらぬ様子でした。本当に音楽は聴衆の心を揺さぶりますね。

 吹奏楽部の皆さん、すてきな時間と音楽を校内に響かせてくれてありがとう☆

【デザイン科】覚醒剤等薬物乱用防止啓発用ポスター 入賞者

今年度、春に応募したポスターの入賞者が決まりました。

岡山県覚醒剤等薬物乱用対策推進本部長賞:
市尾 薰瑚(デザイン科2年)
保健福祉部長賞:千田 見欧(デザイン科3年)
佳作:岡﨑 心暖(デザイン科2年)
佳作:谷元 梨乃(デザイン科2年)

【2年LHR】第1回主権者教育講演会

6月8日(水)「第1回主権者教育講演会」が行われました。

今回は「税を通してよりよい社会の在り方を考える」が大きなテーマでした。「もし税金のない国だったら、工業高校生一人あたり年間いくらの費用が必要になるか」など、税に関するさまざまなクイズに挑戦してもらいました。

その後、税理士の木下博之様より、「民主主義と租税」「税理士の仕事」「税金の種類」など税金の必要性と税金の使い道を主体的に考えることが大切であるとお話をしてもらいました。

講演を踏まえての演習では、「自分が議員になったつもりで、オリジナルの税金を考える」という課題をおこないました。「自転車の購入時に‘自転車税’を課し、その税収を自転車専用道路の普及整備費に充てる」と考えてくれた生徒がいました。ある生徒は「自転車購入費用が上乗せされるので、そんなの嫌だ」と意見してくれた生徒や、「自転車道路をつくるのならありかも」と考えてくれた生徒がいたりなど、高校生なりの発想でさまざまな「オリジナル税金」を考えてくれていました。生徒が考えた意見は、第2回主権者教育講演会で投票にかけ、その是非をみんなで考えてみたいと思っています。

「主権者教育」という言葉だけ聞くと、高校生にとってなかなか身近に感じることが難しいかもしれません。しかし、私たちの安心安全な生活を守ってくれる税の大切さを学ぶとなると、前向きにとらえられる生徒もたくさんいました。

18歳で選挙権を手にする彼らにとって、在学中に知っておくべき内容です。今回の時間をきっかけに、「他人事から自分事」に感じられる生徒が増えてきてほしいものです。