作成者別アーカイブ: 広報企画室

【バスケットボール部】第66回中国高等学校バスケットボール選手権大会 第3位

6月17日、18日、19日に広島県総合体育館(グリーンアリーナ)であった第66回中国高等学校バスケットボール選手権大会が行われました。第3位でした。

1回戦は、広島県4位の広島観音高校と対戦しました。
前半ミスも目立ったが35-26のリードして前半終了。後半相手も粘りをみせ9点あった点差を2点差まで詰められ、48-46で3Q終了、最後は粘り強さを見せ65-62で勝利しました。

2回戦は、鳥取県1位の鳥取城北高校と対戦しました。
相手には2mあるモンゴルからの留学生のいるチームで身体能力の高い選手も沢山いました。
試合の入りも良かったが高さが無いので平面で勝てるようにしっかり動き、1Qを終えて15-17でした。2Qはしっかり守りから攻撃をして点差を広げ45-27でリードして前半を終了しました。
後半もしっかり守って75-51で終了。4Qではベンチにいた選手も出場し96-79で試合終了しました。

準決勝は、広島県1位の県立広島皆実高校と対戦しました。
試合の入りよく1Q21-25で終了。ファウルも重なり相手にリバウンドを取られ、37-46で前半終了。
後半も守りを変えてみたがミスからの得点を許し3Q54-66で終了。4Qでもミスも重なり63-93で終了しました。結果3位でした。いろいろ課題も見えてきた大会で反省を活かしインターハイで頑張りたいと思います。遠く広島まで来て応援して下さった保護者の皆様ありがとうございました。

【少林寺拳法部】インターハイ出場決定。令和4年度県総体の報告

6月5日(日)JFEスチール倉敷地区体育館にて、令和4年度岡山県総体が行われました。本校からは、男子組演武、男子単独演武、女子単独演武に5名の選手が出場しました。7月29日から行われるインターハイの予選と6月19日の中国大会の予選です。
今年は観客席のある体育館での大会ということもあり制限付きですが観客を入れての大会となりました。多くの保護者やご家族の応援する中、男子組演武で安原銀次(機械科2年・琴浦中出身)-道久海斗(化学工学科2年・児島中出身)が第2位でインターハイと中国大会への出場権を獲得し、女子単独演武で野口智尋(デザイン科3年・福南中出身)が第3位で中国大会への出場権を得ました。応援していただきありがとうございます。
【今後の大会予定】
第32回中国高等学校少林寺拳法選手権大会 6月18日~19日 山口県立山口農業高校体育館
令和4年度全国高等学校総合体育大会 7月29日~7月31日 高知県立春野総合運動公園体育館

【バスケットボール部】 第61回岡山県高等学校総合体育大会バスケットボール競技の部 優勝

5月28日、29日、6月4日、5日に津山総合公園体育館他であった第61回岡山県高等学校総合体育大会バスケットボール競技の部が行われました。3年ぶりの優勝になりました。この結果令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会に出場、第66回中国高等学校バスケットボール選手権大会に出場が決定しました。

2回戦はベンチ入りメンバー全員出場し、103-30岡山城東高校に勝利しました。
3回戦はベンチ入りメンバー全員出場し、94-61金光学園高校に勝利しました。
準決勝 岡山理大附属高校戦
リズムよく得点を重ね前半を58-29で折り返し、後半も攻撃の手を緩めることなく107-67で快勝し新人戦で接戦をした岡山理大附属高校に勝利しました。
決勝 岡山商大附属高校戦
試合の入りもよくディフェンスからの攻撃もリズムよく得点を重ね21-17で1Qを終了。お互いにディフェンスを頑張り34-30で前半を折り返し、後半出足で同点となり、一進一退の攻防が繰り広げられ52-51の1点差で3Qを終了。最終4Qでは3分を過ぎたところで58-60と逆転されるが、得点を入れかえし6分を過ぎたところで66-64と逆転に成功、残り1分で69-70、残り15秒で逆転するシュートを決め71-70となり、岡山商大附属高校がタイムアウトをとる、その後スチールに成功しそのままシュートを決め73-70でゲーム終了。
お互いに3年生の意地のぶつかり合いでとても見応えのある試合でした。
7月27日から香川県であるインターハイに3年ぶり6回目の出場が決まりました。
遠く津山まで来て応援をして下さった保護者の皆様ありがとうございました。

【デザイン科】ワープショップ企画 体験会

6月27日(月)、4〜6時間目の実習の時間にワークショップ体験会を行いました。
デザイン科2年生を8つの班に分けて、各班で「ものづくりワークショップ」を企画し、実際にクラスの中で体験してみようという授業です。
対象は小学生の子供でもできるものとして、何週も前から各班で準備を進めていました。
子供たちでも安全に制作できるように工夫してみたり、集客用のポスターやチラシなどを制作したりと各班の個性や特徴がいたるところに見ることができた体験会でした。

世界史の授業でおこなった「岡山と戦争」に関する学習

世界史の授業では、「岡山と戦争」というテーマで毎年レポートを書くようにしています。昨年の2年生が3学期におこなったこの取組を、6月29日の岡山空襲の日に合わせて校内に展示することにしました。

「自分の祖母の戦争体験を聞き取りまとめたもの」「戦後の闇市と区別して、お客さんが安心して買い物できるようにとの想いから始まった岡ビル市場に関するレポートを作成する生徒」「高畑勲監督作品の‘火垂るの墓’は岡山空襲がモチーフであったこと」「祖父の戦争体験をみんなに知ってもらうために、レポート形式ではなく、漫画形式でまとめたもの」など、生徒それぞれに戦争というものに真剣に向き合って考えていました。

第一次世界大戦が開戦したときのヨーロッパの人々は、それまでの長い平和によって戦争に対す意識として軽く甘く考えていました。「戦争はすぐに終わる」「戦争に参加すれば英雄になれる」など、戦争を否定する動きはあまりありませんでした。そのため、世界史の授業では、「戦争という「悲惨な過去」を忘れることがあっては決してならない。この過去を未来へと使うことが大事なんだ。」というテーマで、「岡山と戦争」に関する学習をおこなっています。地域の歴史を活用して、未来へと歴史を語っていくことの意義を感じる作品ばかりになっています。

【デザイン科】中学3年生対象デッサン体験会を行いました

6月25日(土)、岡山市の中学校3年生を対象としたデッサン体験会を行いました。
午前の部、午後の部とも多くの申込みをしていただき、参加定員いっぱいでの開催となりました。

本校デザイン科の教員より、はじめに「デザイン科紹介」、「デッサンの基礎講座」を行い、実際にデッサン体験をしてもらいました。デッサンするのが初めての参加者もいましたが、高校生の先輩たちが丁寧にアドバイスをしていて大変よい体験会になっていました。

体験会後には全体講評を行い、デザイン科の作品紹介や、在校生のデッサン風景の見学をしてもらいました。

以下、参加者からのアンケートの一部です。
 ・デッサンするときにアドバイスがもらえたり、先輩の方がどんな風に描いているのかを見れてよかったです。

 ・先輩たちの様々なイラストや活動の様子などを知れて、この学校(デザイン科)を知る有意義な時間でした。ありがとうございました。

 ・色んな人の絵を見ることができたので、新たな考え方を持つことができたり、描いてる途中にアドバイスをくれたことで最初より良くなったので、デッサン体験会に来れて良かったなと思いました。

 ・中学校で行ったものよりも長い時間で、いくつかアドバイスももらって、前やったときよりも上手にできた気がして、楽しかった。

・先生方や在校生の皆さんが丁寧に教えてくれたので、とても楽しいデッサン体験会になりました。

また、当日デザイン科に寄せられた質問にお答えします。
・中学校で美術部に入っていなくても大丈夫ですか?
 →もちろん美術部でなくても大丈夫です。入学してきた先輩たちの中には、中学時代には美術部ではなかった人も多く、中学時代に運動部で活躍していた生徒もいます。

・授業にはどのような分類があるのかもっと知ってみたい。
 →デザイン科の学習は、普通教科と同じような座学や作品制作をする実習などがあります。また、学習内容としてはビジュアルコミュニケーションデザイン(平面)、プロダクトデザイン(立体)、エンバイロメンタルデザイン(空間)を幅広く学んでいきます。具体的にはポスターやパッケージなどのデザイン、家電など身の回りにある製品デザイン、住宅や店舗などの空間デザインを行います。

・デザイン科で勉強して難しいものはありますか。
 →デザイン科では幅広く様々なことに取り組み、また、生徒それぞれの個性や得意なことも違うため一概には言えません。全般的に言えることは、作品制作において「人を想うデザイン」を考え、カタチにしていくことが難しいですが、とても楽しいことだと思います。

・私は左利きなのですが、何か困ることというか使いにくい道具などはありますか。
 → 道具の中には右利き用に作られたものもありますが、大体の道具は慣れて使えるようになるため、左利きだからといって不利になるようなことはないので安心してください。

・県外進出とかできますか?
 →毎年デザイン科の多くの卒業生が県外の大学・専門学校に進学しています。関西方面に進学する生徒が多いですが、関東や中国地方の大学・専門学校を希望している生徒もいます。詳しくはホームページでデザイン科のページを御覧ください。

たくさんの感想や質問をありがとうございました。
今回のデッサン体験会を進路選択の参考にしていただけたら嬉しいです。

【LHR】3年生人権教育 LHR 「わたし」と「あなた」を知る~対人援助の基礎から~

6月22日(水)3年生人権教育LHR 「わたし」と「あなた」を知る~対人援助の基礎から~

川崎医療福祉大学より医療福祉学部子ども医療福祉学科の岡正寛子先生に講演をしていただきました。高校3年生の生徒は同じ年齢であり、同じ趣味を持つ人も多く、価値観は比較的似たような環境で生活しています。しかし、就職先の環境では、上司や先輩など年が大きく離れた人と関わり、同じ趣味を持つ人も今より少なくなり、これからは、価値観の違いに戸惑う経験をしていくと思います。そこで今回は、価値観の違いをどのように解決できるかをテーマに授業を行っていただきました。
最初に「ぬいとうつとこめのなやでこちぼんああさいこどうぶしほなおた」の答えは「ねこ、うし、いぬ」のどれでしょう?と問題が出ました。生徒は皆目見当がつかない表情でした。この問題の意図は、「学習障害の子どもは平仮名の区別が難しい。‘ぬ⇔ね⇔め’‘い⇔こ’などの文字が同じに見えてしまう。教室の中にいても見た目や行動はみんなと同じように普通に生活しているが、文字の判別がつきにくい人がいます。人それぞれに考え方や得意なことは異なっています。」と見え方が人によって異なることを学びました。
次に、「桃太郎のお供の3匹(犬・猿・雉)の中から、鬼退治への貢献度に応じてランキングをつけよう。その理由も考えてみよう。」という演習をグループで行いました。意見が同じになるのはなぜか?意見が分かれたとき何を優先させたか?最も優先させた価値は何か?などグループで話し合い、多数決をせずにグループの意見をまとめてみました。
ランキングも理由も多種多様であり、自分の意見を相手に一生懸命伝えようとする姿が各教室で見られました。この演習から、人と人との関わりは、「異なる価値観」を持つ者同士の関わりであることが実感でき、楽しく勉強していました。しかし、現実の社会では、異なる価値観を理解できず、さまざまな問題がおきています。その一つに「児童虐待」があり、虐待を受けている子どもの気持ち、虐待をしている親の気持ちを考えてみました。「虐待をされていても親のことが大好きな子どもが多くいること」「子どものことがかわいくてしょうがないけど虐待をしている親が多くいること」を学びました。このような社会問題を解決するためには、①自分自身で解決する②親しい人に解決してもらう③専門機関に相談するというプロセスが一つあります。しかし、誰にも相談できず、悩みを抱えこんでしまう人も多くいます。そのような状況で自分は何をすべきか、何ができるかを考えました。
生徒の中では、「子どもの時と今とでは親に対する考え方や捉え方が異なっていることに気づいた。自分が親になったとき、自分の親のように接することができるのか不安になったけど、そんなときこそ親しい人や専門機関に相談することが一番だと思った。」「周りの大人として、もし児童虐待が起きているのであれば、自分は相談に乗ることが一番だと思う」など、生徒それぞれに人権課題を自分のこととして一般化してくれていました。
最後に講師の方から、「同感は、私もそう思う」という意味であり、「共感は、自分と相手は違うことを前提として理解する」という意味であり、同感ではなく共感することが大切であると言われ、「共感の気持ちで、上司や子どもなどいろいろな人と関わっていきたい」と前向きなコメントをしてくれた生徒もいました。

【電気科】卒業生を囲む会

卒業生を囲む会が6月15日に開かれ、企業に勤める先輩方の話に耳を傾けました。 コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となり、今回は、JFEプラントエンジ株式会社の安食さん、株式会社中電工の井上さん、JFEスチール株式会社の清綱さんの3名を招き、講演をしていただきました。現在の仕事内容のほか、高校時代の取り組みなども話していただき、生徒たちは真剣な表情で聞き入っていました。最後には質問にも答えていただき、今後進路を決めていく上での貴重な時間になったと思います。