【土木科】高大連携事業

令和3年7月9日(金)岡山大学様との共同プロジェクト第1回目が、本校土木棟にて開催されました。

岡山大学環境理工学部西山研究室より3名の学生に来校いただき、本校土木科の1~3年生有志生徒12名と教員対象に「AIとは?」というタイトルでご講義いただきました。

この高大連携事業の最終目的は「建設現場における姿見を用いた安全管理、すなわち『AI 保安姿見ミラーの開発』」です。そのスタートとして今回を含む全12回、以下のようなプログラムを組んでいただき、学習していきます。
1.AIのイメージを持とう【第1~2回】
2.AIを動かすために必要な知識を知ろう【第3~7回】
3.AIを実際に動かそう【第8~12回】

講師の大学生からは「AIを何に使うか、どう使うか。土木業界でどういかせるかを各授業で少しずつ学んでいって頂きたい。」また、土木だけにとらわれることなく、「AIは、人間ができることへの付加価値はないかな。何かに役立てられないかなという視点で物事を考えていって欲しいです。」など、幅広い視野の持ち方を教えていただきました。

 本校で12回実施される予定ですが、タイミングが合えば大学に来て、その様子を経験していただきたいとお言葉を頂きました。キャリア教育にもつながりそうです。

 講義の最後は質疑応答の時間でしたが、なかなか質問が出ませんでした。しかし終わった後の個人的な質問タイムの方が盛り上がっていました。

初めての講義でしたが、生徒の真剣に話を聞きながらメモをとっている姿がとても印象的でした。あと11回、今後の成長が楽しみです。