住みやすい住居・建物から都市空間までの、
設計や施工を学びます。住宅や一般の建築物をはじめ、都市全体の計画から完成までが建築の仕事です。一つの建物が完成するまでには、企画・計画・設計・施工など、多くの段階の仕事があります。そのどれもが大切な仕事です。建築科では、材料・構造・設計など建築の基礎知識を学び、将来、建築関係の技術者として活躍できる人材の育成を目指しています。在学中に2級建築施工管理技術検定(第一次検定)が受験できます。また、卒業後、二級建築士が受験できます。
第58回工業高校建築設計競技会
この競技会は岡山県内で50年以上続く歴史的な建築設計競技会で、建築系の科がある岡山工業、東岡山工業、水島工業、津山工業の4校から各5名ずつが選抜され、合計20名で実施されます。今回のテーマは『職・住一体の家〜地域と交流するスペースのある家〜』で、本校から出場した5名すべての生徒が入賞し、最優秀賞:大西 桃香、優秀賞:北村 光貴・福留 那歩・岡野 夏実、努力賞 田中 三輪を受賞しました。
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第17回星槎道都大学美術学部高校生住宅設計コンクール
「こども食堂を切り盛りする双子の家を設計してください」というテーマの中で、宮本栞那さんが「ヒトトキノ家」で佳作、藤井亮太が「たまごはうす。」で学生審査員賞を受賞しました。
岡山大学工学部建築教育プログラム新設記念「木と共に生きる」コンテスト (イラスト 高校生・一般の部)
宮本栞那さんが「木の温かみを感じる足湯」で隈研吾賞を受賞しました。
●建築構造:建築物の基本構造、建築材料とそれに伴う構造、建築物の保守と防災について学びます。(1、2年)
●建築施工::実際の建築工事の過程や工事方法、工事用の機器・器具、関係する技術者、工事見積などに関する知識と技術を学びます。(2、3年)
●建築構造設計:建築構造物に加わる各種の力、建物の安定した構造、材料の強度など、建築物の安全性について学びます。(2、3年)
●建築計画:建築の歴史、形態や色彩、気候との関係、設備、一般住宅、集合住宅、都市計画との関係など建築物を作る際の諸問題について学習します。(1、2年)
●建築法規:建築に関係する各種の法律を学びます。(3年)
●建築総合:建築物の企画から設計、施工、保守、管理までを総合的に学びます。(3年)
●主な就職先
清水建設/大和ハウス工業/アイムコラボレーション/藤田設計事務所/戸田建設/大本組/荒木組/なんば建築工房/ミサワ中国建設/坂本工務店/福富建設/アイサワ工業/ライフ・デザイン・カバヤ/中国建設工業/重藤組/藤木工務店/協立土建/ユージー技建/山陽設計/岸本建設/畑本建築/積水ハウス建設中国四国/きなりの家/蜂谷工業/まつもとコーポレーション/ヘルシーホーム/など
●主な進学先
名古屋工業大/岡山県立大/香川大/島根大/長岡造形大/日本工業大/東京理科大/愛知工業大/名城大/大阪工業大/摂南大/神戸芸術工科大/岡山理科大/倉敷芸術科学大/環太平洋大/広島工業大/福山大/近畿大/金沢工業大/九州共立大/京都造形芸術大/修成建設専門学校/京都建築大学校/明石工業高等専門学校/呉工業高等専門学校/岡山理科大学専門学校/大阪工業技術専門学校/岡山科学技術専門学校/中国デザイン専門学校/など
挑戦できる環境と自身の成長
平成28年度卒 アイサワ工業株式会社 設計課 上村 将斗 氏建築科では専門教科の実習など関心のある授業が多かったので意欲的に学ぶことが出来ました。また資格やコンペなど挑戦できる場が多数あるので自身の成長を実感できます。文化祭では建築科ならではの本格的な模擬店を楽しみながら作りました。授業で学んだことが基礎となり、今は就職して夢だった設計の仕事に就いています。自分で作製した図面が実際に建ち、形に残ることは、やりがいと達成感に繋がります。建築関係に進みたい方やものづくりが好きな方は是非オープンスクールに参加してみて下さい。
自分の仕事に誇りを持って働いています
平成26年度卒 株式会社 大本組 藤野 航丞 氏岡山工業高校は就職、進学ともに充実していて自分のやりたいことを見つけるためにとても良い環境だと思います。私は就職をして建築の仕事はとても大変で辛いと思う時もありますが、建物が完成した時の達成感は素晴らしかったです。また、自分が関わった建物が地図に残ると思うととても誇らしいですし、とてもやりがいを感じます。これからも自分の仕事に誇りを持って仕事をしたいです。









