111プロジェクト - 炭酸ガスアーク溶接技術講習会を実施しました

本校は創立111年を記念して、専門7学科で学習した専門的な知識・技術を活用した「エコ広場」の充実等を目指す「111プロジェクト」を推進しています。

機械科では、耐候性に優れたステンレス鋼を使用したメッセージボードの製作を担当しています。ステンレス鋼の加工は、通常実習で行っている炭素鋼より複雑であるため、高度熟練技能者で、JFEメカニカル(株)倉敷事業所に勤務されている岡宏光氏を講師としてお迎えし、1~3年の実行委員15名が参加して、炭酸ガスアーク溶接機を使用した溶接技術講習会を実施しました。

10月5日(金)の放課後、16時から約2時間、ワイヤ送給装置や溶接トーチの構造、溶接ワイヤの着脱方法、使用電流等の調整について丁寧に指導していただきました。また、横向きや立向きといった複雑な溶接姿勢についても実技指導を頂き、大変参考になりました。

今後は、各材料の切削加工を行い、講習いただいた溶接技術を活用して完成度の高いメッセージボードの製作を進めていこうと考えています。