【自転車競技部】インターハイで2種目入賞

 令和4年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の自転車競技において、赤澤京也(土3)がスクラッチにて6位、湯淺照大(機3)、住川正人(情3)、内田脩太(電3)、北井晴也(電3)がチームパーシュートにて8位入賞を達成しました。
 スクラッチはゴール着順を争うシンプルなルールですが、逃げを打ったり、ゴールスプリントに備えたりと、選手たちの考えが交錯するため、展開が読めない難しいレースでもあります。決勝戦は予選から勝ち上がった21名で争われました。
 赤澤は持ち前のレース勘を活かして、有力選手の後ろで足を使わない走りを徹底します。残り1kmを切って集団のペースが上がる中、赤澤も集団前方への位置取りを開始。残り500mで他選手に挟まれポジションを下げそうになりますが、何とか選手の間を縫い、集団の真ん中当たりでゴールへ向かいます。ラスト100mで更に数人をかわし、見事6位でゴールしました。

【スクラッチで6位入賞した赤澤】

 チームパーシュートは4人で走る団体競技で、先頭を交代しながら4kmを走りきるタイムを競います。これまで県総体、中国大会とチームのベストタイムを更新してきたため、インターハイでも4分20秒台という好記録を目標にレースに挑みました。1km通過時点では目標タイムを上回るスピードを見せましたが、そこから失速。2kmから4kmにかけては苦しいレースとなりましたが、4人が諦めずに力を振り絞り、4分32秒025でゴール。目標こそクリアできませんでしたが、チームベストを更新し、8位入賞となりました。

【8位入賞の4kmチームパーシュート。(右から)内田、住川、湯淺、北井】

 昨年はインターハイ出場すら逃し、悔しい思いをしましたが、今年はその雪辱を果たし2種目での入賞を達成しました。今後は10月に行われる国民体育大会に向けて練習を重ねて参りますので、今後も応援よろしくお願いします。

その他の記録と写真を以下に掲載していますので、是非ご覧下さい。
ケイリン・・・北井 12位
1kmタイムトライアル・・・住川 24位
4km速度競走・・・内田 準決勝敗退
3kmインディヴィデュアルパーシュート・・・湯淺 15位
ロードレース・・・垣内 DNF