【人権教育】人権教育新聞「なかま」

2月21日(月)人権教育新聞「なかま」が完成し、全校生徒に配布しました。これは、教員と生徒が「人権問題」や「仲間作り」についてそれぞれが記事を書いてくれたものです。
藤原副校長先生は「未来社会を描くこと」というタイトルで、インターネットによる人権侵害が問題になっていることを記事にされています。記事の中では、「これから私たちが目指し、描くべき社会は、相手を思いやり、障害の有無にかかわらず、女性も男性も、高齢者も若者もすべての人がお互いの人権や尊厳を大切にし、支え合い、誰もがいきいきとした人生を享受することのできる「未来社会」なのだ」と書かれています。
土木科の山本将吾先生は、担任している土木科1年生のことを記事にされています。「土木科1年のクラスでは、さまざまな場面において言葉を大切にしながら、互いに個性の違いを理解した上で他者と接し、認め、受け入れることができるようなクラスづくりを展開しています。他者を認めるという意味では「承認」という言葉を用いて、授業や行事などで承認力を向上するための取組を実践しています。」と土木科1年生が、人として正しい道、確かな思いやり、他者のために行動できる人間になれるようクラス全体で頑張っている様子を書かれています。
数学科の高木先生は、「授業の中で、解答の間違っている箇所を探す、複数の解法を考える、問題にある条件を少し変えたらどうなるかなど、発展的な内容の問いかけを行い、生徒同士が協力して取組み、他の生徒に自分の考えを表現・共有する機会を作っています。」と書かれています。
機械科課題研究「ゼロハンカーチーム」の藤原君、濱岡君、正本君、森君は、1年間の課題研究と第19回全日本高等学校ゼロハンカー大会で実感したチームワークの大切さについて記事にしてくれました。「ゼロハンカーの製作を通して、自分なりに一生懸命頑張っていたが、周りのメンバーの進捗状況をもっと確認し合っていれば、もっといいものが作れた。2年生には、課題研究を通して、チームワークを大事にしてほしい。」と後輩へのアドバイスしてくれました。
マイコン同好会の情報技術科1年の金田君は、文化祭で展示の部1位を獲得するなど一生懸命に頑張った部活動での仲間作りのことを記事にしています。「入学して1年にも満たず、コロナ禍にも見舞われたなかでの展示でしたが、みんなの協力で良い活動ができたと思っています。来年度の文化際の展示物も今年以上のものとなるように、現在も日々努力しています。」と書いてくれています。
他にも人権教育講演会の内容と、それぞれの講演会で生徒達がどのような考えを持ち、その考えをどう活かしていくかを書いています。保護者の方は、生徒が持ち帰った人権教育新聞「なかま」を是非読んでみてください。