5月17日(金)、電気科3年生課題研究(三皷班)が、ソーラークッカーを用いて太陽光のエネルギーを体感する実験を行いました。
三皷班の5人の研究テーマは「発電」。今回の実験は、太陽光発電の学習の一環として、太陽光エネルギーの利用法を探るものでした。
朝、電気科棟前の通路に、2つのソーラークッカーを設置。どちらも、ダンボールにアルミを貼ったものです。パラボラ型には水の入った鍋とレトルトカレー、パネル型には、アクリルの容器に入れた缶コーヒーとレトルトご飯をセットしました。この日は絵に描いたような五月晴れで、昼には、写真3のように、カレーライスと熱いコーヒーができました。
容器に黒色の鍋や缶を使用することで、効率よく加熱することができました。うかつに触ると火傷をするほどです。
水道設備や電気のインフラが整っていない国では、ソーラークッカーを使って飲み水を殺菌したり、食材に十分熱を通して食中毒を防いだりしているそうです。この日の実験で、太陽光エネルギーのすごさを実感できました(カレーもおいしかったです)。三皷班では今後、太陽光、水力、風力などさまざまな発電について実験を行う予定です。