カテゴリー別アーカイブ: 土木科

【土木科1年生】第1回目の工業技術基礎をおこないました

令和5年4月19日(水)土木科1年生にとって初めての工業技術基礎の授業が行なわれました。

14日(金)の1年生全クラス対象に行われた工業技術基礎ガイダンスでは、「ものづくりは協働」「安全教育」について学びました。

今回は配布された実習服に袖を通し、サイズ確認等をおこないました。その後、来週に控える現場見学に向けて、実習服の着こなし方、話の聞き方、挨拶の仕方についてスライドを用いて説明がありました。ゲーム感覚で、写真を見ながら着こなしの不具合を当てたり、周りの友達と相談したりしながらのガイダンスは、楽しみながら学んでいるようでした。その後、製図道具一つ一つの使用上の説明と、名前書きを行いました。

いよいよ始まりましたね。工業技術基礎は他者との協働作業が知識や技術、資質や能力を向上させる大きなポイントです。頑張っていきましょう。

【土木科】第39回中国地区土木系製図コンテスト

2月17日に第39回中国地区高等学校土木系製図コンテストの審査が鳥取工業高校で行われました
その結果、地図記号の部 銀賞 土木科1年 藤原 悠(建部中卒)
     2年生の部  金賞 土木科2年 森垣 瑛琳(児島中卒)
     3年生の部  金賞 土木科3年 林 鉄心(中山中卒)
がそれぞれ受賞しました。

 このコンテストは、生徒の製図に関する興味・関心を高め、製図技術の向上を通して高校土木系教育の発展を図る目的で毎年開催されています。コンテストの課題は、中国地区内の土木系学科の生徒が日頃授業で取組んでいる製図の課題となっています。

3人ともこのコンテストに向けて2ヶ月程度、授業や放課後などを利用して課題の製図に取組み、何枚も書き直しながら作品を仕上げました。各部門とも十数点の作品が出品されましたが、3人の作品はそれぞれの部門で、他を圧倒する正確さや見栄えを誇っていました。
 おめでとう。

なお、昨年度の同じ大会に林くん、森垣さんは参加しており、2年生の部で林くんが銀賞、地図記号の部で森垣さんが金賞を受賞しています。

【土木科・デザイン科】どぼくのおしごと(絵本 英語動画で発信!)

 岡山工業高校の土木科・デザイン科生徒有志が取り組んできた英語版の絵本動画が完成しました。この絵本動画は、(株)荒木組が作成された絵本「どぼくのおしごと おだがわさいがいへん」に感銘を受けた生徒たちが、災害復旧の様子や土木の魅力を世界に向けて発信したいと考え、英語版の絵本動画の制作に取り組んだものです。生徒たちは協力して、英語に翻訳し、ナレーションや字幕をつけて完成しました。また、小田川付替え事業の工事現場を見学したり、作者の中山忍先生へインタビューを行ったりするなど、作品作りに活かしました。
生徒たちが制作した英語版の絵本動画をYouTubeにて、ご覧頂けたらと思います。

 “Civil Work-the Case of Odagawa Disaster-“

【土木科3年OCP実践班】サイピアへ納品に行きました

 令和5年1月27日(金)、本校の活動「地域のこまりごとを工業の力で解決しよう」でサイピア様からご依頼頂いていた「屋外用メニューボード」の納品に、土木科3年課題研究「OCP実践班」の8名が行ってきました。
 以下その様子です。

 このOCP実践班は、夏までに3回のワークショップを経験しました。その成果として自分たちで考えて試行錯誤しながら活動することを学びました。そしてその集大成としてこのメニューボードを作製しました。
 贈呈式では、工夫した点や使い方を自分たちで説明していました。店長さんはその完成品や生徒の様子にとても感動してくださり、せっかくだからとボードの裏に作製したみんなの名前を書かせてくださいました。生徒にとってもよい記念となったことでしょう。

 本校の学習活動であるOCPは、課題解決型学習(PBL)の手法などのアクティブラーニングを用いた活動です。生徒はその活動を通じて、知識や技術だけでなく、課題を解決する力、自らやろうとする力、協力、コミュニケーションなど様々な資質能力を身に付ける事ができたのではないかと感じます。こうした学びで身に付けたことを卒業後も生かしていってください。お疲れ様でした。

【土木科3年】岡工プロジェクトデザイン成果発表評価会を行ないました

 令和5年1月25日(水)の4時間目、土木科3年生が土木施工の時間に行なった探究授業の成果発表評価会を行ないました。
 以下その様子です。

 このプログラムの主な目的は、以下の5つです。
① 校内の課題を発見し、その課題の解決案を考える中で、今まで土木施工の授業で学んだ知識を生かすことで、主体的に深い学びを進めていくこと。
②SDGsを意識した課題解決案を提案することで、持続可能な社会を意識すること。
③そのプロセスを模造紙にまとめ発表することで表現力を身に付けること。
④生徒自身が評価し合うことで、他者理解をすること。
⑤チームを意識して活動すること(チームビルディングの考え方を実践すること)で、規範意識や協力・責任感を感じること。

 こうした授業方法は課題解決型学習(PBL)と呼ばれます。このような授業では、知識だけでなく資質や能力を育みながら、主体的に学びに向かおうとすることができると考えます。そうした体験で得た資質や能力は、きっと今後の社会生活でも役立てられると思います。3年生の皆さん、今回の発表とてもユニークでしたよ。発表までに、授業中相談しながら取り組んでいる姿はとても印象的でした。お疲れ様でした。

【土木科】第14回橋梁模型コンテスト

第14回橋梁模型コンテストが12月17日(土)に、橋の科学館(明石海峡大橋のたもと)で行われました。本校からは、土木科2・3年で構成するOKAKOU BRIDGE CREATORS の代表として、土木科2年生池田 芽偉 君、原 壮汰 君が出場しました。Bridge of learning と名付けた桁橋で競技に臨み、プレゼンテーション後の20kgの移動加重に耐え、桁の材料や制作方法の斬新さからパイオニア賞をいただきました。

OKAKOU BRIDGE CREATORS:土木3年高田、仁熊、廣瀬、赤澤、中島、松田、土木科2年池田、原、榊原、山口

桁を、使い古しの製図用紙で段ボールのような構造にして作成した。この作成方法が評価された。

【土木科】第14回コンクリート甲子園

第14回コンクリート甲子園本戦が12月10日(土)、香川県生コンクリート工業組合技術試験センターを主会場とし、本戦出場校をオンラインで結びライブ開催として実施されました。土木科課題研究コンクリート甲子園班は予選を突破し、本戦に臨みました。コンクリート甲子園本戦では、直径10cm、高さ20cmの「供試体」と呼ばれるコンクリート柱を3本作成し、それにメッセージを込めて塗料でデザインした物を用意します。そしてこれを本戦会場へ送ります。本戦当日はこの供試体の強度試験と同時に、作成の工夫点やデザインの意図などをプレゼンテーションします。審査は、強度部門、プレゼンテーション部門、デザイン部門、総合部門で行われます。今年の強度部門は、強度が40kN/mm2以上で、かつ、この値にいかに近づけるかの競技です。我々のチームは供試体の作成と強度試験を繰り返し、最後には冷蔵庫に入れて強度の調整にチャレンジするなどして臨みました。プレゼンテーションの内容と質疑応答の内容が評価され、プレゼンテーション部門3位となりました。
ここまで取り組んだメンバーにはご苦労様でした。

【土木科有志】AI学習の成果発表を岡山大学にて行ないました

 令和4年12月22日(木)、岡山大学環境理工学部にて、7月から継続して学んでいたAI学習の成果発表を行ないました。
 この特別教育は、高大連携として昨年度から岡山大学環境理工学部西山教授とそのゼミの学生さんが本校に来校してくださり、土木科1~3年の有志の生徒へAIの基礎知識から応用に至るまでご指導くださいました。
以下その様子です。

 今回の学びは、建設現場での使用、を想定した、ミラーの前に立つだけで服装・装具着用の安全確認が瞬時でできる「AI姿見ミラー」の開発を軸に取組みました。その根幹を作るため、様々な画像データを収集し読み込ませ判断できるように作り上げていきました。
 4班に分かれての発表でしたが、どちらの班も今回の学びをしっかりと理解した上でプレゼンすることが出来ていました。また、有志生徒が回答したアンケートも集計し、今回の学びが彼ら自身にとってどれだけの価値の高いものであったのかも合わせて発表しました。
みなさん、お疲れ様でした。知識もしっかり身に付けることができたと思いますが、こうしてチームとして発表することで、協調性や表現力なども育むことが出来ていました。
 最後になりますが、約半年間本校に来校しご指導くださいました西山先生はじめ、ゼミの学生の皆様、本当にありがとうございました。

 さて、こうした学びは本校で取組んでいるSTEAM教育の一つだと思います。今後も生徒が、様々な資質や能力を身に付けることの出来る場を設けていきたいと思います。