カテゴリー別アーカイブ: 専門科

【土木科1・2年生】インフラメンテナンスの大切さを学びました

令和5年12月20日(水)、土木科1・2年生を対象に、山口県周南市役所 建設部にお勤めであり、土木学会 インフラメンテナンス総合委員会の委員も務めておられる、今井努様に来校いただき、「インフラを管理者“だけ”から地域と“共に”守るために」と題し、ご講演をいただきました。

以下その様子です。(画像に一部加工があります)

今回の講演の目的は、現在進行中の課題である「インフラメンテナンス」について、市役所職員の目線と、インフラメンテナンスの重要性を地域へ広げる活動を行なっているという2つの目線でご講演頂くことで、生徒がインフラメンテナンスの重要性を知り、自分事として受け止め、将来のキャリア形成の一助となることを目的として実施しました。

1・2年生の中には「将来公務員になりたい!」と希望を持って本校土木科の扉をたたいた生徒も多くいます。彼らの心に今回の講演内容はどのように届いたのでしょうか。生徒の皆さん「自分事」として受け止めることができましたか?

文末となりましたが、年末のご公務お忙しい中、土木科生徒のために貴重なご講演をいただきました今井様に心より感謝申し上げます。

【土木科】第15回橋梁模型コンテスト

11/18日(土曜日)に明石海峡大橋のたもとにある橋の科学館で、第15回橋梁模型コンテストが行われました。大学3チーム(徳島大、大阪市立大、広島工大)、高専1チーム(明石高専)、一般社会人1チーム(守山鉄道同好会)、高校7チーム(岡山工、京都工学院、東播工、大垣工2、上越総合2)の全12チームが出場しました。細い角材やバルサ、平板を巧みに組み合わせ、ワイヤーや釣糸で荷重に耐えるようにしたもの、プラモデルで使うような部品を組み合わせて吊り橋構造にしたものなど、多彩な構造とデザインのものが出場していました。京都工学院と本校は紙製です。京都工学院は吊り橋、本校は桁橋で参加しました。紙製で参加した2チームは残念ながら荷重の移動途中で橋が崩壊してしまいました。しかし斬新な取組として評価頂きました。

また、副会長から、「先輩に教えを請いながらやる、あるいはチームになってやる。コンテストの良いところはそこにある。1ヶ月か2ヶ月かかってやっているし、意見のくいちがいもあっただろうから、その中でよく頑張った。是非次の後輩に引き継いで、来年も出場してほしい。」というようなお言葉も頂きました。主要な結果は以下のとおり。

最優秀 チーム東播(東播工)
優秀  I love 藍(徳島大)
優良  高田城址桜(上越総合高)

【デザイン科】2024 卒業制作展「満展」

岡山工業高校デザイン科3年生の卒業制作を中心とし、1、2年生の授業作品も展示します。
是非ご覧ください。
日程:2024年1月23日(火)〜1月28日(日)
会場:岡山県天神山文化プラザ 第1展示室  map
時間:9:00~17:00(最終日は15:00まで)となっています。
入場無料

【化学工学科・化学工学研究同好会】日本学生科学賞岡山県知事賞受賞

この度、化学工学研究同好会が「水酸化マグネシウムを利用した水質浄化―効果の検証とメカニズムの考察―」の研究において、中学生、高校生を対象にした歴史と伝統のある日本最高峰の科学コンクールである「日本学生科学賞」岡山県知事賞を受賞することができました。この研究は2019年より化学工学科3年生の課題研究や化学工学研究同好会の活動で取り組んでいる水質浄化の研究成果をまとめたものです。
残念ながら、全国大会では入賞することができませんでしたが、今までの研究の成果が形となったのは喜ばしい限りです。これからも研究を頑張っていこうと思います。
この研究をコツコツと取り組んでくれた先輩方、資材や研究資料を提供してくださった宇部マテリアルズ株式会社の皆様、快く池の浄化試験にご協力いただいた伊島小学校、鹿田小学校、陵南小学校の先生皆様、論文作成にご指導いただいた岡山大学石川彰彦先生、本当にありがとうございました。心より感謝いたします。