カテゴリー別アーカイブ: 自転車競技部

【自転車競技部】国民体育大会

 「いきいき茨城ゆめ国体2019」の自転車競技が9月29日~10月4日の5日間、茨城県の取手競輪場などで開催され、本校から出場した柏野健吾(土2)がポイントレースで4位に入賞する活躍を見せました。

ポイントレース4位入賞の柏野

 ポイントレースは400mの競技場を60周、計24㎞で行われ、2㎞ごとに設けられたポイント周回の通過順位(1位なら5点、2位なら3点、3位なら2点、4位なら1点)に応じてポイントを獲得し、その合計得点で順位を競います。柏野はレース開始直後、ペースの上がらないメイン集団から果敢にアタックし、3人の先頭集団を形成します。1度目のポイント周回では2位通過で3点、2回目のポイント周回では鋭いスプリントを見せ1位通過で5点を獲得し、幸先の良いスタートを切ります。3回目のポイント周回を前に集団に吸収された後は体力回復に努め、9回目のポイント周回でもう一度集団を抜け出し、逃げていた選手を捉え1位通過で5点を追加しました。その後も積極的な動きを見せますが、あと一歩で得点を増やせず合計13点でゴール。しかし、国体初出場ながら堂々としたレースを展開し、本人も納得の4位入賞を勝ち取りました。

2回目のポイント周回。1位通過で5点を獲得

 そのほか、柏野と小西涼太(機3)が出場した4㎞チームパシュートは4分29秒256で14位。

 1㎞タイムトライアルでは小西が1分8秒493と好走しましたが、入賞まであと0.4秒届かず13位。

 吉野太晟(建3)と橋本大和(土2)はそれぞれケイリンとスクラッチに出場しましたが、予選敗退となりました。

4kmチームパシュート。先頭が柏野。2番手が小西
1kmタイムトライアルで力強くスタートする小西
ケイリンを走る吉野
スクラッチに出場した橋本

 今大会をもって3年生は全員が引退し、2年生が中心となる新チームが動き始めました。今後は3月に開かれる選抜大会の出場権がかかる新人大会が行われます。一人でも多くの選手が出場し、先輩たちが残してきた偉大な記録を超えられるよう頑張ってまいりますので、これからも応援よろしくお願いいたします。

~今後の試合予定~ 10月27日(日) 新人大会ロード(広島県中央森林公園) 11月4日(月) 新人大会トラック(玉野競輪場)

10月27日(日) 新人大会ロード(広島県中央森林公園)

11月4日(月) 新人大会トラック(玉野競輪場)

【自転車競技部】JOCで二階堂(化2)が2種目で3位

 17歳以下の選手で争われるJOCジュニアオリンピックカップ自転車競技大会U-17が8月17,18日、長野県の美鈴湖自転車競技場で行われ、二階堂輝生(化2)が2種目で3位に入るなど好成績を残しました。

二種目で3位入賞となった二階堂(後列の一番右)

 二階堂はケイリンと1kmタイムトライアルに出場しました。ケイリンでは全国大会初出場の緊張からか1回戦を落としますが、敗者復活戦、2回戦と力強い先行で1着となり、決勝戦へ進みました。決勝では残り1周半から先頭に出て、後続を一気に突き放します。最終コーナーを抜けるとロングスパートの疲労からか失速し、最後は2選手に抜かれますが、粘りの走りで僅差の3位となりました。

ケイリンのゴール前。内側で粘る二階堂

 1kmタイムトライアルでは1分8秒台を目標に掲げスタートからぐんぐんとスピードをのせます。残り1周までは7秒台も狙えるペースでしたが、苦手なスタートで力を使いすぎたせいか後半にタイムを落とします。それでも目標を達成する1分8秒288の好記録をたたき出し、3位を勝ち取りました。

1kmタイムトライアルスタート前
1kmタイムトライアルを走る二階堂

 橋本大和(土2)は3kmインディヴィデュアル・パーシュートとスクラッチに出場。3kmインディヴィデュアル・パーシュートでは自己ベストを更新する3分39秒874で7位、スクラッチでは逃げを見せるなど積極的な動きを見せましたが残り1周半で落車に巻き込まれリタイアとなりました。

3kmインディヴィデュアル・パーシュートで自己ベストを出した橋本
スクラッチを走る橋本

 今後も秋季大会、国体、新人大会と今シーズンの戦いはまだまだ残っています。気を緩めず練習に打ち込んで参りますので、引き続き応援よろしくお願いします。

~今後の試合予定~

8月31日(土) 秋季大会(玉野競輪場)

9月1日(日) 中国地域選手権(玉野競輪場)

9月29~10月3日(日~木) 国民体育大会(茨城県)

10月27日(日) 新人大会ロード(広島県中央森林公園)

11月4日(月) 新人大会トラック(玉野競輪場)

【自転車競技部】 インターハイで学校対抗4位入賞

 7月30~8月2日の4日間、インターハイの自転車競技が沖縄県で開催され、本校は主将の吉野太晟(建3)がケイリンで2位になるなど合計4種目で入賞し学校対抗で総合4位の成績を残すことができました。

学校対抗4位の賞状を掲げる吉野(前列一番左)

 ケイリンは時速50kmまで誘導員がペースを上げ、誘導員の離脱からゴールまでの着順を競うスピード感あふれる競技です。本校からは吉野が出場し、1回戦を2位、2回戦を1位、準決勝を2位と順当に勝ち上がり、6人で争う決勝へ駒を進めました。決勝ではくじ引きの結果誘導員の真後ろからレースを展開することとなりました。誘導員が離脱すると風圧を直接受ける不利な状況にもかかわらず1周半を残してスピードを上げ、レースを作ります。残り200メートルの時点で後続も追い上げを見せますが内側で粘り最後の直線へ。ゴール手前で1人に抜かされたものの、見事な先行で自身初の全国入賞、2位表彰台を勝ち取りました。

ケイリンで2位となった吉野

 4kmチーム・パーシュートには小西涼太(機3)、吉房暖人(デ3)、柏野健吾(土2)、橋本大和(土2)が出場。強風の影響で隊列が乱れたり落車したりしてタイムを失うチームが多発する中、抜群のチームワークで予選を4位で走り抜け、3・4位決定戦へ挑みました。決定戦では相手に臆することなく予選に比べて前半からハイペースを刻み、序盤の1kmではほぼ互角、2km過ぎには約1秒のリードを築きレースを折り返します。終盤にさしかかり本校に疲労が見えてくる中、相手校がラストスパート。序盤のリードを少しずつ削られ、最後は約1秒差を付けられ敗退しました。しかし、チームとして一番力を入れてきたこの種目では5年ぶりの入賞となり、また、記録は4分30秒550と10年ぶりに岡山県高校記録を塗り替える好タイムで個人種目の活躍の原動力になりました。

先頭から吉房、小西、柏野、橋本

 スクラッチには小西が出場しました。この種目は8kmで争われ、細かいルールはなくゴール着順で順位が決定することからトラック種目のロードレースとも呼ばれます。圧倒的なスプリント力を見せつけ1位で予選通過を決めた小西は、決勝でも最後のスプリント争いに向けて息を潜める作戦で勝負をかけました。レースは単発的な逃げが繰り返されるものの、強力な動きも集団が封じ込め、最終局面へさしかかります。前方で3人の選手がスピードを上げてスプリントを開始する中、集団に埋もれて反応が遅れた小西は少し離れた位置から追いかける展開に。先頭へは届かない距離に見えましたが、ぐんぐんとスピードを上げてゴール手前で先頭を捕らえました。最後は横一列でゴールへ飛び込んだものの僅差で敗れ4位入賞となりました。

集団で走る小西

 半周ごとに設けられる先頭責任の回数と着順で順位を決める4km速度競走では、橋本が果敢な走りを見せました。インターハイ初出場ながら10人で争う決勝に挑んだ橋本は抜け出した4人の先頭集団に入り損ね、苦しいレースとなります。しかし、後方から一人でアタックを仕掛け、約2周をかけ単独で先頭集団に追いつきます。先頭に加わった後も積極的にレースをすすめ先頭責任も2回獲得。一人で追い上げた際の疲労から、最終盤の優勝者の動きにはついて行けなかったものの、粘りの走りを見せて5位でゴール。先頭責任の関係で最終順位は6位となりましたが、大会記録を塗り替えるほどのスピードで争われたこのレースで初入賞を決めました。

集団前方で動きを見せる橋本

 このほか、柏野は3kmインディヴィデュアル・パーシュートで12位、吉房はポイントレースで15位、海野晃太郎(土3)はスプリントで25位となりました。

吉房
柏野
海野

 今大会は一年の中で最大目標であり、そうした大会で総合4位という予想以上の結果を持ち帰ることができました。好成績を勝ち取れた要因は、保護者をはじめとした日頃から応援やサポートをしてくださる方々の支えと目標に向けて厳しい練習に打ち込んできた部員一同の努力の成果と考えています。この経験が生徒たちの人生の糧となってくれれば嬉しいと思います。

 今後は8月中旬に開催されるJOCジュニアオリンピックカップ(17歳以下のカテゴリー)や秋に行われる国民体育大会が目標です。気持ちを切り替え、これからも良い成績を残せるよう精進して参りますので、引き続き応援よろしくお願いします。

~今後の試合予定~

8月17,18日(土・日) JOCジュニアオリンピックカップ(長野県)

8月31日(土) 秋季大会(玉野競輪場)

9月1日(日) 中国地域選手権(玉野競輪場)

9月29~10月3日(日~木) 国民体育大会(茨城県)

10月27日(日) 新人大会ロード(広島県中央森林公園)

11月4日(月) 新人大会トラック(玉野競輪場)

【自転車競技部】中国大会20連覇を達成

「第51回中国地域高等学校対抗自転車競技選手権大会」(中国大会トラック競技)が6月7~9日、山口県防府市の防府競輪場で行われ、学校対抗20連覇を達成しました。また、本大会はインターハイの選考レースとなっており、上位の記録を残した6名が7月に沖縄で開かれるインターハイの切符を獲得しました。

【20連覇を達成しました】

4㎞チームパーシュートには小西涼太(機3)、吉房暖人(デ3)、柏野健吾(土2)、橋本大和(土2)の4人が出走。大会記録を目指してスタートからハイスピードでラップを刻み、他校を圧倒します。この日は強風の影響でスピードを維持することが難しく、後半にかけてラップタイムを落としたもののゴールに向けてもう一度ペダルに力を込め、4分34秒140の大会新記録で栄冠を手にしました。

【先頭から小西、柏野、橋本、吉房】

ケイリンでは主将の吉野太晟(建3)が力の違いを見せつけました。残り2周で誘導員がいなくなると一度ペースを落ち着かせ、残り1周に入る手前で加速。ゴール前になってもスピードを落とすことなく、前年度5位と悔しい思いをした大会で自身初の優勝を手に入れました。

【先頭でラスト1周へ向かう吉野】

4㎞速度競走には橋本と吉房が出場。決勝戦では先に吉房が積極的な攻撃を仕掛け、集団を揺さぶります。吉房の攻撃で集団に疲労が見え始めると、カウンターで橋本がペースを上げ、他校の生徒とともに3人の逃げ集団を形成します。橋本はラスト2周を残して再びアタックし、後続を大きく引き離したまま先頭でゴールを駆け抜けました。

【3人の逃げ集団からアタックする橋本】

ポイントレースでは吉房と柏野が健闘しました。春の全国選抜大会で表彰台を獲得した選手に対し、柏野は逃げを打ってポイントを重ね、吉房も得意のスプリントを決めて有利に展開を進めました。しかし、最終盤に有力選手の逃げを許してしまい、吉房が2位、柏野が4位となりました。

【集団で走る吉房】

スプリントでは海野晃太郎(土3)が大金星を挙げました。予選は6位と出遅れましたが、準々決勝では予選2位の選手をロングスパートで破り、準決勝へ駒を進めました。準決勝では惜しくも敗れたものの実力を存分に発揮して3位の結果を残しました。

【スプリント3位の海野。写真は準々決勝のゴール前】

そのほか、チームスプリントで1位、スクラッチと1kmタイムトライアルで小西がそれぞれ2位と3位、3㎞インディヴィデュアルパーシュートで柏野が2位など全種目において表彰台を射止め、学校対抗20連覇につなげることができました。インターハイには吉野、小西、吉房、海野、柏野、橋本の6名が出場します。
今後は7月下旬から始まるインターハイに向けて日ごろの練習や合宿などで力を付け、優勝を持って帰られるように頑張ってまいります。今後も偉大な記録をつなげられるように努力してまいりますので応援のほどよろしくお願いいたします。

そのほかの写真を以下に掲載します。ご覧ください。

【1位を獲得したチームスプリント。先頭から小西、吉野、吉房】

【1kmタイムトライアル3位の小西】

【3kmインディヴィデュアルパーシュート2位の柏野】

【3kmインディヴィデュアルパーシュート6位の髙井銀河(機2)】

【ケイリン7位の西崎教太(化3)】

【スプリント6位の西崎】

【スクラッチ2位の小西】

【ポイントレース4位の柏野】

【自転車競技部】県総体20連覇達成

第53回岡山県高等学校対抗自転車競技選手権大会(県総体)トラック競技が5月11,12日に玉野競輪場で行われ、学校対抗20連覇を達成しました。また、力を入れている4kmチームパーシュートでは大会記録を大幅に更新して優勝し、インターハイ出場の基準記録も突破しました。

【県総体20連覇を達成しました】

4kmチームパーシュートには小西涼太(機3)、吉房暖人(デ3)、柏野健吾(土2)、橋本大和(土2)で挑みました。序盤からチームベストタイムを狙うスピードで周回を重ね、途中少しペースが乱れたもののすぐさま立て直して後半へ。最終盤にかけてはもう一段階ギアを上げ、これまでの大会記録を5秒ほど更新する4分33秒13をマークしました。また、同じ団体種目であるチームスプリントでも優勝し、チーム力の高さを見せつけました。

【4kmチームパーシュートを走る(先頭から)柏野、橋本、吉房、小西】

【チームスプリント。メンバーは(先頭から)小西、吉野、吉房】

ケイリンでは主将の吉野太晟(建3)が力を見せつけました。スピードを上げて先頭に立つと他の先行を許さず、最終コーナーを立ち上がります。最後の直線で西崎教太(化3)も意地を見せ横に並びましたが届かず、吉野が1位、西崎が2位でゴールを駆け抜けました。

【ケイリン。ゴール前で吉野(真ん中)と西崎(左)が競り合う】

ポイントレース、4km速度競走ではレース競技を得意とする吉房が果敢に仕掛け、それぞれで優勝し、団体種目と併せて4冠。2年生の柏野、橋本も3年生に負けない走りを見せ、各出場種目で上位に食い込みました。

【4冠を達成した吉房(右)】

今大会では、4kmチームパーシュートで大会新記録を樹立するなど、好成績を収めることができましたが、今のままでは全国大会では通用しません。インターハイで上位入賞できるよう、今後も練習に打ち込んで参りますので応援よろしくお願いします。

以下に今後のレース予定を掲載します。ご覧ください。
5月26日 県総体ロード競技(広島県・広島県中央森林公園)

6月8、9日 中国大会トラック競技(山口県・防府競輪場)

6月16日 中国大会ロード競技(広島県・広島県中央森林公園)

7月28~8月2日 インターハイ

【自転車競技部】春季大会結果報告

第51回岡山県高等学校自転車競技春季大会が4月14日、玉野競輪場で行われ、4kmチームパーシュートで大会新記録を樹立するなど、好成績を収めることができました。

4kmチームパーシュートには 小西涼太(機3)、吉房暖人(デ3)、柏野健吾(土2)、橋本大和(土2)の4人で挑みました。前日の練習よりもハイペースで序盤のラップを刻むと、隊列を崩すことなく後半に入ります。小西が離脱し3人体制になると更にスピードを上げてゴールを駆け抜け、4分36秒37の大会記録で優勝となりました。

【大会新記録を樹立した4kmチームパーシュート。(先頭から)小西、柏野、吉房、橋本】

雨の中行われたスクラッチでは、単発的にアタックが繰り返されますが逃げグループは形成されず、大集団のままラストラップへ。小西が先手を打ってスプリントを開始するとぐんぐんと後続を突き放し、10メートル以上リードを保ったままゴールラインを駆け抜けました。

【後続を突き放してゴールへ向かう小西】

ケイリンでは吉野太晟(建3)が盤石のレースを進めました。ラスト1周で先頭に立ち、ラストスパートをかけると他を寄せ付けない強さを見せ、優勝を勝ち取りました。

【先頭に立ってペースを上げる吉野】

このほか、チームスプリント、スプリント、1kmタイムトライアル、4km速度競走、ポイントレースでも勝利し、9種目中8種目で勝利し、学校対抗でも1位となりました。

【チームスプリント。(先頭から)吉野、小西、吉房】

【ポイントレースで優勝した柏野(左)と2位の橋本】

今後はインターハイへ向けた最初の関門である県総体(5月)へ向け練習を重ねて参ります。これからも応援よろしくお願いいたします。

【自転車競技部】全国選抜大会結果報告

平成30年度全国高等学校選抜自転車競技大会が3月21~24日、北九州メディアドーム(福岡県北九州市)などで開かれ、吉房暖人(デ2)がポイントレースで11位と健闘しました。

【ポイントレースで11位と健闘した吉房(写真は予選)】

ポイントレースは、2㎞ごとに設定された周回の着順ごとに得点(1着=5点、2着=3点、3着=2点、4着=1点)が振り分けられる種目で、決勝戦は計12回あるポイント周回の合計得点で順位を競います。吉房は予選を5位で通過し、24人で争う決勝戦へ進出しました。
吉房は後半勝負に備え序盤は集団内で息をひそめます。7回目のポイント周回で4着に入り1ポイントを獲得すると、9回目のポイント周回では切れの良いスプリントで1着通過し合計を6ポイントとします。最終周回でも得点を狙い集団スプリントに加わったものの9着で得点を伸ばせず、11位となりました。

【ポイントレース決勝を走る吉房】

ゴール着順で順位が決まるスクラッチには小西涼太(機2)が出場。6kmで争われた予選は小集団でのゴールスプリントとなり小西は6着でゴール。5着以内が決勝に進めるため、予選通過とはなりませんでした。タイムトライアル競技である3㎞インディヴィデュアルパーシュートには柏野健吾(土1)が出場し、自己ベストを8秒ほど更新する好走を見せましたが、3分38秒062で18位となりました。

【スクラッチ予選を走る小西】

【自己ベストを更新した柏野】

そのほか、橋本大和(土1)はスプリント予選に出場し、11秒789で27位。ケイリンに出場した西崎教太(化2)は1回戦、敗者復活戦とも力及ばず予選敗退となりました。
熊本県で行われたロードレースには吉房と柏野の二人が挑みました。序盤からハイペースにレースが進み、集団は細かく分裂。吉房は第3集団ほどに残り先頭を追いかけましたが引き離される形でゴールし51位、柏野は途中棄権となりました。

今大会は新チームで初めての全国大会となりました。吉房は入賞こそできませんでしたが、国体では思うようなレースができず悔しい思いをしていただけに、この結果は今後に向けて良い収穫になったと思います。また、1年生二人も結果にはつながりませんでしたが、初めての全国大会で自己ベストを更新する走りを見せてくれました。次に目標とする大会は夏のインターハイとなります。今回の反省を練習に活かし、一人でも多く表彰状を持って帰れるように本番へ向け練習に打ち込んで参りたいと思います。今後も応援よろしくお願いいたします。

【橋本(スプリント)】

【赤色のキャップが西崎(ケイリン)】

【ロードレースにも出場した吉房(写真真ん中)】

【柏野】

 

【自転車競技部】新人大会トラック競技

 第48回岡山県高等学校自転車競技新人大会のトラック競技が、11月18日、玉野競輪場で開かれました。
 今大会は、3月の全国選抜大会の出場を決める大事な大会となっており、1校あたりの最大出場枠である6枠獲得を目指して、レースに臨みました。
 1kmタイムトライアルでは、2年生が奮闘しました。小西涼太(機2)は自己ベストを更新しただけでなく、大会記録を塗り替える1分8秒16で優勝。2位には吉房暖人(デ2)、3位には吉野太晟(建2)が入るなど、上位5位までを本校選手が独占し、力を見せつけました。

[1kmで大会新記録を更新し、優勝した小西]

 3kmインディヴィデュアルパシュートでは、2年生に代わって1年生が活躍。優勝した柏野健吾(土1)は秋季大会の記録を約4秒更新する3分46秒68で県大会初制覇。2位にも1年生の橋本大和(土1)が入り、先輩たちの出場がなかった種目を見事にカバーしました。

[県大会初優勝の柏野]

 ケイリンでは夏以降から力をつけてきた西崎教太(化2)が持ち前のダッシュ力を活かして優勝。スプリントは本校同士での決勝となり、吉野が小西との戦いを制しました。ポイントレースでは吉房が大量得点を稼ぎ出し圧勝しました。

[ケイリン決勝。先行する白キャップが吉野。後方の白黒キャップが優勝した西崎]

[ポイントレース。先頭が優勝した吉房]

 このほか、4kmチームパシュート、チームスプリントといった団体種目でも1位を獲得し、新チームとして良いスタートを切ることができました。

[4kmチームパシュート。先頭から小西、吉房、橋本、柏野]

  これらの結果から、選抜大会の6枠を獲得することができました。今大会が年内最後のレースとなりましたが、これからは選抜大会での優勝を目指し、オフシーズンの厳しいトレーニングに励んで参ります。今後とも応援よろしくお願いします。