○資格・検定について
(1) 資格と検定の学習

 工業高校で重視している勉強の一つに、資格・検定の学習があります。資格・検定には国家資格、公的資格、民間資格など1000種類以上もあります。自分の専門知識を確認する意味でも資格・検定の学習は欠かせません。

 また、長期の不況で終身雇用制度が見直され、実力・能力主義が雇用や給与の主流になりつつある中 、資格や検定は自分の能力や実力を証明する最も有効な手段として、近年ますますその取得が重視されてきています。企業の中には資格の有無によって給与が異なる場合もあります。資格があれば、就職が有利に働く場合もあります。工業高校での三年間を有意義なものにするためにも、是非、資格・検定取得に積極的に取り組んでください。

 資格・検定は 、勉強している専門学科の有利さを活かせるものを選ぶのが取得の近道です。専門科では補習や授業で資格・検定の勉強もします。こういった機会を最大限に活かしつつ、家庭学習で一発合格を目指してください。余力のある人は英語検定や漢字検定に挑戦するのもよいでしょう。

(2) 資格と検定の違い

 資格は仕事によっては、持っていないと違反になるものです。
 このことは、逆に必要な資格をもっているとその仕事をすることができることになります。企業としては資格が多ければ多いほど、任すことができる仕事が多く、すなわち仕事ができる人間ということになり、給与がよくなるわけです。

 一方、検定は実力の目安として重視され、客観的な評価として実力を証明することができます。